スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
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長澤まさみの出番だけ面白い・・・のですか。
はい、長澤まさみが出ているところだけ面白かったです。
居ない場面は所謂「怪獣映画のドラマ部に退屈している未就学児童」状態に陥らせてくれて困りまくりなんですが・・・。
その構成が
「アメとムチ」
「メリとハリ」
それが計算ではないか
終盤までは長澤まさみが「回想」のみで登場というのもある意味色々考えさせられ
「現在」のシーンのつまらなさも「壮大なタメ」として
トータルとしてのバランス計算なのではないかと。
従って
「長澤まさみの出番以外はつまらない」という僕の思い自体が監督の罠にはまっているのでは
「お釈迦様の手のひらのなかの孫悟空」状態なのではないか
と不安にさせられました。
なにはともあれ円盤化されてチャプターついてたら
購入して
長澤まさみの出番だけ盤がすり切れるまで観まくる所存です。
私は好き
おっさん達がスオミを取り合ってわちゃわちゃするのが、とても面白かった。
騙されてたと知りつつもスオミのことを嫌いになれない男達が、どうしようもなく馬鹿で、そこが可愛い。
都合よく頼られたりすると、嬉しさを隠せずにニコォ〜としてしまう表情に集約されている。
彼ら自身も色々と面倒臭そうで欠点もあるけれど、同じくらい魅力的なところもあって、なんだかんだでちゃんと愛情はあったのかなと思うと、ほっこりする。
でも5.5君にはもう少し優しくしてあげても良かったのでは(笑)
本当につまらない
三谷さんの脚本、長澤まさみさん主演で期待していましたが、本当につまらないです。
つまらなすぎてレビューを書こうと思ったのは初めてです。
現役の刑事が警察の組織から離れて勝手に動くことや逆探知機が昭和版など、現実ではありえない設定は映画の中の話として百歩譲って許せるけど本当に全く面白くないです。
クスリとも笑えないし、逆に痛々しく感じるくらい。
唯一の救いは宮澤エマさんの演技が良かったこと。
長澤さんはせっかくの主演なのにどうしようもないストーリーのせいで「長澤まさみの無駄遣い」状態で気の毒でした。
まだ観ていない皆さん、映画館に観に行く必要ないですよ。
いつかAmazonプライムで無料配信になったとしても観る価値なしです。
面白くはあるけれど…
舞台でやれば?
舞台だと集客が見込めないのかしら?
なんかネタは面白くて、男の嫉妬とか見栄とか小物っぷりとか、色んなパターンを当て嵌めて、それこそその時代や時説に合わせて変化していくような巧妙な脚本ではあると思う。
人の性癖や趣向なんてモノは職業の制約も受けないわけだから。
ただ…本作はなんだかテンポが悪い。
せめて、も少し早口でもいいんじゃないかと思う。
なんて言うかヒートアップしていく流れが、撮影の体制により中断を余儀なくされて、いちいちエンジンをかけ直さなきゃいけないみたいな…そんなまどろっこしさが抜けなかった印象だ。
芝居の質もやっぱくどい。
役者が気負うのか、監督の好みなのかは分からないのだけど、OKテイクにはなってるわけだ。
どうにもいただけない。
最後のヘルシンキもカーテンコールなのであろうと思う。まさかインド映画にインスパイアされたわけはないだろうし。
アレ見てどうすりゃいいの?
なんか踊り慣れてないキャストのダンスを見せられて、垂れ流しのアングルと編集で、正直寒い。
なんか照明も舞台装置もチープで、どこぞの小劇場規模の地味ぃぃぃな感じ。
もう、舞台でやりゃいいじゃんよ。
そんな作品。
ん?
それとも舞台でやる為の布石か?
「ああ、この作品面白いけど、映画はつまんないから舞台で見たかったなぁ」的な評価を集めた上での舞台化を目論んでるのか?
…肉を斬らせて骨を断つ的なマーケティングなのか?
だとするなら、恐るべし戦略だ…んな訳あるかっ!
長澤さんのソウルメイトの人は三谷演出には合ってると思うし、芝居巧者だと思われる。
体の使い方が段違いに上手かった。舞台を主戦場にしてらっしゃる方なのかなぁ。
三谷作品を見るたびに思うのは「ラヂオの時間」は面白かったのになあ…だ。
つまり…今回もハズレだった。
うちの自慢の長澤まさみを見て~~♥♥♥
っていう映画。
包み隠さなすぎていっそ清々しいレベル。
一つでも多くバリエーション豊かな長澤まさみを詰め込めれば脚本などどうでもよかったんでしょ?気持ちは分かるわ。長澤まさみだもんね。顔面で優勝してるからね。分かるわ。
何とかして長澤まさみに三つ編みセーラー服着せたりツインテールさせたり内気か細奥様させたり中国語喋らせたりサバイバルさせたり歌わせたり踊らせたりしたかったんだね。
分 か る 。
長澤まさみだもんね!!!!
