「氷には火を 闇には光を!」ゴーストバスターズ フローズン・サマー サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0氷には火を 闇には光を!

2024年3月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

興奮

何も考えなくていい、エンタメ全振り系映画としては満点でしょ!前作「アフターライフ」は異例のドラマティック展開だったけど、本来ゴーストバスターズはわちゃわちゃとしたコメディ映画。ストーリーの粗さにツッコむのも醍醐味。《ゴーストバスター》とぶっ飛んだ設定だからこそ、この雑さもむしろ愛おしいんだよね。

しかも本作は、これまでとは打って変わってかなりホラー色強め。ちゃんと怖くて驚いちゃうシーンがあって、ここに来て原点回帰。敵は世界を凍らかせてしまうデス・チルだし、夏にピッタリな娯楽作品なんです。(何この公開時期) ニューヨークが氷の世界となってしまう様子が妙にリアルで結構恐ろしかったし、これまで見た事のない演出とアイデアが詰まっていて思わずニヤニヤ🥰

4DXとの相性が神がかり!
観客を楽しませることに重きを置いた作りだし、ここまで来ると映画ではなくアトラクション。座席稼働率もかなり高く、エンタメに振り切った本作にとっては最高のプラットフォーム。個人的にはこれまでの4DX作品でトップかも。普段あまり使われないカミナリアクションも多用されていて良かった〜!唾吐く度に水が飛んでくる、謎の臨場感もあり😆IMAX上映は無いから、是非とも4Dで体感して欲しいな。

中だるみ感は否めないし、前作とは違い感動はあまりないけど、子ども心くすぐるワクワクは健在で、悪はいかにも悪!で分かりやすいし、新旧メンバーがそれぞれ役割分担するところとか胸アツでかなり面白い映画だった。ちゃんとゴーストたちが活躍していて、物語の鍵となり、笑えるポイントとなっていた辺りもらしさ全開で楽しかった😁 シンプル展開でも、こんなに興奮しちゃうんだね。いや〜、この映画好きっ!

サプライズ