恋わずらいのエリーのレビュー・感想・評価
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秘密のアカウント
ホームシアターで観ました。
キスシーンは 夕日を背景に 美しく描いていました。
妄想シーンは ミュージカル風(ソロステージ)です。
ワンシーンが 長めのカット が多く 映画らしさを感じましたが、クライマックスの花火のシーンは キャメラが 無駄にスライド していて 屋上というより船の上 にいるような感覚になりました。
今作は、SNSのアカウント名「恋わずらいのエリー」イコール 市村恵莉子(原菜乃華)です という話でした。
秘密のアカウントをある男に知られる場面が2回ほど ありました。
2回目の男は さすがに奴隷展開になって 面白くなりそうだったのですが、それは妄想でした、残念。
市村と近江(宮世琉弥)の二人がメインですが、紗羅(白宮みずほ)と礼雄(綱啓永)のほうが 美男美女でイケてるカップル に見えました。
個性的なキャラクターが不在で、事故も事件もなく、文化祭を頑張る というだけの ベタな展開でした。
ちょっとスポコン要素も ありました。全体的に「頑張る」の台詞が多かったです。
「NiziU」が ラストに少しだけ出演していました。エンディングテーマ「SWEET NONFICTION」(NiziU)が良かったです。
詰め込みすぎで飽きやすい。目的の推しがいても辛いかも。
ラブコメって元々ありえないことの連続ではありますが、そこに夢を持つ方々が多いジャンルだと思います。ありえなくても構成がまとまっていれば楽しめますが、この作品においては作品内での急展開の多発と詰め込みすぎで、正直つまらなかったです。ずっと飽きっぱなしでした。
例えば推しの俳優さんが出ていて推しが演じていれば全部胸キュン、って感じで観れる方であれば満足かもしれませんが、そうでない場合かなりキツいです。
普段ドラマなどで見ていて原菜乃華さんのお芝居が素晴らしいことは知っていました。
しかしこの作品においては本来素晴らしいはずの原さんのお芝居が殺されてしまっている状態というか、非常に勿体ない状態にありました。
原さんは杉咲花さんや清原果耶さんのお芝居に近いものがあると感じます。
重いストーリーや暗かったり真面目な役柄が似合うというか。
これは男女問わず声質やお顔で合う合わないが出てしまう役柄があるので仕方のないことだと思いましたが、御上手なことを知っているが故になかなかもどかしかったです。
一番辛いのはおそらくコメディ要素入れてるはずなのに終始面白くない点、、、
学生の胸きゅん
こんなに居心地の悪い映画は初めてでした。
少女漫画好きは絶対に好き!!
観て良かった恋愛エンタメ映画
さすがに女性向けすぎて観る優先順位は低かったのだが、結果観て良かった。男の自分でも面白かった。
# エリー
学園の王子様に恋わずらいをしているエリー。
役者は完璧にこのキャラクターを演じきっている。
喋り方も仕草も、ギリギリかわいいままのラインで変顔をするところも何もかもが完璧だ。
「のだめカンタービレ」の「のだめ」とか「来世ではちゃんとします」の女性主人公を受け継ぐかのような喋り方とキャラクター。ちょっと3枚目で中身は変だけどちゃんと可愛いという。
# 裏表王子
表は完全な王子様。裏では態度の悪いクソガキ。
学園の女生徒たちから絶大な人気を集めてチヤホヤされている。だが他人には冷めている。「人がどう思うかなんてどうでもいい」と言う。
それならなぜ表では王子様を演じているのか不思議だがきっと深い事情があるのだろう。
恋愛ヒエラルキー上位の男はすごい。恋わずらいのエリーだって彼には夢中だけど、もし目の前に「スナックバス江」の森田みたいな男が現れたらゴミを見るような目で見るんだろう? と思うと勝手にやるせなくなる。
# ルックス・ピラミッド上位
この映画に出てくるのは顔面偏差値上位の男女のみ。その中での偏差値の高低はあるものの、ピラミッドの上位層。
主人公のエリーも、その女友達も、男性陣も、一瞬だけ登場するモブたちさえとにかく綺麗だ。
汚いところがひとつもない映画。さすが少女漫画原作映画。
# 少女漫画の恋愛物語
恋愛物語の筋書きというのは決まっている。まずは衝撃的な出会いに始まり、多くはお互いの秘密を知ってしまい、恋に落ち、恋が実り、破局し、最後にはまた仲直り。
特に少女漫画原作なら、それ以外の筋書きはまずあり得ない。
# 女性客99%
映画を終わって周りを見るとさすがに女性客が99%ぐらいだった。中にはカップルで来ている人もいたが、男一人は自分だけだったんじゃないだろうか。
肩身が狭かったのでなるべく見つからないようにシアターを出た。
エリーは自己顕示欲の強い「オタク」。
これぞラブコメの王道的な作品である。可愛らしくて一所懸命なエリーを好きにならずにいられない。原菜乃華をヒロインに持ってきたのは大正解である。「ミステリと言う勿れ」で、感情豊かでインパクトのある少女を演じた原は、まさに恋わずらいのエリーにぴったりである。
ラブコメに真実味を与えるのは、自分の正直な気持ちに従った行動である。それが、周囲とずれていたり、常識からちょっと外れていたりしておかしさが生まれる。エリーも、オミくんといい仲になったらと想像しているうちは、アイドルの推しと同じで普通である。エリーは怪しげな妄想に浸りきって、SNSに発信しまくっている。自己顕示欲の強いオタクと言えよう。一方オミくんは容姿端麗で女子からモテモテ、テニスの才能も抜群と、恵まれ過ぎている。それなのに、面倒くさがって何かに真剣に向き合おうとしない。そんな欠けたところのある二人だから、お互いを補い合う形になるととても面白い化学反応が起きる。
エリーはオミくんと偶然のきっかけで仲良くなり、妄想の世界が現実に変わっていく。自分を「透明人間」と言って、人とあまり関わらなかったのが、友達ができて、文化祭のリーダーにもなって、現実世界とうまく付き合えるようになっていく。一方オミくんも、エリーの熱気(?)に当てられて、エリーやテニスと真剣に向き合い始める。そんな二人がとても好感持てる。
原菜乃華の、感情がストレートに表情に表れる演技は、見ているだけで楽しい。彼女のキャラクターが十分に生かされた役であった。次回は、また違った原菜乃華を見せてほしい。
面白いけど...
原菜乃華どうなんだ
原 菜乃華の顔芸がすごかった
爽やかなエロは良し!
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