ゴーストバスターズ フローズン・サマーのレビュー・感想・評価
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原点回帰と新鮮な要素
「1・2・アフターライフ」を予習した後に観たので、大まかな物語や登場キャラを理解しながら楽しむことができました。
舞台は再びニューヨークに移り、原点回帰したようなストーリーになっていました。真夏のニューヨークが氷に覆われる光景は一瞬『デイ・アフター・トゥモロー』を連想させましたが、それとは違った雰囲気があってゾッとしました。また、無生物への憑依や幽体離脱など、過去作にはなかった要素も盛り込まれていて新鮮でした。
フィービーは周りの役に立ちたいと必死に行動するも、思うようにうまくいかずに落ち込む姿には痛感しました。さらに、彼女が仲良くなった新しい友達とのエピソードも心が温かくなりました。その一方で、ある策略のためにフィービーを利用したにも関わらず、最後に取った行動が急すぎて少し無理がある展開だったのが気になりました。それだったら、回想シーンでフィービーと過ごしてきた時間を思い出し、我に帰って彼女を助ける等の演出があればもっと良くなっていたかもしれない感じました。
他の登場キャラでは、グルーバーソンの出番が前作よりも増え、アントマンのような子供想いの優しさに溢れた父親になっていて好印象でした。旧メンバーにも見せ場が多く用意されており、特にガラーガを倒すために取った行動には熱くなりました。そして個人的には、スライマーの出番が予想以上に多かったのが嬉しかったです。消防署に住み着いてトレヴァーを困らせますが、もはや敵なのか味方なのかわからない行動を取っている所がどこか可愛かったです。
ゴーストバスターズは最近ハマりましたが、この機会に劇場で観れてよかったです。
ちゃんとフィービーの物語になった!
正直前作の『アフターライフ』が好きではない。舞台をアメリカの田舎町に変え、新しい世代の子どもたちを主人公に据えたにもかかわらず、結局はオールドメンバーが場をさらうノルタルジーのためのファンサービス映画になってしまっていたから。物語的には継承が重要なのに、作ってる側にはその意識がぜんぜんない。いや、そもそもゴーストバスターズはユルいのが特徴なので、そんなこと期待するものではないという気もしつつ、だって新世代に継承する話にしようとしたのはそちらでしょう?と製作陣を詰めたくもなる。
で、今回は再びニューヨークに戻ってきたが、オールドメンバーは基本的にサポート役に徹していて、ちゃんと新世代のフィービーの物語になっているのがとにかく良い。たわいない中身ではあるが、エンタメとして必要最低限の職人の仕事がなされていて、なんでこれが前作でできなかったよ?と思う。 このシリーズにしては、ゴーストバスターズらしいユルさと、ゴーストバスターズらしからぬ(そこそこ)しっかりしたプロットが同居してるのも新鮮。
逆にオールドファンはいつもメンバーをもっと!と思うのかも知れないし、それはそれでファン心だと思いますけど、やっぱり新世代にバトンを渡さないと未来なんてねえんですよ。ビバ未来。シリーズが続くかはしらないけれど、4作目としてもいい着地だと思います。
見て損はない、賑やかで楽しい一作
前作で再始動を遂げたシリーズだが、舞台の街も一つの主人公だとするなら、懐かしの本拠地ニューヨークに舞い戻りし今回こそ真の意味での完全復活と呼べるのかもしれない。シリーズ誕生40周年の節目に誕生した本作は、冒頭から猛烈なチェイスで路上を駆け抜けながらフィービーら4人の新生活を刻む。1、2作目からするとニューヨークの街並みもすっかり変わった。でもバスターズの基地や図書館は相変わらず。懐かしいキャラやゴーストらの顔見せでノスタルジー色を存分に漂わせつつ、一方で新たな組織作りも堅実に行われ、新旧織り混ぜた登場人物によって物語はすっかり賑やかに。そのぶん個々に割く時間とエピソードは限られ、フィービーの心情へのフォーカスも決して十分とは言えないが、シリーズならではの軽妙さや遊び心は健在。やや癖のあるクメイル・ナンジアニの投入も終盤になって徐々に効いてくる。総じて、見て全く損はない、楽しい出来の一作だ。
