トラペジウムのレビュー・感想・評価
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ちょい苦の青春ストーリー
このところ、TL上で話題になっていて、見に行く。
ストーリーは、アイドルになりたい女の子がアイドルになっていく物語、というのがざっくりしたところ。主人公は、有望な女の子(主観)をあつめて、チャンスをつかんでアイドルをめざしていくのだけど、集められた子達はかならずしもアイドルになりたいわけではなく、やがてギクシャク、というのはアイドルでなくても、バンドでもありがちな状況だわなぁ、という気がする。最終的にどうなるかは、ネタバレなのでかかないけど、苦みのきいた大人のお話ではなく、コーヒーゼリーくらいだよね、という気がした。大人が見れば、充分に甘口のお話ですよ、これ。
ネットでは、主人公の性格について、あれこれ批判があったようなのだけど、目的にむかってまっすぐで個人的には好印象。あの突破力は大きな才能なのだと思うけど、本人はそれに気がついていないし、だれもそんなことはいってくれない。唯一そこがわかっていたのは、カメラマンの彼だったと思う。
ということで、まさに自分がなにものかわからくて、叫びたくなる高校生のための映画と感じた。
アイドルは仕事じゃなくて人種
映画館予告では見なかったのですが時間があったのでなんとなしに見てきました
原作知らなければアイドルも無知です
アイドル青春映画かな〜でアイマスみたいなのかと思ったけどそんなこと無かった(笑)
序盤の仲間集めはすこし退屈でした🥵
中盤にかけてのギスギス感結構面白く見れました
主に東ちゃんのせいてすが(笑)
山登りのボランティアで露骨に嫌な態度出すし味噌汁躊躇なく捨てるし
誰がこんなやつ応援する気持ちになるんだよ(笑)ってのが新鮮で良かった
アイドルになるまでの過程が尺の関係もあるんだけどトントントン描写くらいで進んでいったのでそこは物足りなさを感じちゃいました
主人公はアイドル目指してたからいいんですが他三人はすんなり受け入れてちゃんと努力もするんだなと
でもそこは流れに身を任せたということですかね…三人がどんな想いがあるのかあんまり分からなかった…
中盤以降主人公+役割キャラ三人みたいな見方してしまいましたすいません😞
でも不等辺四角形のタイトルからしたら正しいのかな(笑)
使えるものは何でも利用してやろうという主人公がそこまでしてなりたいアイドルの理由があんまり分からなかったな〜
学校で友達も作らず男も作らず覚悟持ってやってたのに
なんやかんや書きましたが退屈せずに見れたと思います!
これは主人公が青臭さ全開の言動沢山見せてくれたおかげかなと
その分ヘイトも溜まったでしょう!(笑)
だから最後はハッピーエンドでしたけどバットエンドでも全然良かったと思います!
アニメーションで表現した意味を考えた
ひとりではアイドルになれなかった、そこそこな素質のアイドル志望の主人公が、めちゃくちゃ可愛い子を集めて、ユニット売りを企む話でした。
具体的目標や戦略を立て、効果的戦術投入という点で多少のリアリティを盛り込みつつ、「商品として売り込む側」視点の切り取り方は、この原作者であるアイドルが好きな若い世代には新鮮で、独特かつ"深く"見えるのかもしれない。
しかし、いかんせん10~20代女性が一面の知識で作った世界なので、空虚かつボロだらけの設定と物語ではあった。
そんなに甘くないよとか、製作会社とテレビ局の実情とかがあまり描かれてないので、私のような年寄りには浅く感じたりもして。
(リアルすぎるとスポンサーがつかない可能性への配慮があるかもですが)
アニメーションという表現をとったのは、おそらく後半に現れた挫折面の生々しさを抑えるためと、ファンタジー的な「そんなのありえないよ」って展開に、一定の説得力を生むためかな、と。
無理矢理(作り手側の意図する)感動的な終わり方に持っていくラストが、いいのか悪いのか。
現実には、友達になったことすら計画で、散々自分達を利用した主人公の謝罪を、本作のように被害にあった側が受け入れるなんて、あり得ないだろう。
この主人公の作り方も、共感を狙ったわけでなく、「アイドルになるのに必要な心構え」を体現するキャラであり、その在り方が作者の示したいものだったのかなと。
周りの巻き込まれサブキャラも、語りたいことの添え物だから中身がないのかもなー
オリオン座の真ん中で輝く4連星「トラペジウム」に、4人組ローカルアイドルをなぞらえるタイトルなのであろうが、そのほかの3人があまりに描き方として薄かった(そもそも「トラペジウム」の意味を作中で紹介しないので、ラストで「?」となる人も多いのではないか?車いすの子を含めると5人だし)。
