猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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シリーズの着地点が見えなくなってきたか・・・
CGやアクション、緑の廃墟の描写は圧巻でした。
ストーリーはまぁ無難に仕上がっていて普通に見れはしたものの、
特に心動かされる体験ではなかったかも・・・。
私は前作まで見てるから「あの世界の続きはこうなったのかぁ、ふーん」くらいで見れましたが、初めてこの作品から入った人がどう感じるのかは気になる。
人と猿の生存競争?の結末が気になって創世記からみてましたが、
もう決着ついてるしなぁ・・・
今更遠隔地と通信できて喜んだところで何ができるんだろうってのが正直なところ。
もはやどうなれば終わりとかも無さそうだし、
映画っていうよりドラマシリーズに近いストーリー展開になってきてるかも。
VFXは凄いが想像の斜め下の展開で「何コレ?」
猿が地上の覇権を得た時代、シーザーを名乗るゴリラが支配する帝国に生まれ育った村を焼かれ父親を殺された猿ノアは連れ去られた仲間を助けるため旅に出た…。
亡き父の相棒の鷲と共に旅立った主人公ノアが途中で出会った賢者っぽいオランウータンと帝国に追われる謎の人間の女ノヴァを仲間に独裁者シーザーを倒し新たな指導者になる物語だと思ったらそんなことはなかったぜ!
前作から300年程度しか経過していないのに激しい地殻変動が起きたらしい大都市周辺。
あまり意味が無い人間狩りシーンというか現生人類の存在。
某キャラの速すぎる退場。
帝国の規模がやたらショボい。
シーザーはジャイアン程度のワルだった。
ノヴァは峰不二子だった。
経年劣化が無い現代科学。
忘れたころに出てくるツンデレな鷲。
同じような状況の前作と比べて割と簡単に猿殺しするノア。
なんやかんやでとりあえずは平凡な人生を選択したらしいノア。
結局途絶えたシーザーの教え。
などなど、いやいやそれはどうなんだ?な展開が多く萎えた。(あれ?バカ映画なら上出来じゃね?)
もしも次回作があるのなら想像の斜め上をいくような作品を希望する。
例えば性懲りもなく現れたノヴァの無理難題に誘われたノアが右往左往するような話がいいなあ…。
思ったより面白かった
思ったより面白かったです。
とはいえ後半になっての粗さが少し消化不良となり評価は★3止まり。
映像 ★★★
音 ★★★
物語 ★★★
役者 ★★ (CGの猿の表情は良い)
編集 ★★★
粗さ ★★ (後半に向かって雑になるかなぁ)
・前半では凄く人の臭いに敏感な猿・ゴリラなんだけど・・・
・人が人を殺すなとも言わないが、そこに魅力的な人物像を感じない
・海と堤防と軍事シェルターの関係がどうもねぇ・・・
総合 2.9
ゴリラの居住地が出てきたあたりから急に粗さが気になってしまいました。
「これは酷い」というレベルでも無いのですが、私的には消化不良となりました。
少々甘いが★は3で、どちらかというと少々マイナス方向で評価2.9といったところ。
壮大な蛇足感・・・
監督の趣味の長尺は不要だったかも
おとなしめ
これは映画館で観るべき映画だ!
オリジナルの猿の惑星をリアルタイムで観てきた世代なのでキングダムは隔世の感がある。オリジナルの特殊メイクの猿の表情が動くのにどれだけ驚いただろう。あれから56年。CG、VFXと進化を遂げた。これは絶対映画館で観るべき映画だ。美しい映像を確かめて!
面白いラストだなぁ!!
宣伝で期待値を上げる為に嘘を言うのは良くないと思う
「衝撃の展開」くらいの宣伝文句なら許す。しかし、ある民放番組で「衝撃のラストです!」とまで宣った女性インタビュアーはアホかと思う。それを映画監督本人の前で言うのだから映画会社も馬鹿なのか?と思う。
さらに「ラスト、この物語の舞台は◯◯だったんですよ」と記者が匂わせてた。監督本人の前でだ。だから混乱したまま映画鑑賞してたんだが、この映画の舞台って実は地球では無いのか?