もしゃもしゃ頭のフィービーはよく見るとめっちゃ美人
前回の話はほぼ忘れていたので登場人物がどういう人だっか覚えてなかったけど、
フィービーがよく見るとめっちゃイケメンで美人だったw
それはさておき大作にも関わらずずいぶんチャチなCGだったな。
基本的には子供が頑張る話は好きなんだよね。
ホラーコメディとかは結構見てるし大好きだ。
フローズンサマーも設定自体は好きなんだけどさ、
なんとも全く活かされていないよね。
フィービーとゲイリーの関係。最後にパパと呼ばれて喜ぶシーンは
流石にとって付けたようだったよ。
言うてもギクシャクした関係にはさほど見えなかった。
それから市長。最初に嫌味を言ってからほとんど登場しなかった。
一作目と同様に徹底的な敵視からの助けてほしいとの要請、そして最後じゃないと
なんだかこれも中途半端だし。
それから一番気に入らなかったのは最後のオールメンバーの集結。
あれはイケナイ。もっと大事に扱わないと。
ゴーストの解放による混乱を描いてそれから現役メンバーの苦戦→
そしてピンチからの初代メンバーの登場→さらにピンチ→
で、ファイヤーマスターの覚醒とフィービーの遅れての登場で解決
この流れは王道なら絶対だよね。
前作はストレンジャーシングスを見終わってから見たので
良い感じだったんだけどさ流石に今回は三流感がすごかったな。
これがヒットしないと次回作は危ういなと思ったんだけどどうなんだろう。
是非とも続きはやってほしいところだが、、、
新章第2弾
コメディセンスが違う"(-""-)"。 オリジナルみたいな映画は二度と見られないのかもしれない。
1984年版のあと、この映画を観る。他のシリーズは未見。
図書館とか、ツボを押さえつつ進む。
家族。大切に思うからこその相いれなさが胸に響く。
不覚にも、ちょっと涙目になってしまった。
家族と会いたいメロディ。
家族の愛はひしひしとわかっているが、自分らしさを認めてもらえない悔しさ・寂しさに居場所を見つけられなくなっているフィービー。ギフテッドの悲哀。
そして…。
家族の再構成。
母はフィービーを守ることに必死。最初に手助けに入る。
ゲイリーの立ち位置。フィービーの気持ちはわかりつつも、母と同じように守りたい。
そして、兄も。
ベタすぎる展開なのだが、その時の母とフィービーの表情が何も文句を言わせない。
クライマックスまで来るとオチは予想できてしまう。
予定調和ではあるが、家族の物語としては満足。
魂が昇華するシーンとかでは『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』を思い出してしまい、涙目。
(映画が違うって(笑))
マシュマロマンのかわいらしさとか。
ジョン・ベルーシ氏がモデルのゴーストを始め、NYのゴーストとの再会は嬉しい。
続編のおさえどころは押さえてあり、
白人・黒人・チャイニーズ・インド系と人種への配慮もそつがない。
ガラッハを説明する砂絵のようなアニメ?は、子ども向けの話のようで、古の物語に誘ってくれて、好き。
マーレイ氏がしれっと面接していて吹いた(笑)。
とはいえ、ちょっと設定が大ぶろしきを広げすぎて、
ウィンストン氏の如何にもの、登場も興ざめ。
わちゃわちゃしすぎて、途中はどーでもよくなった(笑)。
ファイアーマスターも、もう少し笑わせてくれるかと思ったのに、
コメディ感が足りない!!!
