「タイトルなし(ネタバレ)」ソウルメイト ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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中国版が大好きで2回観た。韓国版も傑作で音楽も良い。しかし個人的に少し中国版が上かなぁと感じました。音楽の劇伴が良くてチョウ・ドンユイが上手過ぎる。しかし韓国版のチョン・ソニの視線の演技がとても良いし、韓国版の方が良いと言う意見は凄く解ります。主要3人はどちらの映画も最高に名演技なので どちらが先かは関係なく両方観て欲しいと思う。10代から大人までを特殊メイクじゃなくて髪型や表情で演じ分けている女優二人が超見もの。
元々は中国の作家アニー・ベイビーによる短編小説。それを脚色して中国・香港合作 デレク・ツァン監督で映画化して描いた青春映画が『ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)』(2016)で原作者アニー・ベイビーの他に何人かで映画用に脚本を作ったもの(その映画版のノベライズが出版されていたりする)。
この韓国版『ソウルメイト』は元の原作が "同じ" なのではなくて "中国版映画化" のリメイク作。いつかもう一度観たいと思います。
少しネタバレ↓
"中国版映画化" と "韓国版リメイク" の違いは幾つもあり、結婚式の当日に逃げるのは新郎じゃなくて新婦だったり、子供が呼び出したりしなかったり。
しかしラスト 見せ場の3つの結末が視覚化されてるのは同じで、我々観客は「嘘」「現実」「理想」を見せられるのは同じである。
「理想」は「空想」であり映画を締めくくる重要なファンタジー表現で涙が出る。
※27クラブ:ウィキペディアで調べると驚く真実が出て来る
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