劇場公開日 2024年2月23日

ソウルメイトのレビュー・感想・評価

全84件中、1~20件目を表示

3.5あなたの周りにいる大切な人がもしかしたら?

2024年3月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

「梨泰院クラス」「その年、私たちは」「The Witch 魔女」など、その演技力が高いと評判の韓国女優キム・ダミさん主演とあって、公開前から楽しみにしていた本作品。京都で唯一公開していたMOVIXに久しぶりに足を運びました。本日映画の日とあり、映画館は若者たちで賑わっていました。

本作品は、2016年の中国映画「ソウルメイト/七月と安生」がオリジナルで、多くの賞を受賞した人気中国映画の韓国版リメイク作品だということです。

辞書によれば、
「ソウルメイト」とは、「運命」として強く惹かれ合う人のことで、唯一無二の関係として深く結びつく存在の事とあります。それは、親子関係であったり、異性であれば熱烈に惹かれ合う恋人関係であったりいろんな結びつきがあるようですが、本作品では同性の親友という設定で描かれています。

性格が真逆の2人は、何故か強烈に惹かれ合い、人生の大事な局面をともに過ごしていきます。時にほんの少しの時間、離れることもあります。スピ的には「サイレント期間」と呼ばれているその期間は、それを乗り越えることで、お互いの魂をより成長させる狙いがあるようです。離れている間に、お互いが互いの大切さに気がつき、「相手のことをもっと大事にしたい、自分が守らないといけない」と気がつきます。
サイレント期間を乗り越えたソウルメイトの魂は一つになります。この映画におけるミソとハウンの運命のラストも、まさに2人で1つの人生となりました。キム・ダミちゃんの演技やっぱり好き。どうか厚めのタオルハンカチをご用意してゆっくりご鑑賞下さい♪

多かれ少なかれ、今自分の周りにいてくれる家族や友だち、恋人、何故か電車でよく見かけるあの人などなど、私たちは自分とご縁のある人たちと日々ともに生きています。その人がソウルメイトなのかどうかは別として、せめて自分を大切にしてくれる半径5メートル以内のあなたを愛し、大切に守っていきたいと思わせてくれる映画でした。

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ななやお

4.0単なる親友を超えた二人の絆が、より深みと強さを増していく

2024年2月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

性格も育ってきた環境もまるで異なるふたりの少女、ミソとハウン。本作は彼女たちが大人になるまでの道程を切々と綴っていく絆の記録だ。時に笑い、時に泣き、恋の悩みを共有したり、才能を認め合ったり、かと思えば激しく衝突したり。果たして二人を待ち受けるのはどんな人生であり、運命なのだろう。一人の男性を巡って両者の思いが揺れ動く展開では、このままメロドラマ要素が高まっていくのだろうかといささか不安にも思ったが、しかし本作は中盤から各々の人生をかけた決断があり、またその後の展開も含めてタイトルの意味合いが響きと輝きをより増していく。親でもなく、兄弟でもない。親友という言葉でもまだ足りない。ソウルメイトたる二人は、互いをいちばん深く知る存在で、愛憎の感情もすべて込みで、遠く離れていても堅く結び付き合っている。絵画という手段を通じ、言葉では言い表せないものが形となって昇華されていく過程に、とても心打たれた。

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牛津厚信

3.5ちょっと複雑

2025年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

憧れ、嫉妬、誤解、理想と現実、すれ違い・・・
あと時系列で戻ったりとわかりにくい所もあり
結構難解でした
前半は小学生から高校生までの済州島時代
後半はミソが都会に出てからの話
後半のブログのところがよくわからず・・・
ちょっとモヤモヤの状態で終わってしまった
ただ鉛筆画はハンパなく上手でした!

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かちかち

2.5こっちを先に見ていたならば★1、しかし・・

2025年9月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

難しい

珍しくオリジナルに引きずられた韓国映画を見た。オリジナルの中国版を見て無ければ物語の進捗はほとんど理解できないのでは・・・。僕の好きなキム・ダミの演出もとても雑。そもそもシナリオが雑。よって演出が雑になりキム・ダミは全く生きて来ない。むしろキムにおんぶに抱っこで中国版の持つ深み、複雑さ、重層性、全てが損なわれている。ただし最後だけはその分こちらの方が叙情的で泣きに訴えかけられる。小説の代わりに絵画にした点も最後に聞いて来る。それにしてもこの監督、キム・ダミの魅力が分かってない。そこがとても残念。

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mark108hello

4.0雰囲気

2025年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

何が良いのかよく分からないけど、なんか素敵だったな。
雰囲気が良いのと都会での生活を地元で話す時のミソの嘘がちょっと切なくて、なんか共感してしまうのかも。
そしてダミちゃん可愛すぎる。