と、原作由来の欠陥がまず真っ先な感想でありましたが、とにかく作画がよいのと、主人公の失敗してドツボに落ち込み鬱になるあたりの見せ方だけは良かったので、アニメーション映画としては悪くない気もしました。
小学生の女の子向けかな
原作未読。アイドルに憧れている小学生の女の子が観るにはちょうどいいかなと思います。アイドルって、こんな感じなんだよというのが分かる内容になっています。
話の内容は少し幼稚に感じました。いい歳のおっさんやおばさんが観ると少し恥ずかしく感じるかもしれません。
ゆうが強引に感じたり、恐く感じるシーンもありました。「人間が光る」の解釈もいまひとつピーンとこなかったです。
キャラクター自体は可愛く感じ、出来は良いです。
結川あさきさんがYouTubeでショート動画をあげられていました。とても可愛い方で期待できそうです。
見ててつらい
劇場予告の曲と雰囲気につられて鑑賞。
最初から最後まで一貫して主人公がこわい。
そして、周りの人が優しい。
その都合のよさが怖くて、そして過去に自分もそんなことやってたんじゃないの?と突き付けられて、余計にこわい。
映像や雰囲気、そして主題歌はすごくいいが、なんせストーリーがこわかった。
ついでに言うと、そんな映画見て怖い怖い言いながら、他人に共感してほしくてレビュー書いてる自分のことが一番こわいかもしれない。
想像以上
原作を読んでいたのですが、正直それ程感動した記憶はなく、期待して行かなかったのですが、想像以上に感動しました。
乃木坂のファンであり、原作者の高山一実の乃木坂での立ち位置を知っているからこその贔屓目ではあるけれど、とても良い映画でした。
アニメである必要があるのか?とのコメントが多く上がっていましたが、この話は決してキラキラのサクセスストーリで無く、グチャグチャにこじれて壊れてしまった人間関係を、良い意味で綺麗にまとめるには、アニメであった方が良い気もします。このストーリを実在のアイドルが背負うのはしんどい気がします。
乃木坂の人間関係がここまで修羅場だった訳では無いでしょうが、かといって、なんのトラブルや衝突が無かったはずは無く、今更ながらに、乃木坂の高山一実さんが、この話を書いたという事が、凄みであり、救いであった気がします。
小説の読後に、ここまで感動できなかったのは、私の読み手としての力不足を感じました。でなければ、アニメ化なんて出来ないし、ましておざなりでできたアニメでは無いと強く感じました。
今後、ストリーミングサービス等で多くの人に知られる事になった時、再評価されるかも知れない。
他人を平気で利用して夢にむかってまっしぐら、そんな性格の悪いヒロイ...
他人を平気で利用して夢にむかってまっしぐら、そんな性格の悪いヒロインがじつに好み…だが紆余曲折を経てなんか綺麗な青春(の挫折)ストーリーに着地する。良くも悪くも等身大、年相応に未熟なヒロインだったと思えば納得感のある結末ではある。それだけに成長後のエピローグは蛇足気味で、オープンエンドで終わって欲しかった。上田麗奈ボイスのお嬢様が終始強キャラなのも美味しい。コンセプト的に仕方ないのかもだが、アイドルものとしては音曲が平凡なのは残念。
ネタバレなしで感想
賛否両論あるのは納得の作品だったと思います。
ですが、自分としては良作と思える作品でした。
ストーリーは主人公達のアイドルになるまでのサクセスストーリーと思いきや…といった感じで王道なんですが、主人公のやることが人間的らしさがあり、リアリティさを楽しめるならこの作品は楽しめると思います。
終盤トラブルからエンディングまでの妙なスッキリ感で約90分ぐらいの作品ですが感情の上下を多々させてくれる良い作品だと思いました。
自分にとっての幸せを問われるような感じ
自分は何の為に生きているのか、自分にとっての幸せとは何かを問われる映画だなという印象。自分に迷いがある人は鑑賞してみても良いかもしれません。起承転結がかなりハードモードです。高山さんだからこそリアルに描けたキャラなんだと思うんですけど、アイドルのドキュメンタリーを映画にした感じなんで感情がとにかくリアルなんですよ。爽快感満載な青春群像劇と人間の醜さ全開を掛け合わせた作品です。まぁ、ここまで語っておいて面白くはなかったんだけど笑
ちなみに高山一実さんと西野七瀬さんは作中で出演シーンあるので、もし観に行くなら探してみてください。
なんかフワッとした感じ
トラペジウムってどういう意味?
