スオミの話をしようのレビュー・感想・評価
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相変わらずの三谷幸喜節
今やってる菅田将暉のドラマもそうだけど、なぜこうも無駄にキャストを揃えてさして面白くもないドタバタ展開を好むのか。。話も見え見え。コンフィデンスマンと被る。。良かったのはエンディングくらい。みんな楽しそうだった。
長澤まさみを楽しむ映画
まさみちゃんファンなので観たけど、正直な感想を申しますと、内容はそれほど面白くなかった。まさみちゃんとエマさんの演じ分けを楽しんだり、まさみちゃんの七変化に惚れ惚れしたりする映画だと思う。途中、夫たちとのやり取りにクスッて笑ってしまうのは、三谷さんパワーなのかな?私はタクシーの中の急激なキャラ変とか、ドMエンケンさんが好きだったなぁ。最後のミュージカル仕様は、歌うままさみちゃんのための演出?夫たちによるバックダンサージワるよ。
別に面白くない
人によって印象が全然違う女というので
タイトルや個々の名前、舞台風な流れ的に
小説みたいによく作り込まれた
それぞれの視点から見ると違って見える
人生観やポリシーやなんやらがある
そういうのが期待できるかと思ったけど全くだった
良くも悪くも三谷作品
せっかく演技できる人使って中身がない感じ
でも三谷作品にしては
そこまでキャスト豪華じゃなかったか
松坂桃李が出てきてから少し面白くなった
藤沢エマが長澤まさみの同級生は
老けすぎじゃない?と思ったけど
実年齢では藤沢エマ88年生まれ、
長澤まさみ87年生まれだった
ちなみに松坂桃李と瀬戸康史も88年だった
戸塚が92年生まれでいちばん若かった
長澤まさみの元夫が松坂桃李以外
全員父親か祖父みたいな年齢で
三谷作品だから舞台ものだからと思うから見れたけど
何見せられてるんだろう?感は残った
あのくらいの年代相手なら
麻生久美子とか高岡早紀辺りがしっくりくる
でもあのストーリーでさえ
脚本次第でいくらでも面白くなった可能性は
あったと思った
<備忘録 あらすじ>
自分を愛してくれる人の理想の女を演じ
息苦しくなったら別れを繰り返し5人
人に頼らず自分らしく生きたいと思い
狂言誘拐を仕掛け
5人目の夫からお金を巻き上げて
ドンヅラする予定だったが計画がばれ白状することに
最終的にお金を受け取ることはなかったが
また別の男を唆し海外に行く話
母親の3回の離婚でありのままの自分をさらけ出せる相手がおらず相手に合わせることで自分の安全地帯を作っていた、ような言い分だったが、中学の同級生という親友がいつでもパートナーとして側におり、今後もその子と人生を歩んでいくらしい。
悪くはない、スオミの話
評判が悪く、なんとなく「みんなのいえ」みたいな感じかなと思ってたけど、自分的には悪くなかった。
ラストにもっと爆発的な驚きと笑いが欲しかったけど、
スオミを巡って男たちが言い争う様は滑稽で、
爆笑こそなかったけど
三谷幸喜演出と言う感じでクスクス面白く観れました。
三谷作品のキャラクターって提示されてる情報が全てで、
それ以上の過去とか成り立ちってあんまり深掘りするように出来てないように思いました。
僕は全然それだけで面白く観れるのだけど、
なんで評判が良くなかったのか考えた場合
最近の考察ブームには乗れない作品のような気がしました。
キャラクターもみんな面白かったし、
ヘリコプターのシーンとかもくだらなくて好きだったけど
結局スオミの動機に大どんでん返しを期待してたので、
大オチはそれだけかとガッカリしました。
ヘルシンキの踊りもちょっとどうなのかな?と
思いました。
結局スオミは父の面影を追っていたのかな?