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ぞの

3.0そしてこれからも共に

2025年9月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

人間だから親友といえども、
嫉妬や妬みはある。
それでも離れられないソウルメイト。
これからは大切な小さな命と共に生きていく。

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上みちる

4.5号泣…

2025年9月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

驚く

ドキドキ

友情を描いた美しい美しい映画です。
心が繋がっていれば、お互いの真実はさほど重要ではない。
いや、お互いの嘘まで丸ごと受け入れることができると。
配信で鑑賞しましたがラストは号泣でした。

キャストも他に考えられないほどドンピシャ。
キム・ダミのファニーな笑顔、笑っている瞳。
チョン・ソニの悲しそうに見えて、やはり笑っている瞳。
女二人の魂の触れ合いに、ピョン・ウソクが気の毒に感じらました。

心象風景をパラレルワールドのように描く手法が韓国映画ではよく使われるテクニックだということがようやく判ってきました。
本作ではこの手法がとても上手く使われていて、二人がそれぞれに望んだ世界と手に入れた現実の対比が観る者の胸に突き刺さります。

号泣のカタルシスを味わいたい時にお勧めします。

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さとうきび

2.5学生時代の悪友

2025年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

キムダミ扮するアンミソをモデルにした鉛筆画が大賞に決まったが、作者から連絡が無いためミソに問い合わせられた。 ミソは小学校の時母親の都合で転校した時にチョンソニ扮するコハウンと友達になった。ハウンは絵が上手かった。

男女関わらず幼なじみはいいもんだ。いわゆる学生時代の悪友ってとこかな。そして三角関係のもつれだね。これ観てるとなんか女性の親友とか友情なんて全く信用出来ないね。旅先で別れるなんてさ。別れた男性の子を産んだりまた友人を頼ったり運命から逃げたり全体的に話がややこしかったよ。ちょっと凝りすぎとかな。

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重

4.0女の子同士の友情は、せつなくつらい

2025年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

癒される

仲が良すぎると、近づきすぎたり離れたり。
別れても、また寄り添い合って…って。

キム・ダミの子供時代の女優が、まんまキム・ダミだよ。

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キブン

3.5こちらも泣ける

2025年8月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

興奮

香港版は見ていたが、韓国版はさすがによく泣かせてくれる。
ミソ(キム・ダミ)とハウン(チョン・ソヨン)は済州島で仲良しになる。
ミソは家庭的に恵まれず、ソウルに出ていく。
ハウンは故郷を離れず、教師となって幼なじみと一緒になる。
付かず離れずの友情だけど、信頼関係が根底にあれば、怖いものなし。

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いやよセブン

4.0断然ハウン派です(笑) 少女からの素晴らしい友情、見ていて清々しい...

2025年8月5日
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鑑賞方法:VOD

断然ハウン派です(笑)
少女からの素晴らしい友情、見ていて清々しい序盤。
おい、何しとうねん、ジヌ。ミソ、おまえもやっぱあかんやろ。
離れようとしても離れられない2人。いつしか、立場が逆転、ハウンがミソみたいに。
なるほどそういうことか…いや、待て、なんかおかしい気もするが。ラスト、どういうこと?妄想?
面白かった。リメイク元もぜひ見たい。

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はむひろみ

5.0結局、泣いていました

2025年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

ドキドキ

ほとんど最後まで涙もろい自分が泣くこともなく見終わってしまうなあと思っていたら物語が終わりに続くにつれて泣かずにはいられなかった。
伏線がいくつもあって解けるごとに二人の友情の深さがわかっていくし涙を誘う。

映画ではいきなり完成した人物像が出てくるがまるで写真か?と思うような素晴らしさ。賞を取るのは当然と思わさせられる。
この絵が最後に再度、出てくるときが一番泣いたところだ。

二人はずっと一緒ではなかった。ハウンが好きな人ができてから少しずつ関係性が変わっていったように見えたが本当はずっとお互いを思っていたのだ。
性格や行動パターンの違う二人がいつの間にか逆転している。
ハウンが住んでた家がミソの住んでた家というのがすべてを物語っているのでは。
そこにはベールに包まれたおおきな絵があって、被されていたベールをミソが取ったとき途中までの絵だった。
ハウンには時間が無かったのがわかるしそれをミソが・・・

中国版のリメイクらしいがまた良い韓国映画を見つけました。
こうなったら中国版も見ますわ。

それにしてもジヌさん、「趣味でいいんじゃない、ハウンが持っているのは技術であって才能ではない。」は無いよ。
あんたどれほどの絵がかけるんや。
あの一言でハウンは変わっていったような気がする。

泥臭いように見えてとてもピュアで切ないお話でした。
あーあ、見て良かった。

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♪エルトン シン

3.0何でこんなに分かりづらく作るの?