愛に答えて男のために自分を殺して生きてきたみたいな語りしてるけど、いや大分男を消耗品扱いしてる身勝手女ですよね…?
3億円もらってたら男どもが稼いでかき集めた金もってフィリピン行ってたんやろ?
結果的にうまくいかなかったから、お金は要りません一人立ちします!って言ってるけど、うまくいってたらとんずらこいてたんだろ?
その計画にも新しい男使ってるし、5.5人目は趣味じゃなかったから捨てて6人目で稼ぐんやろ?
結婚詐欺師なのよね…やってることがね…
ほんでただ男引き連れて踊らせたかっただけなヘルシンキ落ちは草なのよ。
まあ分かるけどね。
長澤まさみだからね。
大物俳優たちが群舞してるのも愉快よね。
でも長澤まさみに全てをお任せしすぎだよね!!!!
分かるけどね!!!!!!
予想通り
三谷幸喜
1980年代日大在学中に結成した
「東京サンシャインボーイズ」
を成功させ徐々にテレビの
放送作家の仕事も関わるようになる
サザエさんの脚本も務めた事が
あるが世界観を壊すシナリオで
降板させられたりしたとか
1990年代にはフジテレビのドラマ
「振り返れば奴がいる」
「古畑任三郎」
等ヒット作で一気に知名度を高め
後半からは監督脚本を務める
映画作品も撮るようになり
「ラヂオの時間」
「有頂天ホテル」
等がヒット
基本的に舞台劇シナリオが
基本形のような作品が多い
の最新作
どうだったか
予告から思っていた通りの
ガッカリ感でした
もうごちゃごちゃ言わなくても
わかる感じ
舞台劇のシナリオに無駄な絵が付いた
だけの退屈な映画
個人的に思う「舞台劇」ってのは
真っ暗なステージ上の演者に
スポットだけが当たるような環境で
役者の狂言回しで話が進んでいき
「ここは深海の暗い暗い深度3000m」
と言ってしまえばもうそこは
深海になります
その為には役者は演技力を
フル回転して場を作るでしょう
この映画はそれと「実際の深海」
がそこにあるのに同じように
役者に演技させちゃってます
仰々しくうるさくなります
それが2時間続きます
苦痛です
突然失踪したとされる
「スオミ」なる女性と結婚歴が
ある5人の男たちのスオミとの関係が
話の軸なのですがもうこの時点で
舞台スケールのシナリオにしか見えません
信じられないような寒いギャグを
ぶち込んできてもう
共感性羞恥心で見ていられなかった
終盤にスオミが実際に出てきちゃった
のも寒いです
この話に全く必要ありません
警察関係者かぶらせすぎなのも
よくわかりません
何かあまり深く考えていないで
作った気すらします
ハッキリ迷走してますねこの監督
ラヂオの時間の頃のスタッフが
もういなくなってるので仕方が
ないんでしょうけどもう次回作はいいかな
聖徳太子の話をしよう
ラスト、現・前・元旦那達の前のスオミ、爆笑しながら身も凍えました。「何がジェーンに起こったか?」のジェーンは2つの顔でしたが、スオミは5つの顔でした。旧友も入れたら6つですが。
三谷ワールド満載でした。
追記。聖徳太子、賢人数人の合成架空人物の説があるそうです。
舞台劇なら最高だったけど・・・
三谷幸喜監督の下、主演の長澤まさみをはじめ、西島秀俊、坂東彌十郎、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一などなど、豪華キャストが配されたゴージャスな一作でした。予告編も散々観たので、何となくドタバタ喜劇なんだろうなというイメージを持って観に行きましたが、ちょっと残念な結果でした。
長澤まさみ演じる”スオミ”と言うのは、フィンランド語で”フィンランド”を意味すると言うことが明かされ、実際その通りのようです。彼女の現在の夫は坂東彌十郎演じる寒川しずおでしたが、予告編でも公開されていた通り、寒川は5番目の夫というのが話のポイント。それぞれの夫ごとに性格が全く異なるスオミが、一体何者なのかということを解き明かしていく謎解きの妙を楽しむべき作品だったと思われるのですが、正直かなり無理のあるストーリーだったように感じてしまいました。