スオミ野放し
生徒と恋愛結婚した元教師が1番目の夫、魚山(遠藤憲一)。
人生イージーモード風の若い2番目の夫、十勝(松坂桃李)。
中国美人を逮捕せずに許した3番目の夫、宇賀神(小林隆)。
何もしない女をこよなく愛す4番目の夫、草野(西島秀俊)。
体裁が大事で我儘で自己中な5番目の夫、寒川(坂東彌十郎)。
それぞれにとっての可愛い妻(長澤まさみ)と、恋愛し結婚生活をした男達の人生を軽くほろ苦く上品に描いています。
長回しワンカットを多用していました。
軽い警察官の小磯(瀬戸康史)と、存在感がないが重要人物である乙骨(戸塚純貴)を含め7人の男たちと、フィンランド≒スオミともう一人の女、薊(宮澤エマ)の計9人の舞台劇のような作風でした。
セスナ機のシーンはハラハラして楽しかったです。
結局は誘拐事件ではなかったし、エンディングはミュージカルで締めくくるという、長澤まさみさんを愛でるための作品だと感じました。
論語の「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、非礼勿動」或いは「見ざる、聞かざる、言わざる、行わざる」。この言葉が今作には、しっくりきます。
同じ妻を持った夫たちが、ああだった、こうだったと話しますが、夫婦の夜の営みについては、この映画は一切見せません。それぞれ独特な個性を持つ複数の男たちが勢揃いしていても、誰も聞くことも言うことも皆無です。キスシーンすらありませんでした。
スオミがそれぞれの夫とどのように夜を共に過ごしていたのか、会話から想像するしかありません。
レーティングを氣にしたのでしょうか、敢えて触れない暗黙のルールでもあるのでしょうか、監督のポリシーでしょうか。男達がスオミとのカラダの関係について沈黙を守るのが何故なのか考えてしまいます。
電磁波アレルギーは、私もちょっとあります。Bluetoothのイヤホンを使用すると必ず頭痛を引き起こすので、きっと電磁波過敏症の一種だと思います。
高級ワインのロマネ・コンティ、一度でいいから味わってみたいです。
明治時代の日本に沢山あったような赤レンガの建造物やオーロラを見るのが目当てですが、フィンランドに行ってみたいです。
南極よりも寒い
やりたいことは分かる。スオミという女性がいる。そして、過去には実は何人もの夫がいて、そしてそこには各自いろんなスオミ像があって、、、そのすれ違いと失踪というサスペンス要素を絡めて、最後にはどんでん返しで見ている人を驚かせる。
でも、ダダ滑り。南極より寒い。もう、名前から滑っている。何だよ、「魚山(ととやま)」とか「乙骨(おっこつ)」とか。これでクスッとくるとでも思っちゃった?三谷さんw
恐らく、クドカン意識しているんだろうなあー、掛け合いの中にクスリとさせたいんだろうけど、全部つまらない。昔のドリフ見ているみたいで、もはや寒すぎて痛い。あなたはクドカンには敵わないよ。
特に中国語設定出てきたあたりから、極寒。んなわけねーだろw
しかも遠藤憲一と妻だったとか、あのジジイ詩人やジジイ上司と妻だったとか、グロいんだよ。歳が離れすぎなんだわ。妻になるってことは、肉体関係持ったっていうことだろ?キモすぎ。そういうのが全部頭によぎってくるんだわ。脚本書いてて、そういうの考えなかった?そうじゃなかったら、終わってるわ。はよ筆折れよ。最後、あんなアホらしいミュージカルさせられた演者さんのことを思うと、同情しかないわ。どんな気持ちであれ踊っていたんだろう。
「こんなクッソ台本なんかに出ちまったから、こんなアホみたいな踊りさせられてんだわ。なんで私or事務所はOK出しちゃったんだろう。これ、絶対に私の黒歴史決定じゃん。もう、みんな忘れて。見ないで、こんな作品。っていうか、完成試写会出たくない。休みたい。番宣とかもしたくない。わー、もう金輪際、絶対に三谷の脚本なんかに二度と出ないわ」
誰も彼もこう思っているんだろうなー。あー、役者さんが可哀想ったらないわ。
三谷さんはすっかり枯れたと感じた🍂
おじさん達が騒いでいる様が描かれているだけで、スオミが様々な男性を翻弄していく様を期待すると全く物足りないですし、TVスペシャルで十分だと思います。序盤でバスタブの話があり、脚が伸ばせない一般的なバスタブは私もゴミだと思います。悪政による物価高騰で、贅沢な食事の話はごく一部にしか支持されないと思います。実際の長澤まさみさんが出張ホストに年間数千万円を使う人物だと知ると、美しくて尊敬するとか全く思えないし、本作も特に上手くはなくしょうもない仕事だと感じました。峰不二子みたいな感じかと思ったら、特に魅力的には感じず意外にショボいですし、自慢の中国語会話は上手いのか良く分からず、何回もしつこくて鼻に付きました。推理シーン?で古畑任三郎みたいな曲が流れますが、電磁波アレルギーをネタにされても何も面白くなくて、三谷さんはすっかり枯れたと感じました。
聞いていたほど悪くなかった、少なくとも僕には。
作品を映画館で観た娘が酷評していておまけにネットの口コミも酷すぎたので観ていなかった作品を家内とWOWOWで。期待値が低かったせいか、途中までは結構笑わせてもらった。トータルの脚本は正直言って相当クオリティが低い。設定があり得ないとか、ツッコミ所も沢山あるのだが三谷幸喜の作品なので驚かない。しかしながら所々笑わせる(高齢者にしかウケないと思うが)台詞があるのも事実。ヘルシンキには2度出張で行ったことがあるのにスオミという名前にの由来に気がつかなかったのはなんとも情けない。
ヘルシンキ
もっと
何を観せられてるのか?