本編鑑賞したけど、どー考えても舞台は地球でしかないと思うんだが。この番宣観た方も少なくないだろう。(俺は今日の朝テレビで観ました)
この馬鹿インタビュアーを制裁したい気持ちになりました。こーいう馬鹿を映画会社も許すべきではないと思う。
映画自体は「いまのアメリカ人って、こんなん好きなのね」って感じ。
人間が出た時の安心感が半端ない
良作ではあるものの、過去の作品のVOD視聴が前提か
今年189本目(合計1,281本目/今月(2024年5月度)23本目)。
(前の作品 「ミッシング」→この作品「猿の惑星」→次の作品「碁盤切り」(明日予定)
これだけ多くの映画に行く私ですが1週間遅れたのは、他の映画との兼ね合いでどうしても入れることができず、平日は21時からとか無理すぎる予定だったので(2時間30分級)、今日(計画有休付与日)に回したものです。
まぁ、良くも悪くもタイトル通り「猿の惑星」です。人(ヒト)は出ても2~3人程度、ずーっと猿なりゴリラなどが出ますので、その点で迷いは少ないです。
ただそのことは他の方が触れている通り「誰が誰かわかりにくい」ことも意味して、ここを正確に理解しないとドミノ倒し式に理解がパニックになる点がきついです。かつインド映画なら3時間が「お約束」なのでわからない点があっても「またもう一度みようか」になりますが、2.5時間級でこの映画を2回見に行くかは判断が分かれるかなといったところです。
とはいえ、そうした難があるとしても、タイトル通り「猿の惑星」で猿(や、類似の動物含む)ばかりで、アクションシーンや軽い推理シーンなどもあり、さすが大作といったところです。なお、後半、少しだけですが、いわゆる「非常灯ライト」の類で点滅シーンがあるので気になる方は後ろ側の座席推奨です。
上記のように「誰が誰かわかりにくい」(もっとも猿なので「誰が」という表記がよいかも微妙?)という点はあるとしても、2.5時間ほど、他の映画では見られない設定で楽しめるのはよいことで、他に気になる点までないためフルスコアにしています。
見分けがつきにくい
2~3作目『新世紀』『聖戦記』のことを全く覚えていませんでしたが、忘れていても一応本作だけで話は通じました。
ブログに遺してあった過去3作の自分の感想を読んで、「出来が良かった」「よく練られた脚本」「猿の各キャラの描き分け方が上手い、アンディ・サーキスの演技とVFXの勝利」「漢シーザーさん一代記」とか書いてあったけど、
どんな話だったっけなぁ。
リブート1作目 『猿の惑星 創世記』は、コロナ禍初期のタイミングで、パンデミックを振り返る意味で、配信で観なおしたので覚えていたのですが。
ただ本作、猿ばっかりで、(特に主人公ノアらイーグル族の)見分けがつかない。
どの猿がどの個体なのかわからないまま物語が進むように感じちゃって。
途中からノア単独行動になって、オビワンみたいな道士がオラウータン、敵はゴリラ、と記号だけになった時には安心しました。
私が加齢で注意力が落ちたのかもしれないと、やや映画本編とは違う心配に支配されたり。
音楽とか、王国のある洞窟とかが、旧『猿の惑星』1作目リスペクトかもしれない。
中身は……あんまりなかったような……
ラストの展開がよく言えば駆け足、悪く言えばありがちパターン内の読みやすい流れで無理やり閉じたに過ぎず。
続編ができそうな終わり方でしたが、この作品で終わってもいいんじゃないかと思いました。
猿の惑星は続くよどこまでも
グラフィックだけ、、、
人によって捉え方、感じ方はあると思いますが私にはあまり刺さりませんでした。
映像/グラフィックは素晴らしい。
CGに違和感をまったく感じません。
人類への皮肉を感じましたがメッセージ性もストーリーも薄っぺらい。。
オチがそれだけ?という感じでした。
高所恐怖症の方はご注意
IMAXで見ましたが緻密でよく出来た映像でした。なので高い所のシーンだと思わず目を背けたくなります(汗)。
物語としては所謂猿の惑星のオマージュで、初代の様に宇宙船が不時着したら猿の惑星だった、では無く最初から地球です。
人類のやらかしによって人間の知能が低下するウイルスを作ってしまいパンデミックの結果人類は滅亡状態。生き残った子孫は猿同然。
対してそのウイルスは猿の知能を飛躍的に向上させた。そんな時代が何世代か続いて猿達は縄文時代と同じ様な生活をしていた。鷹狩りで生計を立てていたイーグル族に謎の覆面部族が襲い掛かり…
って所が導入部。
まあ色々あって最後は自由の女神を見つける様な落ち(内容は全然違うけど)があるのだが、初代猿の惑星っぽくていい。
あと地球が猿の惑星になった原因が人類の傲慢さの結果と言うのも初代猿の惑星を思い起こさせる。
それと大事な事ですが突っ込んだら負けな所が沢山あるので生暖かい気持ちでスルーしてあげて下さい(笑)。