また、最終的にフィンランドの首都”ヘルシンキ”を唄ったミュージカルチックな唄も登場し、長澤まさみが唄に合わせて登場人物が踊るシーンで幕になるなど、徹底的にスオミ=フィンランド=ヘルシンキに拘ったお話でしたが、フィンランドのシーンは一切なく、8割方が坂東彌十郎演じる寒川しずお邸が舞台になるお話でした。フィンランドで生まれたらしいスオミが、フィンランドに拘るのも分からないでもありませんが、狂言誘拐までして拘るほどの気持ちもイマイチ理解出来ず、結局最後までその辺の引っ掛かりのために面白さも半減してしまったように思いました。
ただ、前述のとおりほぼほぼ寒川邸が舞台になっていることや、最後はミュージカルのようにして締めくくられることから、本作が舞台劇であったとしたら、相当面白かったんじゃないかとも感じたところ。無理は承知ですが、舞台劇として公演してくれれば、是非観に行ってみたいとも感じた作品でした。
そんな訳で、映画としての本作の評価は★2とします。
階段の上の長澤まさみ
長澤まさみさんが夫に合わせて変化する、というアイデアは面白いと思いますが、
あまり生かしきれてなかったような。
(3人目、会話がずっと中国語というのは旦那が可哀そう(笑))
家事がもともとできない、という設定で、予告を見て想像していたものとはなんだか逆でした。
最後、どうやって終わらせるのかなと思ってみてましたが、
歌って踊ってごまかすなっていう(笑)
長澤まさみさんはやっぱり歌も上手でした。
(「シング」、「若者たち」で知ってましたけど。)
ワン・アイディアの映画
他の方のレビューにもありますが、
ストーリー的なものはほとんど無いです。
というか、自分もそうですが、
予告見ただけでオチが分かる人は沢山いると思います。
で、その通りのオチですw。
もう清々しいほどワン・アイディアの作品です。
自分的にここまでアイディア一個で作られたものを見たのは久しぶりです。
なので後は、シチュエーションと小さなくすぐりを楽しむだけかと。
で、5人のスオミの夫俳優さんが皆さん、
チャーミングに撮られていると思いました。
ちっちゃい男の西島さんと可愛い瀬戸康史さんのバディが好きです。
三谷さんも「西島さんの刑事モノやりたい」と言っていたけど、
この二人の刑事ドラマ見たいです。
(古畑みたいになるかもしれないから、アレかもですがw)
エマさんも可笑しくて美しくて素敵です。
で、結局、この映画は長澤まさみさんのための映画なのですが。
三谷さんは「サッパリした長澤さんが大好き」等言ってましたが、
自分は逆で、しっとりした長澤さんがそろそろ見たいです。
『嘘を愛する女』とか『海街ダイアリー』とかのような、
大人な、ヨーロッパの俳優さんみたいな感じの。
長澤まさみと…?
それはそれは彼女の魅力は伝わった。
でもそれが全てならもっとクレイジーな人格が出てきてもいいし、なんなら精神疾患くらいだった方が面白かった気がする。夫のステータスも刑事2人いらんくないか。
笑ったのは現及び元夫たちと一同に介して、それぞれの妻キャラで早変わりで返答していく場面のみ。
舞台で観てたらもう少し面白かったのかな…長回しのよさとか素晴らしさみたいなものもまるで伝わらず。
宮澤エマがちょいちょい出てくるけど、早々とスオミより面白い味出してるからスオミの七変化も薄れる。
何より好きな西島さんがそんなにかっこよくない。
なぜ…笑
終盤畳み掛けるように出てくる美しい長澤まさみと歌声で元をとろうと必死にスクリーンを凝視。
七変化だとどうしてもコンフィ○ンスマンが浮かびアハ体験も何もない薄っぺらいストーリーに渋さを感じずにはいられない。
フィンランドへの愛
三谷幸喜がインタビューで、今作に演劇的要素を入れたと語っていたので、豪邸での男たちのやり取りはまさに舞台の演劇のようだった。その会話や動きから感じるおもしろさは、確かにある。あるんだけど、スオミがちょっと中途半端じゃないかしら。スオミが男によって変化するのは、自衛本能なのか、はたまた男から何かを得ようとしているのか、ただおもしろがっているだけなのか。最終目的は明かされるけど、なぜこのスタイルになってしまうのかがわからない。あと、薊はいつからスオミと団結したのか、この2人の絆がどういうものなのか。全部説明しなくてもいいけど、女の方も描かないと、話が偏ると思う。せっかく長澤まさみが主役なんだから、笑いだけでなく、悲しさや苦さも入れようよ。私は、スオミと薊のそういう部分も知りたかったな。
