映画 からかい上手の高木さんのレビュー・感想・評価
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完結編の別バージョンとして
原作を読んでいたため「10年ぶりの再会」という設定を聞いた時の拒否反応はやはりあった。本作はテレビドラマの完結編という位置付けで、ドラマ終盤から原作から離れ、高木さんが転校してしまったという流れからの映画である。
内容は意外なほど健闘していて、ちゃんと「高木さん」していると言って良いと思う。「いい年して何やってんだよ」と思いつつも、微笑ましさについニヤニヤさせられてしまうところは上手いなと感じた。
そっか
本作と出会ったのは
5年前くらいかな
あの作品の雰囲気に
やられました。
映画化されると知り、
さらに
原作 からかい〜、
監督 今泉力哉、
主演 永井芽郁
って
全部がお気に入りの宝箱。
待ちましたね。
楽しみで。
宝箱の蓋をあけたら‥
んー
子供の頃の花火大会でのやりとりが
無いことになってたり、
主役二人のこそばくなるような
心の距離感やニヤニヤ感が、
ない‥‥‥
まぁ、
ほのぼのしてるのは◯だし
美しい景色がいいし。
あのファンタジー感は
難しいですよね。
無いものねだりでした。
ハッピーエンド
アニメとドラマを見ていたので、10年後のシ-ンは楽しく見れました。
お互いの中学生の相談シ-ンは2人の過去を見てるようでよかった。最後の告白は付き合ってを飛び越して結婚には驚いた。最後までプラトニックは良かった。
手をつないで帰る所は2人らしいシ-ン
だと思う。最後結婚式で終わって良かった。
スピンオフとして
期待外れ
テレビドラマと原作がかわいらしく、アニメ映画がとても良かったので期待が高かったせいか、この実写版の映画は設定に有り得ない事が多過ぎてストーリーに入り込めなかった。
まず西片が体育教師なのにヒョロイ(腕立て伏せあまりやってなさそうだ)し日焼けしてない(教頭の英語教師(江口洋介)の方が日焼けしてる)し、何よりも部活を持ってないというのが有り得ない。
教職2,3年目なのにヒマそうだし、体育と美術で専門外なのに指導教官になるのもおかしい。体育教師とはいえ、7月の期末試験でテストの作成もしてない。
高木さんも教育実習に来てるのに、指導案作成やその修正、研究授業とかで忙しそうにしてない。
2人とも明るい内に帰宅してるけど、そんなのあり得ない。
6〜7月で梅雨時なのに全然雨が触ってない。
友人の結婚式のブーケを高木さんがキャッチしたが
前田旺志郎君がぶつかってきてプールに落としたのはまあいいとして、それを取りに西片が飛び込むのはワザとらしいし、高木さんまで飛び込むのはさすがにない。
ただ、教育実習最終日の前日に西片と高木さんがお互いに告白し合って交際や結婚を申し込むシーンと、からかわれた時の西片の反応は髙橋文哉さんの演技が上手だと思った。
ドラマ版のほのぼのとした雰囲気と間
感動に涙〜
私はアニメからかい上手の高木さん大好き•永野芽郁好きで劇場に足を運びました!
気になっていた「からかい上手のび太高木さん」〜「からかい上手の元高木さん」の間が知れて大満足😆
「からかい上手の元高木さん」のコミックを読んでいるから結末は分かるけど不思議に「西片と高木さんが結ばれます様に」とどこかで自分の気持ちがあるまま最後までドキドキ見れる作品でした!
永野芽郁さん高橋文哉さんの実現度が凄い!
アニメを見ているようなドキドキ感がそのままでした!
西片は結構恋に鈍感…高木さんはからかい🟰恋
中学からずっとからかいを通じて伝えているのに気付かない西片がついに「からかい上手の元高木さん」に繋がる物語りにつながる告白?の一言に涙😢でした。
アニメ•コミック「からかい上手の高木さん」好きにはたまらない作品でした!
