猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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この先、映画はどう進化するのか。
もはや実写とアニメ(超リアルなCGで作られたアニメ)の境界はなくなったと言っていいのではないでしょうか。
ストーリー云々より、その映像を見るためだけでも料金を払う価値があります。
映画って、この先どうなるんだろうと思わされました。
ずいぶん前、歳をとっても好奇心旺盛だった父と「キングコング」を見に行ったことがあります。その映像に驚いてとても喜んでいました。
父にこの映像を見せたら何と言っただろうと思いながら見ました。
このシリーズの前の分を見ていなくても充分楽しめる作品です。
それぞれに正義あり
過去作に比べて最高のエンターテイメントに仕上がっていますが、ストーリーは少々薄味。もう少しドス黒いヒトと猿の関係性を求めていたのかもしれません。
しかし、突きつけるテーマは深く答えが見つからずモヤモヤ。
牧歌的な猿社会、猿キングダム(王国)、正体不明のヒト社会。
3つの社会を対比して、どの組織に共感できるかと問われた。
キングダム(王国)は悪なのか。No.多少荒っぽい手を使うがそれは人類も辿ってきた道のり。対して猿の牧歌的な村社会も、そんなにお気楽で良いのか。ヒト社会も、未だ御先祖様の栄光にすがりついている。
それぞれに言い分があり正義もある。過去作のテーマであった核兵器批判や人種間差別、動物擁護などに対し、今作はどこに軸足を置けば良いのか。
悩ましい。
一晩眠って、明日もう一度考えてみよう。
あれから56年、進化するCGにただただ感動
小学生の時にチャールトン・へストンの猿の惑星を観て大興奮し、学校でそのすごさを言い触らしクラスに一大ムーブメントを巻き起こしました(懐かしや)。早川書房の原作まで買って読んだほどです(結末違うんだよね)。それから56年という歳月が流れ、今日はCGの進化っぷりにただただ感動させられました。56年前もエイプ達の自然なメイクには驚かされましたが、人類の進化はまだまだ止まらない。この映画でのエイプの表情など、何から何まで自然で、彼らのそれぞれの個性まで伺え、知性あるエイプのリアル感は半端ない。また、エイプ達が飛び回る山々や断崖絶壁の迫力と美しさにも心を奪われました。これもリアル。
ストーリー?普通に面白かったかな。人間とエイプとの共存は可能かと問われれば…難しいだろうね。
「猿vs人間」の逆転を普遍的に描いた《文明批評的傑作》
上質な映画。とても良かったです。
「猿の惑星:聖戦記」で死んだリーダー・シーザーの火葬から始まり、
300年後に遡ります。
衝撃的なラストと盛んに煽っていますが、
1968年の「猿の惑星」を超える衝撃はもはや無理ではないでしょうか?
ラストは西暦何年?
途端にSFが前々前世的に変わり
時代が後退したのか進行したのか分からない意味での衝撃はありました。
そして、
映画のテーマが「クワイエット・プレイス」の、
【音を立ててはいけない】設定と、
【言葉も考えることも奪われた人間】・・・
「猿の惑星」のラストとも近いシーンがみられ、
微妙にクロスオーバーしてる気がするのは、
私だけ・・・でしょうか!
少女のノヴァはやはりずる賢い人間の一味でした。
「野生のエルザ」ではなかったですね。
「猿の惑星」第一作は1968年。
知的で二足歩行に洋服を着た猿は、言葉を話します。
その惑星に不時着した宇宙飛行士のチャールストン・ヘストンは、
捕らえられて、小突き回され裁判にかけられる。
そこには白人女性が1人いて、その女の名前はノヴァで、
ノヴァは話せない人間だった。
(ノヴァは「猿の惑星」のシンボル的名前でシーザー同様に継承されている)
ノヴァを白い馬の後ろに乗せて新天地を求めて
チャールストン・ヘストンがたどり着いた場所。
そこには横に倒れて朽ちた「自由の女神」の上半身が!!
そこは【地球】だったのです、
というラスト!!