エイクロイド氏、マーレイ氏、ライミス氏のただいるだけで、かけあっているだけでおかしみの出るコメディセンス。
モラリス氏の吹っ切れた変な奴。
そこに、ガチに演技するポッツさんとウィーバーさんの組み合わせ。
そこに、そうくるか「ぷぷっ」と言う設定、予定調和となにげのはずしの間でできた映画。
オリジナル『ゴーストバスターズ』は即興でコメディできるコメディセンスのプロ集団によって生み出された映画。
コメディセンスだけではない。『ブルースブラザーズ』でも見せた音楽センスの良さ。
だから、挿入される音楽も、CMの如く、ポップで、合いの手のタイミングがハマっていた。
今作は、コメディを演じる役者(旧作の人々)と、コメディをホースラディッシュのように付け合わせた映画。
オリジナルソングにのって、体を動かすまでにはいかない。
ちょっと物足りない。
マシュマロマンがかわいいだけなんて。ちまちま悪戯するだけなんて。初登場のインパクトはどこに行った!
家族愛には涙目になったけれど、家族の物語になっていくのか。
世界を救うヒーロー/ヒロイン物語になっていくのか。
別に、その物語って『ゴーストバスターズ』でなくてもいいじゃん。
私が求める『ゴーストバスターズ』って、絶妙なセンスのコメディなんだな。
新旧チームが共闘
悪くはないけど
シリーズの中で1番おとなしい作品。
焦点は家族愛。それだけです。
ミニマシュマロマンとか普通に「飼われ」てて意味不明。この作品で最大の欠点は、最後あたりに出てくる大昔の氷の悪魔みたいなやつが、街中を壊しまくるとか荒らしまくるとかのシーンがゼロなとこ。あっさりとやられるとこ。
今までのシリーズで出てきたゴーストキャラや出演者が勢揃いする豪華さは、この手の作品ではありがちなので、今更感があった。悪くはないんだけどね。
出てくるだけで、ファイトシーンで特に大活躍するわけでもないのよ。
やっぱこのシリーズは第1作目のどでかいマシュマロマンのように意外なキャラが街中に現れて大衆の恐怖を表してから、バスターズが力を合わせて退治するというものなのに、今回のはバスターズの基地内でのこじんまり過ぎるほどこじんまりしてる戦い。。。しかもあっさりとやられる。
この辺りが、個人的には減点対象の大きなところかなぁ。
ゴーストは怖いんです。怖いものを退治するのがバスターズとして面白いんです。
多分、次回作もあると思うので、もう昔のキャストは出てこなくていいので、クスッと笑える怖いゴーストをなんとか知恵を出し合って退治するという基本のストーリーに戻って欲しい。
前作の感動からフローズンしちゃったバスターズ…?
前作『~アフターライフ』にはやられたね。
孫が新バスターズに。家族三世代の物語。オリジナル・メンバーのカムバック。今は亡き仲間の超サプライズ出演と再会。息子が父の作品を受け継ぐ。父にとっては遺作に。
思いや作品は継承され、運命的なものすら感じた。まさか『ゴーストバスターズ』で感動するとは…!
当然続編希望。新生バスターズ、再び出動!
バスターズ因縁のゴーザとの闘いから2年。てっきりオクラホマの田舎町で活動を続けているかと思いきや、
NYで活動&生活。旧メンバーで今は事業家となったウィンストンのバックアップで、あの消防署を再び本部として。
メンバーはフィービーとトレヴァーの兄妹。新加入に母キャリーと、母と再婚した元教師のゲイリーも…!
家族総出でバスターズを継承。継承したのはバスターズだけじゃなかった。
ゴースト出現! バスターズ出動!
早速活躍!…と、街に損害を出してトラブルメーカーぶりも…。
NYでゴースト退治。活躍と騒動。前作は序盤は静かなドラマから始まったが、今回は旧作を彷彿。旧作ファンには嬉しいだろう。
バスターズの騒動を良く思わない者も。市長から厳しいお達し。『1』でバスターズと因縁あるアイツ!
