アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッションのレビュー・感想・評価
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これがNo.1ヒットのフランスって
かなり楽しみにしていたフィリップ・ラショー監督の新作。フランス流コメディーというより過激なギャグの連続で、作品によってアタリハズレはあるものの、基本ひたすらくだらなくて観て得るものが特にないのがすばらしいのだが、そのぶん苦手な人も多いかも。 本作はアリバイ〜の続編ということだけど、役者はいつものメンバーでそれぞれのキャラも確立されているため、前作の内容を忘れていてもまったく問題はない。相変わらずの下ネタ、エロネタ、児童・動物虐待ネタありで、とっ散らかってる印象はあっても、かなりの小ネタやフリまで丁寧に回収してくるのはさすが。 TOHOシネマズで上映された4年前のシティーハンターTHE MOVIEでラショー監督もついにメジャー入りかと思いきや、今回はヒューマントラストシネマ渋谷の未体験ゾーンの映画たち枠な上、20人あまりの観客が全員男性…。次作はぜひ全国300館規模で公開してもらいたいところ(絶対無理)。
爆笑王のラショー節、炸裂です
フィリップ・ラショー作品は「シティーハンター実写版」、「バッドマン」に続き三作目の鑑賞。本人の監督、脚本、主演で、脇を固める主要登場人物もいつものラショー組の皆さん。前作「アリバイ・ドット・コム」は未見だけど鑑賞には問題なかった。 「ホット・ショット」シリーズのC. シーン、「裸の拳銃」シリーズのL. ニールセンなどの秀作コメディの主役はみんな二枚目でそのギャップがいいんだが、ラショーもなかなかのイケメンだけど惜しげもなく馬鹿やって笑わせてくれます。 脚本も、笑える状況をうまく設定して、そこでの畳み掛けるようなギャグを、伏線も折り込みながら緻密に積み上げている。会話のなかのバーバルギャグも秀逸だし、フランス映画なんでシモネタジョークも欠かしてない(今回は"やや"控えめか) 「笑いの怪物」で描かれてたようにひとを笑わせるってホント大変なんだけど、この調子でこれからもバカ映画(褒めてます)のみちを突き進んでほしいなあ。 ダウン系映画の「ほかげ」からハシゴしたんで、この作品のアップぶりには救われた。
Party
フランスの暴れ者チームの新作という事でそりゃ観にいかんとと重くない腰を立ち上げて鑑賞。未体験ゾーンに入るのかい?入らないのかい?どっちなんだい?みたいなギリギリのゾーンの作品ですが、今作は東京以外では普通にやるというちょい謎なスタイルでした。
もうほんとおバカで最高でした。コメディ映画はこうでなくちゃ!と思わせてくれるキレッキレのギャグから不条理なギャグ、キワッキワの下ネタと、大好きなものがこれでもかってくらい詰め込まれていました。
彼女との結婚のために畳んだアリバイ会社を、結婚式に実の親が来るのを防ぐために再結成してなんかしようとするというザ・コメディな入りでした。
とにかくアリバイ作りが裏目に出まくってハチャメチャになるのが楽しすぎて、出てくるメンツメンツ一癖も二癖もあるので、畳み掛ける不条理なギャグに翻弄されまくりでした。
アリバイ会社の2人が初っ端転職後の職業でやらかしまくったり(睡眠障害でカーレースのナビゲーター中に寝たり、サッカー選手のマネージャー的なのをやってたらトロフィーがヘリコプターのプロペラに当たってその選手に足に直撃したり)、彼女の両親の全裸を見てしまったり、ケツに皿がスポッとハマったり、アリバイができない義母役の人だったり、元カレを忘れられない偽奥さんだったり、なぜか理不尽に吹き飛ばされるワンコだったり…文章で書くよりも思い返した方が早いくらい連発で襲ってくるので腹が大変でした。
隣人の判事がもう可哀想で…いや観てる分にはもう最高の被害者なんですけど、旅行で数日家を空けただけで家は燃やされるわ、大量の人数での不法侵入はあるわ、敷地内になぜか結婚式の準備がされてるわ、警官の車が突っ込んできて柵がぶっ壊れるわで、もうとりあえず引っ越せ!と思いました。まぁ引っ越したとしてもどこかで交わってしまいそうですが笑
大オチの付け方も素晴らしく、フラれたかと思いきやもういっちょの結婚式でフローからのドッキリで逆プロポーズされるのはええなぁと思いました。
「愛情と同じだけ許してあげる」なんて名言すぎない?とホクホクした気分になりました。そんな幸せな空間なのに、嫉妬からヘリコプターまでチャーターして水をぶちまけるという完全にバラエティなノリで締めるのも好きでした。計画を止めようとしてたのに睡眠障害がここで活きてくるのも面白かったです。
切れ味鋭いドタバタコメディで笑っぱなしの90分でした。こういう作品やっぱ楽しいな〜と嬉しい気持ちになりました。フィリップ・ラショーにはぜひ続編も作って欲しいですし、また新たな新作も日本に送り届けて欲しいなと思いました。ハッピー!