第一作から引き継がれているのは、
「猿と人間の立場の逆転」
新薬で変異した知能の高い、話せる、文字も読める、教養もある・・・
猿たちのリプート3作品。
「猿の惑星:創世記:新世紀:聖戦記」
この3作品はかなり難しくて頭が痛くなりました。
今作はその300年後の設定。
猿の王国=キングダムの王様・プロキシマム・シーザー。
海辺にテントをたくさん張った万博のパピリオンみたいな王国を築いて、
独裁者として君臨している。
カリスマ性があり、
「ワンダフル・デー」と演説する姿は某元大統領を彷彿させる。
そんなにむやみやたら殺さたない。
残虐性はほどほど。
この映画の主役はイーグル族の若きリーダー・ノア(オーウェン・ティーグ)
心優しきノアは瞳だけで感情を表現する。
時に涙ぐみ、悔しさに歯噛みする。
親想いで仲間思い。
父親の族長から「絆の日」に後継者として指名されるはずだった。
所がキングダムの王様・プロキシマム・シーザーの軍団が、
《鳥の巣状》に空へと築かれた木々の山々を根城とするイーグル族
を急襲する。
その村を焼き払い、ノアの父親の首長は殺されて、兄弟姉妹・
恋人まで連れ去られる。
運動能力と跳躍力に優れたノアは、1人だけ逃げ伸びて長老の
オラウータンのラカから、昔、昔、存在した人間の科学者に愛されて育ち
野生に戻り猿たちのリーダーとなった《初代シーザー》の話を聞く。
初代シーザーは人間と猿が、【共存共栄】出来るの信じるリーダーだった。
そんな時、長老とノアは人間の少女ノヴァと知り合い
行動を共にする。
人間族が退化して話せない、読めない、原始人化した中で、
猿ウイルスに侵されなかった生き残りのメイ
(フレイヤ・アーラン)
彼女は高い知能と【ある秘密】を握っていた。
メイは本能的にノアを信頼してラカと仲間になります。
この映画「キングダム」では、人間はネアンデルタールの原始人です。
猿の長プロキシマス・シーザーは高度の文明を持つ
「キングダム」を海辺に築いている。
しかしその奥の方にコンクリートで聳え立つ【箱】があるのです。
それこそ退化して死に絶えた人間の置き土産。
シーザーが家来を使って力任せに引っ張ろうと、爆破しよとしても
びくともしない。
しかしノヴァ(メイ)はそこの場所の秘密を知っています。
ノヴァの一言、
「本が見つかれば、」
「全てを元に戻せる」
意味深ですが、ここだけネタバレせずには伏せておきます。
私が通うTOHOシネマズすすきのは、Dolby cinemaでの上映でした。
音響そして精緻な映像美に没入間は半端ないです。
集中できます。
涙ぐむノア。感情豊かで優しい真のリーダー。
イーグル族の名は鷹(イーグル)から来てて鷹を育てて、海や川から鷹は魚を
捕獲してきます。
それを干したりして食糧にしているし、鷹のリーダーのイーグル・サンは
ノアのお父さんの守り神。
ラストでイーグルたちが、とてつも無い大きな働きをするのも見事でした。
「猿の惑星」
人気シリーズで10作品目。
私は一作目を復習してリプートの3作品は見てますが、
今回「猿の惑星:聖戦記」を復習しました。
モーションキャプチャーのキャストは目と顔の表情で全てを表現。
猿の動きで表現する人気シリーズです。
ラストまで観てジーンと胸が熱くなり、高揚した満足感に包まれました。
ちょっとだけ、芸術作品に浸った気分になる映画。
猿は猿のテリトリーを守り。
人間は人間のテリトリーを守り、
決して侵害せずにいれば、
【共存共栄】は成り立っと思いました。
そして、
続編も見たいですね、
衝撃のラストシーンのつづきを!!
「猿の惑星」シリーズが56年も続いていることは
今も新しいテーマ・・・
考え方、民族、肌の色の違う人間そして、【動物】
も含めて、共生出来るのか・・・
それを追求しているのが胸を打つのかもしれません。
後半だけ7.8割カットで‼️
「猿の惑星」??