未成年を理由にフィービーはメンバーから外されてしまう…。
ゴーストバスターズである事に誇りを持つフィービーはふてくされ、家族との関係に溝。
そんな波乱の今回のバスターズに、凍えるほどの新たな脅威が忍び寄る…。
フィービーを残してバスターズは出動。母は相変わらず厳しいが、義父となったゲイリーはフィービーとの関係に悪戦苦闘…。
フィービーはあるゴーストと出会う。火事で家族を亡くし、未練があって現世に留まるゴーストガールのメロディ。いつしか友情が…。
旧メンバーで今はオカルト書店経営のレイモンド。前作でフィービーと活躍したポッドキャストがここでYouTube協力。
一人の客が。ナディームという青年。祖母のオカルト遺品を売りに。
奇妙な真鍮で出来た球。この球は一体…?
本部のゴースト貯蔵庫が限界。ウィンストンが支援するゴースト研究所に真鍮球共々移送。
真鍮球が来てから研究所のゴーストに異変が。やはり普通の球じゃない。古い文献から探し出して、判明した球の正体と中にあるのは…。
全てのものを凍らせるゴースト、ガラッカ。
遥か4000年の昔、時の王に支えていたが、その力に恐れた王によって角を折られ抹殺されそうになったが、王朝を滅ぼす。しかし真鍮の球に封印。
歴史の闇に葬り去られたかに思えたが、復活を目論む。
他のゴーストを操る。その内の一体。フィービーとの友情を利用し、封印から解かれ…。
角も力も取り戻し、復活。ビーチや街を一瞬にして凍らせる。
人類や世界の危機に、バラバラ寸前のバスターズは立ち向かえるのか…?
氷河期のように凍らせるスペクタクルは圧巻。冷凍ゴーストはシリーズ初。
他の新たなゴーストも。非生物なら何でも取り憑く事が出来るポゼッサー。コイツは厄介。
マシュマロマンやお馴染みのゴーストも勿論。
新旧キャストも続投。前回は“HELP”だった旧メンバーだが、今回はしっかり出演。
今回も無難に楽しめるのだが…、ここはもうズバリはっきりと。前作には及ばなかった。前作が良すぎたからなぁ…。
ちと不満点が長くなってしまうかもしれないが…、
旧作に戻ったような作風はいい。が、前作のようなしっかりとしたドラマを期待すると、かなり味気無くなっている。
ドラマの設定や展開、監督がジェイソン・ライトマンじゃないのが、個人的に大きな減点。
マッケンナ・グレイスは引き続き好演魅せてくれるが、定番のような“大人は分かってくれない”。天才の孫として聡明だったのに、ちょっと面倒臭い性格に。幽体離脱には、オイオイッ! 反抗期…?
時々ズッコケもあるが、ゴーストバスターズはスペシャリストチーム。フィービーは祖父譲りの科学の才、ヘタレな兄貴も何だかんだ奮闘。でも、母とゲイリーは…? 大して役にも立ってないのに、あれこれ口うるさく命令。親だからと言って何故にバスターズの隊長気取り…? 前作のようにポッドキャストやラッキーらと子供たちだけの方がワクワクがあった。
旧メンバーの特別感も薄れてしまったかな…。旧作の受付嬢(現おばちゃん)がカムバックしたって…。シガニー・ウィーバーだったら…。
事件の元凶。真鍮球を持ち込んだナディーム。ただの迷惑キャラかと思ったら…! でも何だかちょっとご都合主義。ゴースト研究所員のラーズはいいキャラしてたけど…。
予告編やポスターなどで印象的な“氷結”。だけど、終盤30分くらになってからやっと。
ちょいちょい見せ場は挟むけど、何だか今回ちょっと全体的に退屈。ガラッカも脅威だが、呆気なかった感じも…。
色々詰め込み過ぎて、ごちゃごちゃ。
ワクワクも興奮もドラマ性も感動も面白さも前作から著しくダウン。
そういや旧作も『2』でガクンと面白味に欠けたけど、何もそこまで継承しなくていいんだよ!