三谷幸喜がフィンランドと縁があったのか知らないが、フィンランドへの愛がハンパない。ヘルシンキには私も行ってみたい。サウナはあるし、シナモンロールはあるし、オーロラも見えるし、すごい楽しそう。骨を埋められるかはわからないけど。とりあえず、エンディングでハッピーにはなった。
舞台劇みたいだった
三谷幸喜作品を大して見てないので、今回楽しみにしていました。
スオミという女性がいなくなり、元&現夫が集結して彼女の話をして(タイトルどおり)行方を追うストーリー。
もう少しミステリーな感じが強いのかと思っていました。それぞれがどういう経緯でスオミと出会い別れたのかは面白かったですが、予告で元夫が5人いるとわかっているため、次は誰?みたいなワクワク感は薄かった。
人によって印象が違うという、それがこの話の面白いところですが、スオミが本当に実在する人なのかというような話の方が良かった気がします。それだとコメディにならないか。。とにかくミステリアス感がないからそれぞれの自己紹介をしてるだけ…
そんな感じがしてしまいました。
「スオミ」って最初に聞いた時、子どもの時に聞いたり読んだりした人魚姫が頭に浮かびました。王子様がスオミの国の姫と結婚するとかだったような。フィンランドの事だったんですね。何かこのフィンランド設定がピンとこなかったです。
長澤さんの夫にあわせてコロコロ変わるとこはすごかった。
瀬戸、宮澤、戸塚のお三方はコメディがはまって好きです。今回も良かったです。
何故か
あんまり・・一番笑えたのは黒光の連呼のトコ位。最後のダンス、西島さんと桃李くんのがなんか微笑ましかった。どこかテンポも悪く、映画とちょっと違うのかな? 感も。
真相を明かすシーンの長澤さんのスタイルの良さが際立つ、凄い高ヒールだったけど。その後のジーンズも良かった。西島さんヘちょっと匂わせは余計、役所に提出させるだけにしては思わせぶりですよね。
長澤さんの悪女?ショー
このサイトでは評判がよくないが、それほど悪くない。元旦那たち&現旦那によるドタバタ劇で長澤さんの悪女ぷりがいい。ギャグは滑り気味だけど、なんとなく楽しく、リラックスしながら見れた。三谷さんらしい会話劇でいいのではと思う。あとでネットで舞台の映画化を意図していたということで、改めた納得した。結構、秀作だと思う。
宮澤エマが出れば出るほど話しが胡散臭くなる面白さ
2024年映画館鑑賞87作品目
9月16日(月)イオンシネマ新利府
ハッピーマンデー1100円
監督と脚本は『ラヂオの時間』『みんなのいえ』『笑の大学』『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』
『ステキな金縛り』『清須会議』『大空港2013』『ギャラクシー街道』『記憶にございません!』の三谷幸喜
今更ながら舞台出身らしい三谷作品の佳作
セスナ機に乗る前の屋敷でのやり取りとかミュージカル仕立てのラストシーンとか
娯楽映画として十分に及第点
歴代5人の夫にはいろいろと問題点が
1番目は元教師でスオミが中学の頃から交際している(スオミに罵倒されるのが好きなドM)
2番目は詐欺師で前科あり(YouTuberで成功しているようだが見栄っ張りでスオミに貢ぎすぎてカネがない)
3番目は警察組織の立場を利用しスオミの数々の後ろめたいことをもみ消してきた(スオミを上海出身の中国人だと思い込んでいた)
4番目はスオミの意見を尊重しない
5番目は妻よりカネに執着しその割に詩人という立場から金持ちだということが世間にバレたくないしょーもない守銭奴
5人の夫の前で白状するキャラ分け(特に中国人キャラ)はうざすぎる
今更ながら長澤まさみは背が高い
足が嘘みたいにとても長い
ニーナ・ウィリアムスの実写とか似合いそう
さぞや椅子に座って足を組んだら様になるだろう
それでいて杏と違い不思議と威圧感が全くない
モデル出身と東宝シンデレラ出身の違いかもしれない
日本人女性の平均としては高めというだけでシガニー・ウェイバーのように驚くほど身長が高いわけではないが
エンドロールが極端に短いのも特徴の一つ