あんなに沢山の男を歩き渡る女という設定がまずあり得ないし旦那によって性格を変える設定もデフォルメし過ぎ。多分、そこが笑いのツボと思ってるんだろうが全く笑えない。元旦那達のエピソードや性格もあり得ない設定で全く笑えない。つまり面白い部分が一つもないまま苦痛の時間がただ過ぎてゆくだけ。ハッキリ言って観てるのが苦痛レベル。ラストのオチはどうかと思ったら狂言でしたとさ。しかもそれをアッサリ許してしまう展開に呆れ。ラストの面白くないダンスで怒りさえ覚える。ホントは0点で良いがギャラクシー街道よりはマシなので0.5点。この映画面白いと思った人っているの?三谷幸喜はもう映画撮らせてもらえないのでは?
ありがちな設定とストーリーで三谷が何故今こういう典型的な物語を撮ろ...
監督自身の物語の背景を加味すると角度が違って見えるかも
WOWOWで久しぶりに鑑賞しました。映画館でも観に行っていました。
当時の簡単な感想は1番下部に置いてあります。長いです、今感じていることとも似ていますが、どうぞ。
縁あって三谷監督の脚本演出の映画や、特に舞台をよく観劇しに行っていた時期がありました。(舞台での生演奏が好きで)
舞台作品をDVDでも繰り返して見ていたから気づくのかもしれないややマニアックなレビューです。
映画作品だけ観ていると確かにこの作品はあまり映画向きではないんだけれど、有名な「ラヂオの時間」「みんなのいえ」などなどをはじめ、映像作品、劇場の舞台モノ作品も含めて、三谷幸喜さんは案外というか結構、ご自身の私生活や周辺のネタをわりと細かく観察しては赤裸々に執拗なくらいこねて描いている人だなと感じたり、察してしまうことが多い。
オケピ!などでも、関係者との交流で仕事ぶりに感動したことから作品の原案が発生したりしているのでその辺りが見て取れる。
ご本人はほとんどにおいてフィクションですと言ってはいるけれど、いろいろな方々との関わり、取材、仕事現場での体験、生活の中から得たアイデアや、恋人から夫婦への変化、結婚生活の中での数々のネタがかなり盛り込まれていると見ています。特に三谷さんの夫婦もの結婚ものは、細かい観察からによるあるあるネタが本当に多いからです。
舞台明けからの映画作品だからか、小中規模の劇場やテレビサイズなコンパクトめのスケールになっていたんじゃないかなとも感じたりしました。
舞台の作品を映画に持ってきたという感じでしょうか。
長澤まさみさんの表情が変わる演技や、ちょいちょい男のプライド加減は面白いですが、テレビサイズでツッコミながら見たい感じの映画ではあります。
日本の映画館ではツッコミも笑いも基本的に抑圧されがちな空間なので、相性が悪かった、あるあるネタややってみたかったことにオチや意味を追求してしまうと「?」とわからなくなったり…と言うのもありそうです。
久しぶりに映画作品にするのであれば、焼き直しになってしまうけれど、三谷幸喜脚本演出の舞台作品の『グッドナイト スリイプタイト』も良かったのではないかと思ってしまいました。
公演では恥ずかしげなのを怒っているような雰囲気でごまかしていましたが、フィクションですと本人は言っているものの、
ある夫婦が離婚に至るまでの物語、なぜ結婚したのか、なぜ別れたのか‥いつからすれ違いがあったのか?