青春はいいなあ・・・
青春とは
①女の本当の本質をしらないこと
②生きている世間が狭いこと
③若いというどこか得体の知れない可能性を持っていること
・・・という三条件があるように思う。古希になろうというおっさん(もう爺さんかな)なって、今頃わかってもという気がするのだが(笑)。
というか、高木さんに触れられない西方がやるせないし、滑稽で馬鹿だし、高木さんがまた泥沼に男を落とす悪い女なんだわなあ。そこが魅力の青春ドラマでしたね。青春はいいなあ・・・。
本作は原作があり、それを元にアニメ化され、スピンオフの映画まであるということを見終わってから、20歳の息子に教えて貰った。完全、原作未読の前知識ゼロでの映画鑑賞であった。
でも「半分青い」以来の永野芽郁ファンの私は、これはこれで成り立っている映画だと思った。芽郁ちゃんも10代のようなみずみずしさは失せたが、原作から10年経った高木さん役としては適役だったようにと思う。
評価は芽郁ちゃんに贔屓して、★3.7。まあ、どうしても映画館で観ないといけないレベルではなく、ネット配信でも十分かもしれない。
お金を全くかけてない
学生が30万円程度のカメラで1週間程度の撮影で作ったような作品
これで2000円取るのは失礼すぎる
小豆島が舞台なので見に行きましたが
わざわざ小豆島でロケする程の内容でもない
花火シーンも取ってつけたような映像で臨場感もない
映画ならどこかの島でも借り切って実際に花火を打ち上げて撮影すればいいのに
役者は良かったし内容も合格点なんだが
最後まで一体どこに金かけたの?って感想しかない
大人2千円高校生500円の入場料金なら納得できた
うーん、良かったんだけど
原作ファンも納得。「間」を楽しむ甘酸っぱさ100%映画
原作で全巻読んでいるファンです。
正直、漫画の実写化は、原作ファンとしては複雑です。
しかし原作のもつ「間」を継承した、非常に
クオリティの高いおすすめ映画でした!
「からかう」という非常に複雑な愛情表現を
直接的な言葉ではなく、「間」と俳優陣の演技力で
表現しているところが高く評価できます。
二人の気持ちのキャッチボールのリズムが
小豆島の持つ特有の時間の流れとマッチしており
この「間」が、なんとも心地よいけど、むずむずさせる。
原作も絶妙な二人の掛け合いの「間」を楽しむ
のが魅力と感じているので、この部分がしっかり
取り入れられているところが流石だなと感じました。
さらに中学生の男女のエピソードが非常にうまく挿入
されており、自分のエゴと他人のエゴの関係をどのように扱うか?
という哲学的な問いを立てているところが、映画に深みを
もたらしています。
特筆すべきは、クライマックスシーンの長回しは圧巻の演技力。
「好きです」⇨「はいつきあいましょう」という
単純な(好き)Likeという感情を押し付けるエゴ
が人間関係の本質ではなく
仏教における「縁起」的な人間関係を提起して
お互いが幸福でいられる「関係性」
こそが本当の「愛」であるという提案に感じました。
二人の単純な「好き」という表現にとどまらない
告白シーンは本当に素敵でした。
日本の瀬戸内の穏やかな風景で繰り広げられる
まるで、レモネードのようなシュワシュワ甘酸っぱい
純度100%の映画でした。
おすすめ。
清純派で可愛らしい
弱点は感じながらも、映画的な場面もあり面白く観ました
(完全ネタバレですので必ず鑑賞後にお読み下さい!)
個人的には、この映画の冒頭を見て、大人になった高木さん(永野芽郁さん)の、西片(高橋文哉さん)を含む、あらゆる周りの人たちに踏み込んでいく人物像は、魅力的と同時に一方でどうなんだろうとは思われました。
もちろん中学生同士が無防備に、特に精神的に男子より勝っている女子が、関係性に踏み込んで接するのは全然ありだなとは思われます。
しかし、互いに自意識や他者への認識が形成された大人が、それでもなお関係性の距離感を詰めて踏み込んで行くには、それでも踏み込む側が相手に嫌悪を持たれないという、自己に対する非常に高い自己肯定感が必要になると思われます。
実際は永野芽郁さんが演じる高木さんは、魅力的な人物として感じられ、その点のマイナス面はかなり映画の中でも軽減されていたとは思われます。
しかしながら、非常に高い自己肯定感の、時に感じるこちら側の小さい違和感は、この映画に不安定さを与えていたのは一方で事実だと思われました。
ただ、映画の中の、絵が上手い不登校の町田涼(齋藤潤さん)と、町田に告白した大関みき(白鳥玉季さん)の、互いが高木さんと西片(先生)に町田の不登校と大関の告白に関する話をする場面は、秀逸で質高い映画的なシーンだと思われました。
大関の、自身が町田に告白したことが町田の不登校に影響したと考えたいエゴと、町田の、大関の自分にした告白は一方的な暴力だ、とそれぞれ発言するくだりは、恋愛に関して一つの凝縮した解答を与えていて、美しい映画的なシーンになっていると思われました。
また、最後の教室の場面の、高木さんと西片との、なんともまどろっこしい長回しを含んだシーンは、入り組んでいて嘘を感じさせない、これまた映画的な2人の関係性を現わすシ非常に良いーンになっていると思われました。
であるので、高木さんの大人になっても様々な人に踏み込んで行ける高い自己肯定感の魅力的ながら危うさをはらんだ点を作中で感じながらも、今作の映画『からかい上手の高木さん』は、映画として個人的にも面白く観ることが出来る作品になっていると思われました。
(p.s. ところで、町田涼を演じた齋藤潤さんは『カラオケ行こ!』の主人公・岡聡実を、大関みきを演じた白鳥玉季さんは『流浪の月』の更紗の幼少期を、それぞれ演じていて、そりゃ2人とも上手いはずだよな‥とあとで分かって納得感はありました‥
今後さらなる活躍が期待できる2人だと僭越ながら思われました。)
からかいファンの僕も納得の1本でした!
