「被害者が加害者に」Black Box Diaries りょうさんの映画レビュー(感想・評価)
被害者が加害者に
事件が明るみになって以来、詩織さんの幸福を祈ってきたけれど、今回の映画化に伴って、これまで彼女のことを信じて支援してきた周囲の人々を裏切り、そして彼らの人権を侵害したことを知り、これ以上ないほど悲しい気持ちになりました。
これは虐待を受けた子供が親になった時に自分の子供を虐待するアダルトチルドレンであったり、過去に迫害を受けたユダヤ人たちが時を経た現代にアラブ人を虐殺する虚しさにも通じるものを感じました。
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