観終わってから意味を調べたが、ふーんくらいでした。
タイトル回収ってドキっとしたり感動したりってのが多い中、、、なーんにもw
なんかフワッとした動悸、出来事、目標が映し出される。終盤でその辺が結びついて結実していく。バックボーンもその辺で掘られる。
全体的に鮮やかさは無かった。ただただ策士が策に溺れていく様が描かれているように見えた。
始まりはテレビアニメの様な感じ。リコリスリコイルの最終回は映画っぽい始まりだったが逆のパターン。これはあんまりお得感を感じない。
人集めをする主人公。東西南北も名前に由来してないからそこまでキャッチーかな?という疑問。私は親戚に東西南北が揃ってるから余計にそう思うのかな?
テレビスタジオでの歌唱シーンは上手くCGを使ってて流石。ちょうどアニメに溶け込んでしっかり動いてた。
主人公が嫌なヤツってなかなか面白い設定だったがもうちょいなんか出来たんじゃないかな?
叶えたい夢がある人に見て欲しい…✡*✧
私は普通に主人公のこと好きだなぁって思う。年齢が近いのもあるし、それが叶えたくて叶えたい夢であるほど周りが見えなくなる気持ちもわかる。高校生って聞こえはもうすぐ大人だけど、本人にとってはそんな実感とか全くない、幼稚でバカで目の前のことが精一杯なそんな親近感を見れた気がする。
性格悪いっていうのは否定しないけど、今の女子高生なんてみんなあんな感じだから笑
逆に最後自分が周りを傷つけたことに気付けて大人になったんじゃないかな…
西南北の女の子達も一人ひとり魅力的でかわいい子ばかりでほんっとに面白い!
負の感情全部捨てて、彼女達の成長物語として見て欲しい
残りの星0.5は原作のあの最後の一言を入れてほしかった…!
小説もぜひオススメです(。・ω・。)ノ
主人公に共感できないのが残念
予告ではそれほど惹かれなかったのですが、長編アニメは好きなので、公開2日目に鑑賞してきました。期待していなかったぶん、それなりに楽しむことができました。
ストーリーは、アイドルになることを夢見る高校生の東ゆうが、自身が街の東にある高校に通っていることから、南と西と北にある高校のかわいい女の子と友達になり、4人組アイドルとして売り出すことを計画し、華鳥蘭子、大河くるみ、亀井美嘉らと友達になり、さまざまな活動を通して注目を集め、テレビ出演、アイドルデビューと順調に夢の階段を駆け上っているように思えたが、少しずつメンバー内にすれ違いが生まれていくというもの。
アイドルをめざす東ゆうが、夢に一途で、積極的に行動を起こす姿勢は嫌いじゃないです。むしろその潔いまでの暴走っぷりに感心してしまいます。しかし、野心家で計算高く、他人の気持ちを顧みず、利用することしか考えていない本性には、どうしても共感できず、ずっと一歩引いて観ていました。
メンバーを見渡しても、華鳥蘭子はともかく、残り二人が前向きに協力している姿にもずっと違和感を覚えていました。そもそも人との関わりを煩わしく感じているような大河くるみと、日の当たらないボランティア活動に勤しむ亀井美嘉が、テレビ出演に興味を示し、アイドルデビューに向けて練習に励むなんて、キャラ設定がブレ過ぎではないかと思います。
そんな感じで、イマイチのめり込めず、冷めた気持ちで観ていると、案の定、不協和音が響き始め、気持ちのすれ違いから和が乱れていきます。ここでキャラたちの本音が見え始め、やっとおもしろくなってきます。ここまで自己中だったゆうが孤立していく様子に溜飲が下がり、久しぶりに再会した美嘉が語る思いに熱いものが込み上げてきます。
この再会で、美嘉が協力的だった理由もわかり、ゆうが自身を省みることにもつながり、物語は収束へと向かい始めます。終盤になって、ここまで長く続いたモヤモヤやストレスが一気に解消されていきます。その後のゆうの成功も、ちょっと出来過ぎな感じはしますが、後味は悪くないです。