とは言え、これでまたまたバスターズ休業ってほどじゃない。
何だかんだやっぱり、僕たち私たちのゴーストバスターズ! 次の出動にも期待。
おっとその時は、女性メンバーたちも!
大量発生するちっちゃい悪夢かわいすぎん??
機内鑑賞
早送りでざっくり見た。
ゴーストバスターズは有名も有名な作品シリーズだか、
どれも見たことない。
タイトルにもある悪夢のシーン、
瓶の裏から、小さい白くてもこっとした体型のかわいいのが現れた、
と思ったら容赦なく叩き潰し、その直後大量発生。
悪夢同士で体を切ったりえぐいことしてるのと、
見た目の可愛さのギャップよ。
あまりに衝撃で繰り返し見てしまった。
一番楽しみにしていた予告の凍りつくシーンの印象は全くない。
ゴーストをバスターする方法が、
車から座席が迫り出てビームを当てる感じだったけど
座席迫り出すアイディア◎
おそらく名作なんだろうけど、
なんでかはまらない作品。
ディザスタームービーのように楽しめることを期待したけど、
やはりはまらない作品でした。
24.7.9 飛行機
過去作から観ていれば面白味は更に増す
ビル・マーレーが
おじいちゃん過ぎるやん…
ゴーストバスターズの新シリーズ第二弾と言うことで、その間にあった謎のリブート版をとりあえず無かったことに?かどうかは前作を観ていないからわからないものの、オリジナルの要素をかなり色濃く残したことで、もうオリジナル観てたおっさんのノスタルジー狙いかと思わせるような細かいネタのオンパレード
ちなみに前作は未見、だけどそんなに問題にはならなかった
だけど映画としてもちゃんと正常進化していて、オリジナルメンバーが立ち上げた当初から使っている旧消防署の設備を使い続けることで起こるアレコレやら、若いと言うか若過ぎる新メンバーの葛藤だったり友情だったり、ステップファミリーのややこしやだったりと今っぽい設定も織り込んだりしていて、新しい映画としてもどの年齢層も観やすい王道SF映画に仕上がっていて飽きない
オールドファンにはダン・エイクロイドが始めいつもの面々が老骨に鞭打って大活躍、新しい面々もそれぞれ個性抜群
もちろん今までの流れありきの作品ではあるけど、ちゃんと単品としても楽しませてくれる良作だった
しかし、ダン・エイクロイドはともかく、ビル・マーレーはおじいちゃん過ぎやった
あれ?
幽霊と家族
メロディ(エミリーアリンリンド)は幽霊だがフィービー(マッケナグレイス)と気が合った。メロディは成仏できなくて人界をさまよっている霊魂。性格はさばさばだが、さばさばの鎧の下に寂しさを隠しているタイプ。悔恨と、彼女自身と家族を奪うことになったマッチを携えている。
フィービーは母親にチームから外されたこともあって、継父(ポールラッド)ともぎくしゃくしていた。そんな落ち込んでいるときに出会ったメロディはするっと心のなかに入ってきた。ソウルメイトができるときの感じ。フィービーは実体でメロディは不実体だが、ふたりの間には友情といえるものがあった。
ところがメロディは恐怖王ガラカへの協調を脅迫されていて、抽出装置で不実体になったフィービーを利用し、凍結封印を解いてガラカを人界へ解き放つ。
このメロディとフィービーの関係性がGhostbusters Frozen Empire最大の見どころ。友達だと思っていたのに裏切られた、からの多幸なクライマックスへ至る曲線はお家芸だった。
Afterlifeしかりだが新機軸Ghostbustersのエモーショナルな大団円へもっていくエネルギーはすごかった。Afterlifeと同じGil KenanとJason Reitmanが書いているが素晴らしい脚本だった。
思うにハリウッドのコメディは、日本のこまっしゃくれた映画監督のこまっしゃくれた映画よりも、はるかに解りやすく、喜怒哀楽や友情の大切さや人生の機微などについて、老若男女を問わず、有機な見解を提供してくれる。オーディエンスにとってエンタメ界隈がそうである以上、こまっしゃくれた日本映画にどんな存在意義があるのか、個人的にはわからない。と思うことがある。余談だが。
