ディア・ファミリーのレビュー・感想・評価
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伝染する諦めない心の強さと家族の愛に泣いた
思い出すだけで泣けてくるのですが、このご家族とご家族に協力する方々の、心が何度も折れても折れても立ち上がる諦めない気持ちの強さに、大きな感動をおぼえました。泣きます。泣きじゃくります。どんなに泣いても、前に進める涙なんです。本当に出会えて良かった映画でした。
地元の超名門「金城学院」。
映画原作の舞台となっている「東海メディカルプロダクツ」のある春日井市に住んでいる。工場の前をよく通っている。主人公家族の母親と三姉妹が通った金城学院高校の映画イベントにも出席した。最初は、地元で実際にあった話であるという以上の興味はなかったが、映画イベントに参加して、家族の思いを知り、企画者の岸田プロヂューサーの熱い思いを知って映画に対する興味が高まった。
実際の作品を見た率直な感想は、実話と言うよりは映画作品として完成していたと思う。どこからが創作かは分からないが、単純に娘の命を救うために医療器材の開発に頑張った父親という話ではなかった。最初の人工心臓の開発は、結局成功しなかった。しかし次にバルーンカテーテルの開発に成功し、多くの命を救うことになる。前半はありそうな話で、医療界の(壁)との対決も面白く見ることができる。しかし後半のバルーンカテーテルの開発では、この家族の底力みたいなものが十分に発揮される。娘の命が助からないとなってからの展開は、新鮮な驚きとともに感動が詰まった奇跡の物語である。家族一人一人の思いが胸に迫り、協力してくれた医療関係者の思いにも強く共感させられる。意地悪な石黒教授にさえも温かい視線を向ける自分に気づく。
お父さんのすごさは十分わかるが、佳美さんの存在が尊い。家族一人一人の存在感が際立っているのは見事である。配役も含めて、この作品の成功の要因であろう。映画イベントを開催した金城学院にも感謝したい。
愛と勇気もらいました!
頑張るお父さん💪
娘のために頑張るお父さん☺️かっこよかったです👏。
泣く気満々で行ってバッチリ泣かされました😭。
難病と聞かされても諦めずにましてや医学知識なんてない、一町工場の社長がすごいですね😆。
なんとかしたい気持ちが画面から溢れて伝わってきてました。
工場での知恵や工夫が医療道具の貢献になるなんて当時は思いもしなかったんでしょうね。
娘さんの他の誰かをお父さんの知っている事で助けてあげてには感動でした、娘の為に動いてたお父さんが娘との約束を叶える為にに代わる所とかめちゃめちゃやばかったですよ😢。
大泉さんは「鷹の爪…」だったかな❓🤔以来の役者ぶりをみました〜、良いお父さん感でていて佳美さんが本当の娘さんのように見えました☺️。
菅野美穂さんも貫禄出てますね記者会見前の横にいる佇まいや夫への配慮する雰囲気などなど良かったです。
川栄李奈さんもまだ学生姿も違和感ないんやね(笑)っても妹を思う姉の姿はとても素晴らしかったです☺️。
感動した
今まであんまり実話関係の映画は見てこなかったけど、この作品は見て後悔はしなかった。
娘を思う親や姉妹がいい人すぎて、羨ましい。
人口心臓は完成出来なかったけど、娘との約束を果たそうとするのが感動した。
お母さんは止めるよりも手伝っててほんとに良い親だなと思った。
期待以上に面白かった
ディアファミリー
泣けないが、ためになる映画だった
泣き所は多いけど…
希望の光
「実話」「大泉洋」というキーワードのみで鑑賞してきました
俳優陣が素晴らしいのはもちろんのこと、無駄な演出はなく、ストーリーは明瞭簡潔で非常にわかりやすかったです
駅構内の階段を駆け上がるシーン、夜更けやまだ夜が明けきらない朝、窓からやわらかな陽がさしこむシーンなどは、登場人物の現実と心情を如実にあらわしていたように思います
石黒医師に「私も1本欲しい」と言われ、外に出た瞬間の大泉洋のガッツポーズのシーンでは青空でしたね~
やってやったぞ!って気持ちもあり、やっとここまで来た!やったー!って気持ちも感じられ、清々しく爽快なシーンでした
心臓の病気で20才まで生きられるかどうかわからない娘!両親が奮闘する!のようなストーリーではあるけれど、お涙頂戴物語ではないです
できるかどうかはわからないけどやってみたらできちゃった!という物語でもありません
最初から最後まで「絶対にやるんだ!絶対に作るんだ!絶対に助けるんだ!」という【一心】であったことをぜひ感じて欲しいです
バルーンカテーテルが完成したことは、協力者があってのことだけど、命を繋ぐ希望の光を見いだしたのは、やはりご本人たちであることは間違いないと思いました