2025年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

時系列がバラバラだったり現実と幻想が混ざっていたり、観客をミスリードするようなシーンがあったりと、とにかく分かり難い作品でした。

なので、あまり物語に入っていけませんでした。また、共感出来る部分が少なかったので私にとってはあまり観て良かったと思える作品ではなかったです。

役者さん達の演技は良かっただけに残念です。

追記〉
洞穴でミソが親友の彼氏から無理にキスを迫られ、それを拒むシーンがありますが、そのあと何で親友を裏切るような男からお守りをもらい、さらにはそれを親友に分かるように身に着けているのか、また実はそのシーンを見てしまった親友のハウンも何事もなかったかのようにそのまま彼氏と付き合い続けられるのか、私とは恋愛感が違い過ぎて理解できませんでした。

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alias

5.0甘くはない

2025年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

どこということもなく、まがうことなき韓国映画という気がしました。時々、心に突き刺さる韓国映画に出くわしますが、今作もズブリと刺さりました。何といっても主人公のふたりが魅力的ですね。多かれ少なかれ誰にも友人、親友と呼べるような友達がいるとは思いますが、波瀾万丈なストーリーの中で究極の形(ソウルメイト)に昇華させていく展開は、とても映画的な魅力満載という感じがしました。海辺のシーンも森の中でのシーンも、あるいはライブ会場や旅先の風景も映画ならではの美しいカットになっていて、そこに重ねられる音や音楽や台詞もとてもしっくりくるものでした。相手を特別に想う気持ちの強さが相手を傷つけたり、すれ違いの寂しさや悲しさを激しい感情に変えてしまう面を実に巧みに描写していたと思います。説明し過ぎないバランスも絶妙で、好みの作風でした。子供時代、学生時代、社会人になってからの様々な年代を単に時系列ではなく、主人公らの心の変遷が自然に伝わるように見せてくれたので、心の奥深くにじんわり染みたように感じました。元の映画があるようでそちらも気になりますが、キム・ダミとチョン・ソニで観てしまったので、このまま心の中にしまっておきたい気持ちです。

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赤ヒゲ

3.5良かった

2025年1月14日
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泣ける

幸せ

上手い事言えないけど良かった
原作だいたい超えないけどこれは良かったかも
もう1回観たい
主演の破天荒な方の子が本当に良かった

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凸子

4.0切なくて良い映画

2024年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

とても良い映画だと思うけど分かりづらいところがあるから、もっと分かりやすくして欲しかった
観終わった後に他の人のレビューを見て確認しやはりそういうことかって理解しました
なんか次はスカッとする映画観たくなった〜

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はちみつ

ジイサンがキュンキュン来たのは内緒

2024年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 二人の女性の幼い頃からの友情と、一人の男性を巡る複雑な思いを描いた中国映画『七月と安生』(2021年公開)が早くも韓国でリメイクされるとは思ってもみませんでした・・と思ったら原作が本国で公開されたのは2016年だったんですね。でも、元の映画の持つ少し冷たいギザギザ感(それが魅力でもあったのですが)を少し丸め、小説家のモチーフを画家にしたのは上手い翻案でした。

 そして、ベタな話なのに、観る者を翻弄する展開に今回もやはりキュンキュン来てしまったのは、ジイサンとしては少し恥ずかしかったな。内緒。

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La Strada

4.0自由に自分を生きることを選んだ2人の物語

2024年8月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

上映期間中に劇場に行くタイミングがなく、配信でようやく鑑賞しました。

何があっても何が起きても結局会いたくなる。
2人の痛みが何だか伝わって来て苦しくなりました。

ピアス開けるとか青春ですね~

人の顔がみんな違うのは、それぞれの人生を生きろということだと教えてくれたハウンのお母さんありがとう涙

とても良い作品でした。

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Yum

4.5親友とは

2024年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

幸せ

予告にあったある秘密の話は
物語全般で大きなインパクトはなく
性格も生き方も違う二人が
それぞれ歩んできた道を交錯するように
長い時間を掛けて
魂の奥底から分かり合えたのに…涙
親友ってこの二人のような
関係性じゃないかな

久々に良い作品名でしたね

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シムウナ

3.5「ソウルメイト」あの時にあの気持ちを伝えていれば、あの時にあの言葉...

2024年7月11日
iPhoneアプリから投稿

「ソウルメイト」あの時にあの気持ちを伝えていれば、あの時にあの言葉を言わなければという、大人になってからも誰もが持ち続ける後悔の思いを琴線に触れる済州の風景を舞台に描いた素敵な映画でした。キム・ダニがやはり素晴らしい。

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ピンボール
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