字幕版を見たのですが、猿と言わずにエイプ(英語で猿)と表記したのは良いですね。
エイプやエイプスの発音が出るたびに画面に猿、猿ばかりではウザいからね。別の人類っぽい演出と言うか。
エンタメ性たっぷり続きも期待できる
何も考えずに気軽にエンタメ性の高い映画観たいときにぴったりな作品
どんどん進化するCG・VFX技術のおかげで本当に荒廃した世界でリアルな猿たちが生き生きと動いている。役者に実在の猿使いました?!ってぐらいリアル(笑
ストーリーはザ・エンターテイメント!って感じで何も考えずに気楽に観られる。
この前に観たときの映画がオッペンハイマーだったから、これぐらいタイプの違う映画を観て、「映画」って一言に括れないな、「映画好き」ってなんだろうねと考えてしまったww
この映画そのものに関しては、シーザーの名前が度々出てきて、シーザーの教えとかが語られるけど、それが微妙に違っていたり、シーザーの名だけが利用されたりで、あぁ、こうやって信仰ってできていくんだなって。一部のおさるさんの発言、もはやシーザー教だよ。
最近、フリーレンにはまったから英雄の言葉や姿が長い時を経て、改変され、あたかも本人の言動のように大切にされるところに類似性を感じた。
「シーザーならこうした」って言えるお猿さんはいないはずなのにね。
今回の主猿公・ノアが会ったこともないシーザーの影に今後どう関わっていくのか、人間サイドとのやり取りも含め、終わり方は次作に期待~
初めての猿の惑星
基本設定の勝利か。 やっぱり楽しめる。
小学生のとき、TVで観た1作目のラストは衝撃だった。その部分だけは今でも良く憶えている。その後、続編、新シリーズ、etc.と一体何作られたのだろうか?
でも、どれも結構面白かったと記憶している。それだけ基本の設定が優れているということか。
本作はリブートということらしいが、「とにかく観てみよう」と観賞。
【物語】
ウイルスの流行により猿の知能が飛躍的に向上し、地球の支配者が人間から猿へと変わり、人間は生存数さえも激減していた。
ノア(オーウェン・ティーグ)はリーダーである父親が束ねるイーグル族(チンパンジー系?)と呼ばれる部族に属して平和な暮らしを送っていた。ところが別の猿族(ゴリラ系?)に村を襲われる。父親は命を落し、生き残った家族と仲間は捕虜として彼らに連れ去られてしまう。
ノアは彼らを救うべく、連れ去られた先を探す。その過程でラカ(ピーター・メイコン:オラウータン?)と彼が守った人間の娘メイ(フレイヤ・アーラン)と出会い、彼らと共に凶暴な猿族の居住地を探し続ける。
そして遂に海岸に築かれた彼らの居住区に辿り着く。その猿族はプロキシマス・シーザーが独裁者として君臨、支配していた。イーグル族の仲間達は奴隷としてそこで働かされていた。そこにはかつて人間が高度な文明で製作した武器や先進機材を収納した格納庫があり、シーザーは守る強固な扉を奴隷を使ってこじ開け、中の機材を手に入れて彼の支配力を絶対的なものにしようとしていた。
ノアはシーザーの野望を阻止し、仲間を救うべく立ち向かう。
【感想】
今回も結構楽しめた。
まず、冒頭の猿たちのダイナミックなアクション。 今さらどんなシーンを見せられてももはや驚きはしないが、あんなシーンを見せられるとワクワクする。CG + モーションピクチャー? 作り方(種明かし)に興味は無いが(というか知らない方が素直に楽しめる気がして知りたくない)。
そして中盤以降に目が行ったのは猿の泣きの演技。「目は口ほどにものを言う」わけで、名優は目で演技をするが、今回の猿は目でものを言っていた(笑)。目を潤ます繊細な演技。 「現代CGはここまで出来るんだ」と、これには感心した。
メインストーリーは、友情、家族愛、そして打倒悪の支配者、という散々使い古された流れだけど、それでも楽しめたのは、やはり基本設定の秀逸さなのだと思う。猿が人間に次ぐ知能だと誰も知っていて、
「どこかで進化の優劣が変わって、猿の知能が人類を上回っていたら地球はどうなってた?」
と考え出したら、興味が尽きない。
また、人間も知能が現代人と同等に発達してから少なくとも数千年の時間を経て現代文明を築いたのであって、猿が仮に突然変異で人並の知能を持ったとしても、いきなり自分達で文明機器を発明したり、製作することはできず、人類の遺物たる先端機器を手に入れようとする設定もリアルで説得力ある設定だと思う。
猿の中でも、人種ならぬ猿種、あるいは部族間の対立や諍いが有ることも、「人類でなくてもきっとそうよな」と納得してしまう。
コロナ以降ハリウッド大作欠乏が続く中で、気楽に楽しめる大作として、おススメできます。
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