そんな感じで、終わってみれば、夢に向かってがむしゃらに突き進むことは悪いことじゃなく、真剣だからこそ困難や挫折に深く傷つくこともあるけれど、だからこそ多くのことを学び、深く心に刻まれることもあるはずと教えてくれる、よい作品でした。この結末のために、主人公はあえて共感を得にくいキャラ設定だったのかもしれませんが、周囲も彼女の思いに気づきながら協力していたのなら、もう少し早い段階で衝突したり、それぞれの本音を語る場面を加えたりして、観客がそれぞれに共感しながら応援できるような展開だとさらによかったです。そうすれば、もっと熱い友情や絆を感じさせる物語になったような気がします。
キャストは、結川あさきさん、羊宮妃那さん、上田麗奈さん、相川遥花さんらで、声優陣が主要キャラをが演じているので安定感は申し分ないです。その陰で、脇キャラに高山一実さん、西野七瀬さんら乃木坂メンバーを起用していますが、あえてお爺さん役にした意味がわかりません。
主人公内心黒すぎないか
東ゆうがここまでかというぐらい腹黒だった。
アイドルものというよりは1人のヒューマンドラマ感。
思っていたよりは楽しめた。
なんだかんだ終わりは良かったかも。
10年後の自分で北ちゃんだけが何の衣装か分からなかった。
異色の快作
実はSNSで評価が割れているのを知って確かめるために見に行った口です。
いろいろアニメ映画を見ましたがこの映画の主人公はどれにも当てはまらない性格をした子です。(男性キャラなら少し似ているの思いつきますが)
正直こんな子が近くにいたらあまり好きじゃない。
ただ「いろいろ壁があってもみんなで頑張れば乗り越えられるよね!」といったありきたりの成功物語じゃないところは評価できる。
むしろ身勝手な行動はいずれ破滅に向かうということを綺麗事なしに描いていることに潔さを感じる。
破滅のまま終わってしまうと後味の悪さだけが残るが後悔と反省の後に救いがあったのは救われる。
原作は小説ということで映画というエンターテイメントにすべきかは疑問が残るが今のところ最近見た映画でベストです。
原作未読だが楽しめる人間臭さが魅力の主人公
前半だけならありきたりな物語だったが、後半へのプロローグと考えれば素晴らしい
原作者ご本人がアイドルグループにいて、地元の房総が舞台なので、体験談?と感じる部分がある。果たして、、
とにかく主人公の野心が憎らしくもどこか人間味があり、見る人の人生観で感情も変わると思う。
高山さん作詞のエンディング曲は作品のまとめとしてピッタリ
なかなか難しい
原作未読
出だしから主人公には全く共感できませんでした。
最後には皆が幸せになっているようだったので良かったですが…
今時の世界観なんだろうけど、ある意味怖い部分もあったかな。
キラキラのアイドルの映画と思うと、ちょっとビックリするかも。
原作を読んでみます。
原作未読。酷いヤツだが生っぽさが割と良かった
オーディション落ちまくったアイドル志望の女の子が計画的に自分の夢を叶える為に友達のふりをして周りを巻き込んでいくんだけどまぁRPGのクエスト感覚とか強烈な自己中ぶりとか他人の痛みに鈍感なとこが10代あるあるって言うか、これくらいじゃないと芸能界生きていけないぞってかんじ。ホント自己中で他の三人を道具としてしか見てなくてなんだよコイツってなる。でも怒った後にすぐ落ち込んだり普段は礼儀正しかったり自分の夢に真っ直ぐ過ぎるのは観ていてわかる。友人にはなりたく無いけど(笑)
他の三人が聖人過ぎる。6年後に会ったら和解出来たならわかるけどあのタイミングで和解して感謝を述べているのもスゴイけどそこで自分はアイドルを諦めないって宣言する東は徹底してイカれてる。
ラストは何かキレイに纏めて良い話しにしてるけど消化不良だよね。尺が足りな過ぎ。
6年後に二人目って亀井ちゃん?てのもまぁリアル…
あ、ライブシーンは良かった。あえてTVカメラの後ろからの映像にする事で虚像としてのアイドルが良く出ていたかな、と。
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