鑑賞日 1/23
鑑賞時間 16:45〜18:20
座席 C-1
今すぐ集合だッ!!
自身の結婚式にクセ強の両親がくることを恐れた主人公が、畳んだばかりのニッチな会社、アリバイドットコムを自分の為に再結成し…といった物語。 フランス発のコメディシリーズの最新作ですね。 相変わらず初っ端から最後まで笑わせてくれますね(笑)プロペラの位置そんなに低いわけ無いでしょうw 程なくして両親登場!…成程、こりゃあ確かにヤバい人達だw そこからは結婚に向けてあれやこれや、どれをとってもヤバすぎる(笑)…これが本当の裸絞か、絶対くらいたくねぇw そんなこんなで結婚式当日。地獄のようなピタゴラスイッチの連続で笑わせにくるが…ここからテイストが…。 このシリーズ、ラストにはホッコリさせてくれるのが良いですよね♪フルハウスのようです。 そして、ググッとこさせてくれるのは良いがお父さん、息子への愛情…ってあなた序盤とんでもないことしましたよねw? でもここは先に泣いたら負け…ではなくツッコんだら負けですねw やっぱりコメディは劇場で笑い声に包まれながら観るのが一番ですね!!伏線回収もありまくりで面白いし、本シリーズはほんとうに好きなので、毎年でもやってほしいです。
喘息発作が起きた
今まで映画で苦しいほど笑ったことはありませんでしたがこの映画は笑った。喘息患者は笑い過ぎると、また笑いをこらえるとよく発作が起きますが今回は鑑賞中に息が苦しくなって散々でした。それにしてもこの監督兼主役さんただもんじゃ無いですね。よく30秒に一回笑わせてしかも同じネタなしで、伏線も回収して。凄い。
復讐と執念
嘘が嫌いな彼女との結婚の為にアリバイ・ドット・コムを廃業したグレッグが、ぶっ飛んだ両親を彼女やその両親に会わせたくなくて仲間を集める話。 偽物の両親を顔合わせの席に呼びなんとかなりそうだったけれど、詐欺師の親父にハメられて自宅から出られなくなり…。 全作を観ていなくても愉しめる感じではあるけれど、結構繋がりもある感じ。 マラケシュのTVとか接着剤とか、ちょっと安っぽ過ぎるネタもあったけれど、前作同様くだらな〜い笑いどころたっぷりのドタバタピタゴラコント全開で面白かった。
いつものドタバタと思っていたら
ど下ネタ連発、動物愛護すら笑いのネタに。 いつものフランス流ドタバタコメディーでしょ。って感じで見始めたものの、徐々に笑いのツボを刺激されて、最後は大爆笑を連発。 涙腺も刺激される2段階オチにすっかりやられてしまった。
アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション フィリップ・ラ...
アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション フィリップ・ラショーのファンなら安心安定して楽しめるコメディムービー。本作もくだらないボケ数がかなり多くて終始笑え大好きな作品となった。 そのくせ最後は報復アリバイでハッピーエンドで終わらせるオシャレな話の落とし方で最初から最後まで存分に楽しめる作品。 ラショーの関連作同様本作も下ネタも多めなのでそこは要注意。 嘘が嘘を呼ぶ展開でのらりくらりやり抜けるストーリー展開はこち亀を思い出した。 個人的な2024年洋画新作鑑賞ランキング 1 ネクスト・ゴール・ウィンズ 4.8 2 アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション4.5 3 アクアマン/失われた王国 4.5 4 ニューヨーク・オールド・アパートメント4.3 5 異人たち 3.7 6 ミツバチと私 3.6 7 僕らの世界が交わるまで3.0 8 弟は僕のヒーロー 2.8 9 エクスペンダブルズ ニューブラッド 2.3 10 葬送のカーネーション 2.2 11 VESPER/ヴェスパー 1.5
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