ただのお涙頂戴映画ではないところが良い
菅野美穂の手の演技
東海メディカルプロダクツ
難病を抱えた娘の夢を
叶えた家族の話
この作品の凄いところは
モデルになった開発品が
延べ17万人の命を救い、今も
救い続けていて、
その開発者本人が現役で
存命しているリアル性
全然しりませんでした
本作は、日本製バルーンカテーテルの
開発の軌跡
それは、
人工心臓の開発で得られたノウハウを
活用して世に生まれた
心臓の弱い娘を救うために
世にない人工心臓を作ろうとした
父親とそれを支えた家族が
生み出した
億単位の投資に、恥も外聞もなく
奔走しあきらめない親
守り続けた家族
「さぁ次はどうする?」って
何度聞いたろう。
もう助からないと悔しがる父の
宣政に
娘の佳美が残した言葉
「これからは、その知識を
苦しんでいる人に使って。
私の命はもう大丈夫だから。」
日本製バルーンカテーテルが
家族の夢になったシーン。
そのどこまでも前向きな家族の
生きざまに釘付け
レビューに皆さん書かれているように
枯れるほど涙が溢れます。
おすすめ。
娘を持つ父は絶対に観てはいけない映画
ハンカチなしでは語れない
開始直後から最後まで涙が止まらない。。
深い娘への愛が世界中の患者を救う。
娘2人を持つ自分が、心揺さぶられないわけがありません。素晴らしすぎます。
始まって早々、早い段階から最後まで、涙が止まりませんでした。
特に、肩揉みからの大泉洋の号泣シーン。嗚咽しないように歯を食いしばりました(涙)
会場内でも同じような人がかなり多くいるように見えました。
今まで見てきた大泉洋さんの中で1番かっこいい
紅白歌合戦や、有名な水曜どうでしょうなど様々なテレビに出演している大泉洋さん。テレビなどで大泉さんの姿をたくさん見てきました。
今回見たこの「ディア・ファミリー」の大泉洋さんは、とても不器用で、男らしく、がむしゃらで、かっこいい大泉洋さんでした。
映画の予告にも入っていた福本莉子さんの「私のことは、もういいから。」というところや、最後の記者役の有村架純さんのセリフには本当に心が打たれました。
一言でまとめるなら「一人はみんなのために、みんなは一人のために」だと思いました。
私事になりますが、親いわく、僕自身も産まれる時とても危ないような状況でこの世に生を受けたそうです。
この映画に出てきた、バルーンカテーテルを使っているかどうかは定かではないけれど、医療技術の進歩していく過程を映画を通して見れて良かったと思ったし、それと同時に「生きていてよかった」と感じさせてくれる映画でした。
自分も父親になったら、子供とまっすぐ向き合って生きて、「夢」を叶えてあげられる父親でありたいと思いました。
全てを前進するエネルギーに
劇場で予告編を見る度に「泣かせようとしている映画」感が強くて(こういう宣伝は苦手)、どうしようか迷ったが結局観に行った。
鑑賞してみると、そこまでベタなお涙頂戴物語ではなかった。
まず、映画の主人公のモデル、筒井宣政氏の生き様は本当に凄い。
この作品が高評価になっているのは、映画の元になった実話の持つ力が一番だと思うが、それを映像作品として届けてくれた俳優陣の力も非常に大きいと思う。
主人公坪井宣政を演じた大泉洋。水どう時代からかれこれ30年近く見てきたが、すっかり俳優になっちゃって。
妻・陽子役の菅野美穂。歳を重ねてもかわいく、力強い。
長女役の川栄李奈。おバカキャラだったのも演技だったのか?というくらい演技上手くなってますね。
観ながら、それぞれの俳優達の昔を懐かしんでしまった。
佳美役の福本莉子は、これからどんな風に成長していくのか楽しみ。
観ていて思ったのは、宣政という人は、娘が不治の病で余命宣告されたという悲劇も、医学界の壁(非協力的な教授)も、資金難も、ありとあらゆる逆境を反転して前進するエネルギーに変える人だということ。いや、彼自身だけでなく、それを支える家族がそうさせているのかもしれない。このような逆境がなければ、彼の偉業はなかったのではないか。
平日遅い時間帯の鑑賞だったが、老若男女、館内あちこちから静かに涙を流す声、音が聞こえてきた。私は淡々と観ていたが、夜、佳美が宣政に話しかける場面でついに堪えきれなくなった。この夜の娘の言葉が、宣政に最大の前進エネルギーとなったに違いない。
家族の絆、前向きに生きること。そうしたことの大切さを静かに伝えてくれる作品。
(2024年映画館鑑賞17作目)
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