そんな話を描いた『グッドナイト スリイプタイト』。
劇中のあれらのやりとりのくだりは、確実に長い生活の中で監督元夫婦もしていただろうなと言う共通の表現が多く詰め込まれている作品。
このスオミでも、物語の中で元夫たちが語る話に通じてきます。
そしてその『グッドナイト〜』という作品、監督自身の結婚生活〜離婚までにかけてのターニングポイントとなっている作品であるとも確信しています。
優しく楽しい笑いもあるのですが、後に重なりすぎる深い痛みがあり、いくつかの核心が描かれることで、そのターニングポイントとなる出来事、ボタンのかけ違いから確実に泣ける作品になっていました。(思い出して込み上げてしまう)
未鑑賞の場合はぜひこちらも観てから再びスオミを観ると、何かしら印象が変わるかも知れなくてこの話を書いてみました。
その後に製作された舞台作品も観ていくと、人物への描き方の変化から、なんとなく今作に関しては、製作に至るまでの深層心理がうっすらぼんやりと浮かび上がって見えてくるようで。いろいろなものでカムフラージュしたりオブラートに包んでいるけれど、手紙のように感じる作品。
『スオミ』とは、表している象意は何なのか、1人の女性を取り巻く元夫の言い分や在り方具合は一体何なのか、に対してなんとなーく答えが出たり理解が深まるのではと思います。
スオミに対してのそれぞれの印象の話で、第一の夫トトヤマが他の元夫たちに、「この人たちは、女性のことを1つの側面だけで捉えようとするんだ」というようなセリフが2回位出てくるのですが、
そのホンを描いている自分がまさにそうであったか、5人(6人)の男性たちに「そういえばあの時のあれはこうもとれた」とそれぞれに言わせているのかもしれない、とこの作品を作るに至っての無意識の心理を深読みし、思いを馳せてしまうのでした。
監督もシャイながら面白おかしく描いて無意識に元妻の思い出を昇華しようとしている(していた)のではないかなんて。
誰しも見せていない・気づかない顔があり、それを知ったときにたとえ衝撃を受けても、それでも思い出の人の事は魅力的に見え続けてしまう人もいる…。
背景から見る、長い月日を共にしてきた女性像に対しての理解の昇華。
「スオミ(あのひと)」が本当は強がっていたこと、恥ずかしさを誤魔化していたこと、言わなかったこと、言えなかったこと、言いたくても飲み込んできたこと。自由がなかったのではないかと想像してあげたこと。
先述した舞台作品内でもそのあたりの物語が描写されていましたが、夫婦関係が終了しても良い関係を続けていることができたから、このような作品が生まれたのかなと解釈しました。
そんな視点観点も持ってスオミ映画を見てみると、それこそキャラクター的な個性はあれどいろいろな表情を持つ監督自身にも、どんな男心があって、何を投影していて、男側にも様々な側面があって(シャドウやペルソナなようなもの。大作家先生であり、緻密な推理の刑事的な側面でもあり、少年のような心も持ち得ながら、冒険もしてみたい、時にはハイ、と忠誠心のある召使のようでもあり……)、
どんなプライドが細かくあったのか、どうご自身のことを思いたかったのか、美化された元妻との思い出と、女性の芯となっているまっすぐな夢、しなやかさが魅力的に映っていたことが覗けるのかも…
なんて考察してみるとまた観る角度が変わって見えてくる、クスッとなれる作品でした。
もちろん全てが全てそうではないと思いますが、こういうネタってあるよねと言うのが散りばめられてはいます。ちょっとサイズが演劇的な小ネタ感なのかなとは思います。
再婚されてからはホンの面白さの質がまた変わったと言う話も聞きました。
元妻への(女優としての演技的なものも含めて)さまざまな魅力は何だったのかを改めて描いたような、そしてそんな元夫たちのそれぞれの言い分は、非言語的なある種の未練たらたら物語でもあるのではないか‥とすぐに感じられたのでした。
特にフィンランドの話が出てきたあたり。もろわかりでした。両者を知っていると、さらに楽しめると思います。
もちろん、フィクションであると思います。ですが、それは作り手の言い分と言うもの(笑)
この方の作品には、原作があるもの以外は、その元ネタとなった実話からのインスピレーションが多いので、それを踏まえると大変笑わせていただきました。
