猿の惑星 キングダムのレビュー・感想・評価
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着々と進む猿の惑星化と思いきや驚きのラスト
村育ちの猿が人間の女性と出会う話。
前作の記憶がほとんどない中観ました。
が、普通に楽しめました。
エイプたちの表情や感情表現には
相変わらず感動しましたが
目新しい展開はなかった気がします。
人間との共闘、エイプ同士との争い、
あーはいはい、
このまま猿の惑星ができあがるのかと思いきや
ラストに驚きました!まだ続きがあるのね
楽しみなような気もしますが、
もうこれ以上ネタがないような気もします
サルゴンクエスト
【良かったところ】
・猿の身体能力が上手く描写
・猿のCGのクオリティが高い
・分かりやすいストーリー
【微妙なところ】
・ボスが弱すぎる
・ノヴァの心理描写が少なく感情移入しにくい
・猿が似すぎて見分けがつかない
・会話が少なすぎる
人間の遺産や過去作の設定を活かしきれてない
ので、救出劇の登場人物を猿に変えただけの単純なストーリーの印象を受けた。
驚くような展開や演出は無く、過去作の威を借りた映画では無いだろうか。
作品単体でおすすめできる部分は猿の描写ぐらい。
良い幕開け
また新しいシリーズ?大丈夫?という気持ちと尺の長さに劇場鑑賞をスルーしたが、劇場でも良かったかも…と思うほど面白かった。何だかんだ好きなんですよね、このシリーズ。表面的な分断とご都合主義は今更指摘しない。スペクタクルとしての見応え抜群でもう満足。
最初の試練としての親の死や、ノアというネーミングセンスがもうアメリカっぽい。頭が良くて純な主人公に試練を与える感じも。でも何より共存できなさを描いているのは良いと思った。
ウキングダム
知能の高い猿たちからの人間登場。
尺をとっているわりに内容はあまり無い。オチもどちらかというと無い。
良い点
・かなりリアルなCG
悪い点
・壮大風な音楽
・都合のいい場所にキーアイテムがある
・猿なので感情移入しづらい
その他点
・馬に乗っていると何故か足が長く見える
・服装でも知能がある程度わかるだろう
地球にとって人間は不必要?
最初からとてもワクワクしました。
フルCGで今作は人間が出て来ないのか?
と思うほど猿の惑星で、
映像の作り込みも抜かりなく見応えありました。
前作までの猿と人間たちの覇権争いが、
この世界観では一番面白いのかな?と思ってるので
正直猿同士の戦いはそこまで燃えるものはなかったけど、
人間の全てを体現してるメイと言うキャラが、
そこを上手く掻き乱してくれて、
特に後半のメイの自分さえ良ければ全て良し!
とする行動には狂気が宿ってて腹立たしくも
次は何する気だ?とドキドキさせられました。
次回作は結局猿対人間になるのかな?
地球にとっては人間は不必要と思わせる映画でした。
ロードムービーとして楽しめる
本作はSFではなく、「ロードムービー」として楽しむのが「正しい」と思う。
生まれも育ちも全く違う者同士が、一緒に旅をする中で、共感し、固い友情で結ばれるようになる…
という安定の展開。
それが今回は「猿」と「ヒト」というだけ。
まあ、会話ができるので、見た目ほどの「違い」はないかもしれない。
大ヒットしたみたいなので、次回作もありそう。
人間と猿との共存は難しいのかもしれない?!
SF映画「猿の惑星」を新たにリメイクした「創世記」「新世紀」「聖戦記」に続くシリーズ4弾となる作品。
物語は「聖戦記」で亡くなったリーダー・シーザーの火葬から始まり、それから300年後の地球は人類は退化してしまって、高い知能と言語を得た猿たちが地球の新たな支配者となっていた。
この映画の主人公である若き猿ノアは、ある武装した猿の軍団に故郷の村を滅ぼされたうえ、家族や友人も連れ去られてしまう。家族や友人を取り戻すため武装した猿の軍団の後を追いかける。
その道中で、オラウータンのラカから猿と人間の共存に関する昔の話しを聞かされ、さらに人間の女性(ノヴァ)と出会う。皆で行動するなか、武装した猿の軍団に捕らわれ帝国に連行されてしまう。
とにかく、この映画に登場する猿たちの表情が豊かでまるで人間のように感じてしまった。その猿と行動する人間の女性ノヴァの演技も良かった。このノヴァの行動から、人間と猿の共存の難しさを感じてしまった。今後どうなるのかといった展開も気になってしまう。
まだまだ、続編がありそうな終わり方だったので次回作も楽しみにしたいと思います。
ノア~💕 "Shit!" ん? "Shit?"