大人とも言えないがすでに子供ではないマッケナグレイスのぶかぶかなジャンプスーツがこのうえなくアドラブル。前作同様おっとり感の出し方がすごくうまい。
ちなみに世界が、若く美しいアングロサクソン──という存在にたいして、そうでない者たちを慰謝するために設えた言葉が「多様性」という言葉ではなかろうか。
マッケナグレイスを見ていて、あるいはたとえばテイラースウィフトやビリーアイリッシュやそこに群がる無尽蔵の声援を見るとき、そんなことを思ったりする。ことはありませんか。
話は複軸になっていてフィービー達スペングラー家と、Kumail Nanjianiが演じるファイアマスターの後継者、旧ゴーストバスターズのReunionもある、豪華な構成。
前作で好演したポッドキャストは青年という感じになっていたし、目新しいところではPatton Oswaltも出てきた。ぺったんこになるマシュマロマンも大暴れする。
が、雑多な要素をまとめているのは継父が義娘に認められるか──ということで、複軸のコメディが温かみと多幸感あるファミリードラマとして成り立っていた。とりわけクライマックス。みんなわちゃわちゃの状態でのハッピーエンド。素直に「ああ楽しかった」と言える映画だった。さすがだった。
ただし批評家評はかんばしくなかった。
imdb6.1、RottenTomatoes42%と83%。
映画をよくごらんになる方であれば、本作が批評家評が下がって、一般評が上がるタイプの映画だ──ということが(なんとなく)解ると思うが、RottenTomatoesもその通りになっている。
前作のほうが良かった──というのも、よくわかる。前作AfterlifeはGhostbusters全体から見ると4番目の映画だが、新機軸としては事実上の初回作品と言えた。だからFrozen Empireは二作目のジンクスを被ってしまっている。エネルギーが落ちるのは無理のない話だった。
だが本作はサービス満点で良心的で罪も嫌味もない。楽しめるし、ホロリとくるし、エイクロイド(71歳)もビルマーレイ(73歳)もハドソン(78歳)もAnnie Potts(71歳)もみんな元気でgolden yearsを謳歌するんだ。だから率直に俺もがんばろうって思ったよ。
早い話最新版「ゴーストバスターズ」なのよ
大嫌いな暑さを纏った夏がもうすぐやってくる😭
梅雨入りした土曜日の束の間の涼しい午後☺️
こんな日は我が城にてビール片手に映画鑑賞しか無いな、と独断と偏見の塊と化したマ王はオンデマンドで視聴料が安くなってたから観ちゃいました「ゴーストバスターズ フローズンサマー」😁
物語は相変わらず、我らがゴーストバスターズの面々が強敵と戦うというアメリカンなテイストだからして、特段の新しさは存在しない🤣
前作の「ゴーストバスターズ アフターライフ」の方が既定路線から外れてて楽しめたかな😚
感想としては「ゴーストバスターズ3」と言ってもイイと思うよ😅
とは言え、新しいメンバーに加え旧作の主人公達が戻って来たのがハリウッド感があって楽しめた😆
決して内容は悪くは無いし(この手のアクションコメディが苦手な方は兎も角)土曜の午後のビールのオツマミには最適解の映画ではなかろうか✨
観終わった後は涼しい風が通るマ王城にて暫しの昼寝😂
独身貴族のグータラな休日でした💦
余談ではあるがマ王城は5LDKの一軒家なので掃除が大変😫
昼寝から覚めた後は慌てて掃除をしましたとさ🌀
映画館での鑑賞オススメ度★★★★☆
ビル・マーレイ老けたね度★★★★☆
ダン・エイクロイド太ったね度🐖🐖🐖🐖🐖
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