映画マニアではない一般人の感想です(初代作以降に続編が複数有ることも知りませんでした)
ネタばれ無しで語ると、このストーリーだと人類は別に登場する必要がなく別の生命体でも代替表現が可能
隆盛を誇った一生命体群が他の生命体に取って代わられ進化の道から外れたというのは生命誕生以来常に繰り返されてきた事象でありましょう
また、「猿の惑星」とは種々の伏線回収やドンデン返しを期待させる作品ではないかと勝手に思い込んで鑑賞しましたので予想外とは言えないサッパリしたエンディングだったなという感想を持ちました
「うーん、こう来るかー」という初代作のような感想にならなかったのは思い出補正によるものでしょうか
SFでも抒情詩でもないストーリーなのでVFX好きな方なら楽しめるかなと思います
勢いのある映像表現ではあるので映画館で見ることをお勧めしますが肩ひじ張らずに「見られるタイミングで見てみるか」といったスタンスでよいかと思います
チンパンジーvsゴリラ
猿の惑星の最初のシリーズは全部見てますが、リブート版は今作が初見。
SF的な魅力はあまり感じなかったですが、映像の進化はなかなかすごい。
正直、エイプ達のやり取りやストーリーはつまらなかったんですが、リアルを超えてるかも?と思わせるCG映像の凄さで無理矢理見せられた感じですね。
ジュラシックパークでCG恐竜のリアルさに度肝を抜かれましたが、それから約30年ですか。
今では表情豊かな霊長類でも全く違和感がありませんね。
ストーリーがつまらなく感じたのは、エイプ達の帝王シーザーが只のジャイアンで、あまり脅威を感じられなかったのが原因かな。
あの程度では次回作ですぐに人間側に逆襲されそうな雰囲気です。
最近流行っている人類の敵で言えば、進化したAIやロボ、「三体」などの宇宙人もので、言語が喋れる程度に知能が向上したサルではちょっと弱いかな。
映像の進化に貢献した作品としては支持します。
イーグル族との関係がインディアンを彷彿とさせる
お猿さんがしゃべっても違和感なし
完全に猿目線で映画を観てた
◯◯◯◯の教えそれがimportant
IMAXでみましたが、音楽も映像も迫力があり、とても良かったです。
1968年の猿の惑星は、テレビで見て度肝を抜かれた事を覚えています。
今回の映画は猿の惑星 聖戦記に続く第四作ですが、復習していなくてもOKな作りになっています。
チンパンジーやオラウータンやゴリラの表情が良く描かれていました。
また、色々なものに登る動作もスリリングで、鷹を使うシーンもきれいでした。
丁寧に映像を紡いでいて、ストーリーの大筋は良い感じですが、話の運びがスムーズでなく、残念です。
主人公のノアに感情移入したので、人間に対して良い感情を持てなかった事が、この映画が3.5となった理由です。
でも、まだ続きそうなのでまた見ると思います。
映画の冒頭、猿の惑星ジェネシスで初めて言葉を発したシーザーの衝撃的な火葬シーンから始まります!
本編は人類との聖戦から300年後、猿の文明は繁栄するが、一方で人類は退化し野生化していた!
猿の王、プロキシマス・シーザーは、始祖であるシーザーの教えを歪め支配していたが、若きチンパンジーのノアは、人間の少女メイとともに猿と人間の未来のためプロキシマス・シーザーと戦い勝利し平和を勝ち取ると言うストーリー!
猿の惑星は全シリーズを鑑賞しているが、猿達の表情がドンドン進化していて楽しいです!
期待してたのとは違った…
猿の惑星、シリーズの過去作9本を一気見してから鑑賞。
そもそも第1作目の『猿の惑星』(1968)は100年以上ある映画の歴史の中で最も面白い作品と言っても決して過言ではない名作中の名作。そこから56年目にして、シリーズ第10作目!
そしてこのフランチャイズは、2001年の『PLANET OF THE APES 猿の惑星』を除いて名作ばかりが続く奇跡のシリーズ!
ただし前作『猿の惑星:聖戦記』(2017)では新シリーズが見事に締め括られていたので、これ以上新作を付け足すのは止めておいた方が良いのではないかと心配しながら本作を鑑賞しましたよ。
…で、本作。
すごい映像、だけど長い…。
過去作を見てない人たちには面白いんじゃないかな。
個人的には…期待してたのとは違った…。
でもまあ、まだ続きがあるみたいだし、今後に望みを託します。
ちなみに、本作を見てリブート3部作が核戦争のせいで世界が終末を迎えた訳じゃないことに気付きました。
リブート3部作って、もともとオリジナル5部作とは別の世界だったんだね。
猿のは臭ぇ…(言いたかったorz)
続編では宇宙的になるのかな?
人間の俳優の顔・性格の好みを解消し「人間」の行いを表現する映画。
しかし、ゴリラが悪玉はなんか変。現状の生態系では猿よりゴリラの方が希少。ま、何だかんだで人間の世界を表現してるに過ぎないんだけどねw
続編では宇宙的になるのかな?w
全243件中、221~240件目を表示