ノアの知性、心持ちと豊かな表情に心打たれました。ノアが父を思い尊敬する気持ちが一本の芯になり最後のシーンに着地していて構成が良い映画だと思いました。予告編は何度も見ましたが全く見る気持ちがおきませんでした。偶然ながら飛行機内での鑑賞でしたが見ることできて本当によかったです。
「シーザー」を名乗る独裁者を掲げて喜んで言いなりに動く軍隊エイプ、穏やかで孤高の生き字引オランウータンのラカ、人間のメイ(ノヴァ)とトレヴェイナン、そして森林で家族や友達と平和に仲良く暮らすノア達。それぞれのエイプの特徴が昔から今に至るまでの人間世界を表していて皮肉ながら納得せざるを得なかった。森林と一番真逆の世界は「人間」だった。自然世界に反する武器を持ち無機質な建物内で周りの人間を見ずにひたすら集中して何事かをしている。その空間はとても怖く機械そのものだった。
最初の森林のシーンは自分も緑と風と空と水を感じる空間にいるようで幸福な気持ちになった。友達を思う気持ち、勇気、頭を使う、助け合う。そういうことは人間もできるのに。でもメイ=ノヴァも最後まで森林のエイプ達のことを信用していなかったんだろう、銃を隠しもっていたから。そこはかなりショックだった。
「シット!」と初めてノアが口にしたのは、ノヴァの真似だろうか?その「シット!」を聞いて「え、ノアくん、そんなこと言っていいの?」と思った。身体名称による罵り言葉は人間特有のような気がするし、シットそのものは自然の中でとても重要な役割をはたすものだからだ。だから2回目にノアが「シット!」と言った時、ノア自身も「あれ?」という表情をしたのですごーく受けてしまった。ナイス、ノア!
映画館でかかったら是非行きたい!
二重構造のドラマに圧倒される
「まだやるの?」
21世紀版のシリーズは3部作とも面白く、これはロードオブザリングくらいしか思い出さないほど。それくらい完璧で物語もきれいに完結していたから、この4作目はディズニーになったスター・ウォーズやインディ・ジョーンシリーズ同様に中身がない冗長な映画になると、正直な所期待度は低かった。
が、蓋を開けてみると21世紀版では最高傑作と思える素晴らしい出来!
確かに序盤が長くて少し退屈したり、生き延びていた知恵を持つ人間が、なぜ300年も黙っていたのか疑問に思う所もあるが、それは続編で分かるかもしれないので保留。
エイプ同士の対立は人類の歴史や現代社会を反映したもので猿の惑星シリーズのもつ文明批判というハードコアSFな伝統を感じるが、やはり人間が絡むと俄然面白くなる。
人間側のメインキャラは2人だけだが、2人とも際立ったキャラになっていて、とても人間臭いのがいい。
この先はエイプと人間の戦争になるのだろうか?その結末が共存と平等だとしたら続編はいらないが、一筋縄では収まらない奇想天外な展開を、この映画からはどうしても期待してしまう。
(エイプ≠モンキーでエイプはチンパンジー、ゴリラ、オランウータンなどより人間に近い猿を言うそうです。テナガザルやニホンザルなどはモンキーなので猿の惑星でも下等な猿として扱われるかもしれません)
猿VS人間のアクション映画です
幼いときに旧作・1作目ラストシーンの
衝撃の洗礼を受けている僕としては、
どうしても物語の裏にある「何か」を
期待してしまうのです。
うーむ、結局「わからん」で終わってしまった。
なんで人間残ってんの?とか。
もしかしたら未見のままのリブート3部作
を観ていないからそうなっちゃうのかな?
だとしたら残念な状態で観たことになりますね。
(ウィルスの件も含め、どうやら世界線は
続いているようですね・・・)
ということでリブートを観ていない
自分にとって本作は、ただただ人間とサルが争い合ってる
としか見えなかったんですよね。まぁ、主人公の成長って
のもありますが。
まぁ続編ありそうですから、これからってとこ
なんでしょうかね?
とにかく戦う以外のイベントがないので
あまり面白みが感じなかったんです。
人間VSサル 猿の部族間争いなど。
まぁ、配給がディズニーになった功罪も
ありそうですが・・・。
時間見つけてリブート、、見てみようかな。
相入れないと分かっていても期待してしまう
猿と人間、相入れないと分かっていても
エイプの主人公と人間が通じ合うと期待しちゃい
ます。毎回のことながら…
シリーズもの映画によくある、
前作の登場人物や設定が出ててきて「あっ、あれだ!」と気づいたときの楽しみはありました。
が、「シーザー」連呼しすぎ。笑
もうちょっと出し惜しみしてほしかったです。
ポスターにあんなに大きく映っているプロキシマスと、
捕虜の人間はキャラクターが深掘りされてなくて、登場するシーンやラストは盛り上がりに欠けました。
プロキシマスの部下?のほうがインパクトありました。
ストーリー全体の新鮮さはないですが、
なぜか毎回、魅力的な猿たちで面白かったです。
これからまた悲しい争いが始まるんだな…と
感傷的に。
次作も観に行きたいです。
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