スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
全404件中、261~280件目を表示
三谷幸喜さんに聞きたい。
長澤まさみさんの事が大好きでしょ?
長い時間独占したくて、その為だけの作品でしょ?
職権乱用だと思いますし羨ましいですが、長澤まさみさんのファンからは絶賛されますよ、たぶん。
男性陣のキャラが1部ぼやけてるとか、過去の夫が多すぎるとか言いたい事は有りますが、とりあえずソコソコ面白かったし、長澤まさみさんを堪能出来たので、満足してます。
長澤まさみの三谷ワールド
長澤まさみの七変化
■あらすじ
豪邸に暮らす著名な詩人寒川の妻スオミが行方不明に。
豪邸を訪れた刑事の草野はスオミの元夫、寒川に操作を開始すべき、
と伝えるも「大事(おおごと)にしたくない」と拒否。
ところが、次から次へとスオミを知る男が現れる。
なんと、いずれもスオミの元夫。
その男たちから語られるスオミの姿、性格はまったくの別人。。。
■感想
超豪華キャスト、そして三谷劇場ということで期待していったが。。。
ところどころ、クスっとするコメディはあったけど、切れ味はない。
ストーリー、展開は読めてしまった。
ただ、俳優さんたち、ホントすごい。
元夫4人と現夫たちの演技もさることながら、スオミ演じる長澤まさみさん、
それぞれの男性の前での姿、キャラを演じ分ける。
しかも、ラストの5人との対峙シーンはすごい。
スタイルいいわ、演技うまいわ、さらには歌もうまいわ。
エンドロールで、戸塚さんが5.5となっていたことは不憫であった笑
そして、6番目は・・・笑
三谷幸喜は日本屈指の娯楽作家
この作品は三谷幸喜と長澤まさみのタッグだと知り、興味が湧き西島秀俊や松坂桃李、坂東彌十郎など日本を代表する俳優たちが脇を固め必ず見ようと思った。
そして劇場で鑑賞をした後の感想として
「三谷幸喜は日本国民を楽しませる娯楽作家」だと感じた
予告編にも分かるように5人の夫・元夫たちの知る
スオミはそれぞれ異なる。
それを知っている上でも三谷幸喜が織りなすストーリーには観る者をクスッと笑わせるような要所がたくさんあった
これ以上ネタバレは綴れないが昨今伏線や重なりに重なるストーリーとは異なり、シンプルで老若男女問わず誰もが「見てみたい」と思うような簡単なようで簡単ではない
日本屈指の娯楽作家による作品だと感じた。
また主演を務めた長澤まさみは誰もが日本を代表する大女優と分かっていても「おぉ」と思えるような安定感、そして5人の夫・元夫を演じた名優たちによる個性や重厚感のようなものによってこの作品を華やかにしていた。
この点も含めて日本を代表する俳優たちが集まっても駄作が生まれてしまう様に今作に出演した人々はストーリーに対して合格点以上の演技を見せたのではないだろうか
そのように思えるように「スオミの話をしよう」
という作品は突飛とした内容ではなく、これまで日本人が愛した「シンプルな娯楽映画」を送ってくれたと改めて
賞賛を上げたい。
笑えない三谷作品初めてです
茶番ミステリー
スオミの話をしよう
監督、三谷幸喜、主演、長澤まさみさんを始め、映画、テレビで活躍し...
監督、三谷幸喜、主演、長澤まさみさんを始め、映画、テレビで活躍している俳優陣がラインナップされ、面白くないわけがないでしょ。と、楽しみにして観に行きました。
三谷作品共通の舞台調(ほぼ同じ場所で繰り広げられる)と、映画予告である程度想定していた始まり方に、クスクス程度の笑い交じった前半はまあまあOK。しかし、中盤以降は話のテンポや間ももう一つで、ここが悪いと三谷作品は活きてきません。唯一異なる場面でのドタバタ前後も、これで観客を大笑いさせたかったのだとしたら、これまで培ってきたブランディングに黄色信号が灯る気がします。
後半に突入し、(まさかこのまままでは終わらないよな)と不安に思う私に、おっと思わせるシーンが始まり、ここから旦那の好みに合わせて妻を演じてきた女性の切なさを伝えるメッセージでまとまっていくのかと期待しましたが、そうでもなく、観客を置いて行きかねない不可思議なエンディング(長澤さんの歌は良かったですが)で終わってしまいました。三谷監督の笑いのツボは分かっているつもりなのに、吹き出しそうになったのは、ナッツが入ったアンモナイトだけでした。
これを観て満足する方は、七変化(変容)を見せた長澤まさみさんのファンでしょうか。私は「ロストケア」で素晴らしい演技を見せてくれた彼女に関心を寄せています。なのにこの映画は彼女を無駄に使ってしまった。それはキャスティングではなく、彼女の時間をです。容姿は誰もが永遠ではありません。この作品で費やした時間分、もっと彼女のキャリアが高まっていくような時間(映画)に使えなかったのかと残念でなりません。
「ナミビアの砂漠」と実は同じテーマだ
<スオミ そんなに悪くないよ>
映画.comのレートが3を切ってたので、あまり期待しないで見ましたが、まぁ三谷幸喜の映画として十分楽しめました。1とかの評価してる人もいましたが、そこまで酷い映画ではなかった。
まぁ、事前の期待が大きすぎると、ガッカリしてしまうのは、映画の常です。だから、事前には期待しないで「真っ白な頭」で見るのが正しい。
そうやって見ると、三谷幸喜らしい面白さが散りばめられている映画で、十分楽しめるものです。もちろん、傑作とは言いませんが。それと、この映画はもう、完全に長澤まさみの様々な魅力、七変化を楽しむ映画と割り切った方が楽しめます。
独善的な世の中の男は、みんな違ったスオミに求める人格を自分で勝手に投影し、強いていただけだった、女はそれに対し... という男女のテーマを扱っています(このくらいは、TV予告見てればわかる話)。
で、このテーマ、実は河合優実の「ナミビアの砂漠」が扱っているテーマと全く同じではないか!? もちろん、取り上げ方や映画の描写、描き方などは、まったく違うものだけど、アプローチの仕方が異なるだけで、同じ事を描いているなーと、面白く見させていただきました。このスオミを見て、またより深く「ナミビアの砂漠」も理解できたような気がいたしました。
<とはいえ>
ナミビア〜と比較すると、男性を翻弄する、翻弄具合が全くゆるすぎる。ナミビアくらいグッチャグチャに翻弄しまくった方が、ミステリー度が上がり、ラストのオチが効いたかもしれない。 あと、大阪人として不満だったのは、瀬戸くんのツッコミの間がいまいち。間髪入れずにツッコむ事に意識が行き過ぎ。ほんの一瞬頭で理解してツッコむ微妙な間ができてない。それから、ミステリー度をもっと高めたり、格旦那とのエピソードシーンでは、旦那の悪いところがわかりやす過ぎて、後の展開がすぐに読めてしまう。ここはサラッと演出すべきだった。
私が編集するなら、ラストの駐車場のシーンは全カットで、ミュージカル風ダンスを入れた後に、間髪入れず瀬戸くん(小磯)と出会うシーンで終わりにするよな。
三谷幸喜さんらしい作品
舞台なら面白いかも
全404件中、261~280件目を表示