「後半盛り上がればそれでよしと言える」ゴーストバスターズ フローズン・サマー kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
後半盛り上がればそれでよしと言える
前作「アフターライフ」の続編。ちゃんとニューヨークでゴーストバスターズやってる姿に感慨深い気持ちになる。相変わらず出てくるゴーストはしょーもない感じだし、ゴーストの造形も昔っぽいまま。昔のメンバーも登場するし、あー、ゴーストバスターズだなと安心する。
でも中盤までは展開が遅くて少し退屈してしまった。つまらないとまでは言わないけど。少女のゴーストとのくだりが個人的にあまり響かなかったということかもしれない。というか、ニューヨークを凍らせるあのゴーストが本格的に出てくるのが遅すぎる。
ただ、ニューヨークが凍らされてからは俄然面白くなってくる。炎使いとの絡みも最高だった。やっぱりテンポって大事。結果それなりに楽しめた。大物ゴーストをみんなで協力して倒せばゴーストバスターズになるんだな。これはこれで満足。
前作「アフターライフ」の自分のレビューを読み直してみたのだが、後半になってから盛り上がって、結果そこそこ面白かったという感想が書いてあって驚いた。本作と同じような感想じゃないか。そしてフィービー役のマッケンナ・グレイスが「ギフテッド」の子役だったってことも思い出した。前作以降もっと活躍すると思ったのに。でもこれからに期待だ!
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