これが主流になってくれるといいが
特に洋画
どうせあっちは下火なんだからこっち側が勝手にカットしてもいいと思う
日本人の多くからすればあれは無駄以外のなにものでもない
興味があればパンフレットを買えばいいしその方がわかりやすいしむしろその方が映画業界全体のためになる
エンドロールの最後が三谷幸喜じゃない
脚本と監督としてわりと早めに名前が登場する
映画作りにおいて監督や脚本家はそれほど偉い立場ではないってことだね
いくら怒鳴ってみたところでわりと立場は弱い
多くの人が勘違いしてるけど
結局お金を沢山出す人が偉いのだ
配役
失踪した人妻のスオミに長澤まさみ
スオミの母の時枝に長澤まさみ
スオミの1番目の夫で寒川家の庭師の魚山大吉に遠藤憲一
スオミの2番目の夫でYouTuberの十勝左衛門に松坂桃李
スオミの3番目の夫で草野の上司の宇賀神守に小林隆
スオミの4番目の夫で刑事の草野圭吾に西島秀俊
スオミの5番目の夫で詩人の寒川しずおに坂東彌十郎
スオミの中学時代のソウルメイトでスオミのいるところどこにでも現れる薊に宮澤エマ
草野の部下で刑事の小磯杜夫に瀬戸康史
寒川の世話をしている出版社社員の乙骨直虎に戸塚純貴
寒川を取材する記者に阿南健治
記者と共にやって来たカメラマンに操上和美
イタリアンレストランのウェイターに梶原善
捜査三課仮装大会でコスプレする刑事にゆうたろう
寒川の息子の寒川太郎に山本海成
長澤まさみ=スオミって誰?
スオミって漢字でどう書くのかな?
本当にスオミって名前の人がいたら、これは私がモデル?という風に思うだろうか?珍しい名前だよね。三谷さんは脚本で当たり前の名前の人の話なら当たり前の人生だっただろうけど、スオミなんて珍しい名前なので珍しい人生を送ってきて夫が5人不思議だわ。
中国語しか話せないスオミが設定が変。会話出来ないで結婚した?3番目の夫がスオミに婚姻の手続き任せて、結婚していた時は中国籍に俺はなっていては無理設定?警察官(刑事さん?)は公務員だから中国籍になって公務員出来るんですか?て言う頭で話は考えるのはやめた。
長澤まさみの七変化を楽しむ映画。最後は踊っているし、三谷さんの見たい長澤まさみを堪能した映画かな。
期待度△鑑賞後の満足度✕ つまらない。これが“本当に”最高傑作なら後は推して知るべし。やはり私には三谷幸喜は合わないわ。
①映画館では笑ってる人もいたが、私は殆ど笑えなかった。三者面談での遠藤憲一の髪形のみ笑えた。
②長澤まさみもアップになれば目尻の小皺なんかが目立つようになってきたんだなぁ。
③スオミが女結婚詐欺師なら何とか分かるように努力したいが、そうでなかったらまるっきり人間像として説得力がない。いくらフィクションとはいえこんな人いないでしょう。
男達にしてもみんな殆ど中身がない。
三谷幸喜がミステリー好きなのは知っているが、まるで出来の悪いミステリーみたいに登場人物が謎を構築するための記号にしか過ぎず血が通ってない(こういうのをカードボード・キャラクターというのかな)。
③途中で話のカラクリが透けて見えるので、ミステリーとしても中途半端。
で、途中からは、昨日見ていたYouTube で西島秀俊は鼻を整形していると言ってたので、西島秀俊の鼻ばかり見てました。確かにあの鼻フックは整形っぽい。今まで何となくしか見てなかったけど。
④変なこだわりだけど最初から観ていないと一本の映画として観たとカウントしない主義なので、『ラジオの時間』とか頭のところは観ていないので、そういう意味では三谷幸喜映画は一本も観ていない。でも観た部分もそんなに面白いとは思わなかった。
TVドラマも少しは観たことがあるけれども、やはりあまり感心しなかった。
ということで世評ほど三谷幸喜作品を評価していなかったし、意識的に避けていたけれども、今回はもしかしたらちょっとは面白いかも淡い期待を抱いたけれどもやはり駄目でした。
ラストのミュージカルシーンも旧きよきハリウッドミュージカル映画のオマージュだろうけど付け足し感拭えず。
演出も特に巧いとも思えず。やはり過大評価されてるんじゃないかしら。
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