「登場猿物を思い出しながら紹介します」猿の惑星 キングダム handachousukeさんの映画レビュー(感想・評価)
登場猿物を思い出しながら紹介します
伊集院光さんがラジオで評価低めだったのですが、せっかくこれまでのシーザーのシリーズを観てきたので、今回も劇場に行くことにしました。
「冒頭の鷲の卵を取りに行くプチ冒険が長い」と聴いていましたが、気にならなかった、というかむしろ、3人の若猿たちの見分けがちゃんとついて、『エターナルズ』で新ヒーロー10人それぞれ描ききるのと同様にすごいかも! と好感触。
〇ノア:『シング』のジョニーの次くらいに好きな類人猿。若いのに人間ができてる!
〇スーナ:旧シリーズの猿にフラウ・ボウとか大竹しのぶみたいな感じの情が深い女性がいて好きなキャラだったけど、そんな感じ♡
〇アナヤ:復帰する動機、もっとエモくできそうだけど、長くなるならいいか
〇途中、「ダー!」って連呼されてて、ダーって掛け声? 人名? って思ったけど、猿の名前でした。検索してもどの猿かわからず…
〇ノヴァ:いたいけな人間の少女、13歳くらいかと思ったけどフレイヤ・アーラン20歳越えてた! 見た目に反して人間の 罪 みたいのをいっぱい担ってて驚かされ続けた!「ノアーー!」って最初に喋るところがシーザーの「NOーー!」と呼応してて震える。
ってか洪水作戦するからノアの方舟の ノア なのか!
ラカ:オランウータン。あれで終わると思わなかった。けど流されたら死ぬか。リアル…
〇トレヴェイサン:途中でマーク・ハミルが出てきた! もうこの映画『ブリグズビー・ベア』と同じで名作確定じゃん! って思ったけどウィリアム・H・メイシーでした。
〇プロキシマス:ラスボスザル。にしては、『ゴジラ×コング』のスカーキングやコミック『モンキー・ピーク the Rock』のボスザル程は強くないし、キングダムっていうよりはヴィレッジだし、奴隷にされた猿たちもそこまで酷い扱いじゃないように見えた。そして最期にイーグル・サンにトドメを刺されるんだろうなとは思ったけど、それを見たかったのでナイスカタルシス!
『創世記(ジェネシス)』のノヴァ(人間)とシーザーの話されると、じーんとノスタルジア来る…
期待値低かったこともあり、その分すごく評価が上がりました! (ってことはオススメしない方がいいのか…)
そしてラスト! 自由の女神くらいビックリしました!
期待