WOWOWはよく三谷さん特集をしますし、長回し作品もやりますが、そんな感じでテレビで見る位がちょうど良いのかもしれません。
夫婦で別れても、いろいろあっても、やはり強烈なインパクトのあった人は忘れられないということが伝わってきます。
長澤まさみさんのスタイルが良すぎてファッションも楽しめました。
そして男性陣が最後に踊るシーンは、私は笑いました。瀬戸くん以外ではこの役者さんたちがそんなシュールで滑稽な踊りを踊るのはめったに見れる姿ではないので。
それも監督が「いくつもの顔を保つ(ように見えるが旦那の要求に合わせていただけ)そんなスオミを忘れられず、いつまでも愛している滑稽な男」をやらせたかったのでしょう。
映画作品は監督自身の人生の物語とリンクすることが多いようですので、それらを加味すると楽しめると思います。
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2024年10/10に映画館で鑑賞時↓
三谷幸喜脚本・監督作品は観るようにしている。
今作は舞台ものがスクリーンに来たと思って観る方が良いかも。
過去映画もだいたいが舞台的な演出に近いのだけど、過去の三谷作品でも小劇場などで生演奏付きの舞台があり、それらを今でも繰り返し見るほど大好きです。
正直、『グッドナイト・スリィプタイトㅤㅤ』こそ映画化してほしさもある!
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このスオミは、舞台版で見たほうが小ネタが活きてより面白さが伝わるかもしれないとは感じた。
はちゃめちゃドタバタしている場面は特に。やはり劇団的。
そして、なぜかどうしても三谷さんの元奥さんが浮かび上がってくるような、ずっとちらついてしまって、なんだかラブレターのように感じたりして…。
そんなことないとは言っているものの、フィクションと、自分の体験をわりと、いやかなり織り交ぜていることが多い人である。
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舞台『グッドナイト〜』に心動かされ沁みたのも実体験から来ているようなかなりリアルな体験談、エピソードが本当に多かったから。
長く夫婦をやっていると感じられるアレコレが詰まってくるものです。苦い思い出も、楽しかった記憶も。
劇伴の音楽を聴きに行くのが目的でもあったのでそういう意味では三谷さんと荻野清子さんタッグがまた聴けて満足でした♪
少し古畑チックな音楽が聞こえてきたりも。
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サスペンスとしてスカっとするかと言うと、うーん?そうでもなかったような…という事は意図や目的は別にあるのです。
ただ、何かを作り上げると言うのは凄まじい熱量と根気が要ることなので、新しい作品を生み出すことを続けているのは本当に尊敬&感謝です。
う〜ん…
最初にお断りしておきますが私は三谷幸喜氏の大ファンです。
天才と言われた人もいつかは朽ちる。大谷翔平だって歳には勝てなくなる時が必ず来るだろうし、若い才能のあるクリエイターが数多く出ている昨今、ポールマッカートニーやユーミンや桑田佳祐氏や矢沢永吉氏に「もっと」を期待する方がおかしい。デビューしてから半世紀も経っているのに今まで以上の曲が書ける訳がない。
同じ事が三谷幸喜氏にも言える。私は個人的に三谷氏の芝居における最高傑作は「君となら」、映画なら「ラジオの時間」だと思っております。「君となら」は斉藤由貴版も竹内結子版も共に好きです。なので「スオミ…」を鑑賞して「う〜ん」としか言葉が出て来ませんでした。映画館で観なくて良かったと失礼ながら思ってしまいました。来る時が来た?まだ頑張れる?期待し過ぎ?
私は今だにビートルズを聴いていますし、キャロルも聴いてますし、荒井由実も聴いております。
本意ではないでしょうが、今三谷氏に期待しているのは昔の三谷作品を知らない若い世代の為に「出口なし」「君となら」「巌流島」「彦馬がゆく」「オケピ」等のキャストを一新しての再演です。映画の過去作はDVDで観られるので…
三谷氏の大ファンである私の深い願いは笑えない新作より笑える再演作を…です。
全579件中、21~40件目を表示