舐めてました。反省・・・。
どんな「なんちゃってからかい」を
見せられるのか?と疑心暗鬼でしたが、
今泉監督さすがです。ナイスです。
漫画の大ファンなのですが、
ネトフリの実写版観て、かなりがっかり
していたんですよね、これならアニメで十分と。
(ネトフリの方は演者さんがなぁ…)
だからこそ期待できるわけがなかったのです。
しかしネトフリはまさに、「フリ」でした。
この劇場版のオリジナル脚本のための露払い
だったのです。
今作は「大人のからかい」です。もう中学生では
ないのです。今泉監督はこの「大人な感じ」を
巧みな会話劇で見せてくれます。この秀逸さは
今泉監督だからこそ・・・な気がします。
クライマックス、海辺、帰宅中などなどの
ワンショット長回しで展開される会話の綱引き。
すばらしーー。
特にクライマックスの教室での会話の展開は
いいです!いいっすよ!
ベタな恋愛ドラマにありがちな、もったいぶった
人工的盛り上げによる感情のぶつかり合いなんて
ないです。静かにお互いが視線と心(気持ち)の
パンチを出し合います。しかし、相手に効いてな
くて、自分の拳も痛くならない。「からかい」
っていうコミュニケーション。
それが胸のあたりをモゾモゾさせてくれるん
ですよね。
そんな大の大人が一歩ずつ、いや、数ミリずつ
歩み寄っていく姿っていいじゃないすか!
こーいうのもよい!
いえ、こーいうのが良い!
中学生恋愛万歳!
はたから見たらイチャつきカップルかもしれませんが
非迷惑系イチャつきは周りを幸せにしてくれます。
ニタニタが止まりません。
本作、キャスティングどうかなー?って
心配でしたが良かったです。
永野さん、いいじゃん。全く嫌味がない
大人のからかいを見せてくれます。
「からかいとは?」の答えも提示され
「からかい上手の(元)高木さん」の世界線
への布石もしっかり描かれて大満足な一本でした。
おすすめです!!!
実写化の中ではまともでした。
原作崩壊する実写化が多い中ではまともな方でした。80点かな?
良かった点
・出だしの100片のアニメ!!つかみはOK
・小豆島でのオール撮影が素晴らしい!
・キャスティングに大外れがなかった
・エンドロール後のワンシーン(あのキャラが顔を出さなかったのは大正解です!)
・変なキャラを作らなかった
・ドラマとは上手く連動していた
悪かった点
・原作を無視したパリと10年間会ってない設定←これが最大のダメポイント!!
・高木さんのからかい回数が明らかに少ない
・途中少しだけダレた気がする
・ラストの告白の尺が明らかに長すぎる
・高木さんと西片らしくない言葉使いや態度が所々あったのご気になった(この言い方はしないなぁってのが10分おきくらいにあった)
・ラストのあのキャラの服装が原作とかけ離れていたのが残念!
個人的リクエストポイント
・合唱はフルで流しても良かった気がしました
・主題歌は大原ゆい子さん、エンディングは高木さんの声でカバーソングが良かった
・2時間はやや長く感じたのであの内容なら100分くらいで良かったかと思う(中盤とラストの告白を一部カット)
・神社はやはり鹿島明神社を使って欲しかった。。。
原作を知らないファンのためとはいえ10年の期間は謎すぎますよ。。。
でもからかい上手の高木さんを知らなかった層への宣伝にる作品としてとても感謝してます。
原作勢の未回収案件がここにあり
原作を全部買って読んでいる私、原作勢としては確かに中学時代の祭の時に西片が告白して終わり、めでたしめでたしで終わった。
だからドラマ版が中学時代に高木さんがパリの引越ししてしまい西片が告白もせず、10年経ちました。
そして映画になって10年後に再会。そして二人共自分の思いを確かめ合い大団円を迎えます。
「からかい上手の元高木さん」で結婚して小豆島に住み、子供がいる。そんな設定になる経緯が知りたいと思っていた。付き合ってからの交際期間は?結婚するとどちらが言った?などを全部見せてくれました。
今泉監督と漫画の山本崇一朗先生のすり合わせがしっかり出来ていた作品になってます。
だから漫画の最後とアニメの最後、劇場版アニメの最後、そしてドラマ編からの映画版の最後は少しずつ結果が違います。が、決してかけ離れたエンディングではなかったです。
小豆島の景色が素晴らしい。学校からも毎日綺麗な景色が見えるので羨ましい。高木さん移住をした人間がいるそうですが、私も小豆島に住みたいと思う爽やかな映画です。
全228件中、41~60件目を表示