劇場公開日 2024年12月20日

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型破りな教室のレビュー・感想・評価

全118件中、21~40件目を表示

5.0考える力を与えてくれる映画

2025年2月5日
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鑑賞方法:映画館

メキシコの社会や経済がどうなってるのか教育水準はどうなのかなど全くわからないが、残念ながら貧富の差も激しく犯罪に手を染める子ども多いことだろうと映画を観て思う。日本も近年は闇バイトに引きずり込まれる若者が後をたたないので偉そうなことはとても言えないが、。
どのような国でもだいたいは義務教育はある。そして小学生の高学年となると物事を思考する力(考える力)を養う極めて重要な時期と言える。
フアレス先生に出会えた生徒は本当に良かったと思う。元々は落ちこぼれ教師だったようだし、型破りな授業は最初は確信はなかったのかもしれないが、生徒が自ら考える力に目覚めた瞬間から先生も覚醒し生徒との素晴らしい関係性を育むことが出来た。パロマは本物の天才だったが先生が見出せなければ父親も気づかなかった(父親の涙のシーンは泣かせる)。ほんとに宇宙飛行士になってもらいたい。ルペは無計画に子供を産む親の犠牲者のようだが、哲学に目覚めたので遅れても学校に通い必ず何かを掴むだろ。ニコは折角学ぶ機会を得たのにとても不幸でやるせないし、何度か登場した緑Tシャツの子どもは学校にすら行けない。メキシコの下層の人々の現実もあえて見せつける。
観ている側にも考える力をつけさせているようである。

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アベちゃん

4.5メキシコが舞台の熱血先生物語

2025年2月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

幸せ

型破りな先生がやってきて子供たちの意識を変え、子供たちそれぞれの才能を見出していく。
まあ、そういう映画はいくつかあるけれど…
この映画の特筆すべきところは、舞台が殺人や麻薬や貧困にあふれているメキシコであるという事。
そして、実話を基にしている事。

生徒への接し方がYoutubeで観た受け売りだったりして、先生が迷いながら色々試している姿にリアリティがある。
結局、こういう映画って感動するよね。

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キブン

4.0メキシコの日常をリアルに描いてあると思う内容。

2025年2月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

先生の感性に圧倒された。
メキシコの日常をみているような設定。
背景でサイレンがよく鳴っている。
本当にリアルに怖い。
あの中で生活していけるのだろうか。

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みったん

5.0教育は環境が大切

2025年2月4日
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鑑賞方法:映画館

今話題の親ガチャの話です。
努力しても意味ない、努力しないのが悪い、才能がなくても努力すれば報われるなど人によって様々な意見があると思いますが、極端に劣悪な環境の描写で努力には何が大事か教えてもらえます。
貧富の差、環境の違い、才能の違いもある、努力しても報われるとは限らない、そんな現実の中で、周りの人間は努力しないのは自己責任と突き放す前に、その人に何をしてあげられるか考えて欲しいと思いました。

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おまけ

5.0いい話。

2025年2月3日
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鑑賞方法:映画館

とてもいい話。メインのストーリーはもとより画面からメキシコのこの町のヤバさも伝わってきた。ただ、小学生にしては大きすぎるやんと思ってたものが、ラストの本物の写真でやっぱりそうだよねと納得。このラストがとてもよかった。

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khapphom

5.0心震える映画、出会えてよかった

2025年2月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

教育にかかわるひとは特に、かかわらないひともぜひ見てほしい映画。全ての先生にみてほしい。最後のアインシュタインの言葉も胸にきました。子どもたちの学びに向かう力を引き出す先生、子どもたちの成長に感動。それだけではないけど、ひさびさに映画で、心震えました。実話ベース。この映画に出会えてよかった!と思える作品。この映画を今日みることを選んだ自分を褒めたい。

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はち

4.0シンプルで素直な

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

ストーリー。最近のはひねりが多過ぎて。

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K3

5.0日本の教育現場でも失われつつある

2025年1月31日
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鑑賞方法:映画館

教育の基本がなにであるのか、主役は誰なのか考えさせられる映画でした。その一方で少なからず教師を目指した方はこのような熱い気持ちを持って先生になったはずなのに現実は熱意とやる気を削ぐカチカチに固まった組織と体制なのでしょう。実話に基づく素晴らしい話しでした。

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おでん屋さん

3.5Dead Poets Society

2025年1月30日
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鑑賞方法:映画館

最初はフィクションだと思って観ていたが、エンドロールで事実に基づいた映画と知り、ビックリした。全てが事実とは思えないが、どんな教育をしていたのか気になった。
「今を生きる」に雰囲気が似ていた。

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hanataro2

5.0予想通り・その通りの内容ですが、そんなの関係ないくらいに─

2025年1月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

ずーっと気になっていた作品でしたが、多分ああだろうとか恐らく型破りでも結構ありふれたものがたりじゃね?なんて酷い思いから、まぁ見逃しても─なんてことも感じ始めていましたが・・・
ようやく見ることができたわけですが、内容は、その通り!といったもの。でも、想像しないくらいに心に響きました。
理想と現実、そのせめぎ合いが実に素晴らしくて、まさに喜怒哀楽すべてを刺激される傑作ではないでしょうか。
あまりの内容の面白さに、その質とか演出とか、そんなテクニカルなところなんて全く気にならないくらいで、むしろ、周りから聞こえてくるあらゆる水音の方が気になったくらいに、見ている人みんなが作品に見入っていたような気がします。
こんなことを言うと元も子もないとは思いますが、この作品のこの内容ならば、映画という媒体でなくとも、テレビでも携帯でも、極論小説や漫画であっても、同じような感動を味わうことができるではないでしょうか。
自分の場合は、誘惑を遮断してくれる映画というこの閉鎖空間こそが最も集中して堪能できるので、この映画は最高です、ということになります。

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SH

5.0メキシコの、治安最悪の地帯にある、小学校。 学力も最悪、やる気もな...

2025年1月29日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

メキシコの、治安最悪の地帯にある、小学校。
学力も最悪、やる気もなく。

新任教師の独特な授業で、児童たちの意欲がみるみる向上してゆく様子。
やる気がみなぎると、目つきや言動までもガラッと変わるさま、凄みすら感じました。

それにしても、学力以前に、
映画の出だし時点ですでに、誰もが褒め上手なところは、
お国柄でしょうか…。
羨ましくもなります。

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woodstock

4.0過激で型破り

2025年1月29日
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鑑賞方法:映画館

この映画を観たかった動機は、私自身の日本の教育制度への疑問符が根底にあるのかもしれない

もちろん長時間働き、指導要綱にそって真摯に向き合っておられる先生方も多数おられることは承知しているし、そのために心を病んでしまった知人もいた

現題のラディカルとは俗語でサイコーとか、言葉通りとれば革新的・根本的とかの意味にとられる

この教室では生徒が考えて答えを導き出すスタイルは徹底している。まるで横並びと称して同じカリキュラムを丸暗記させるどこかの国ね教育をあざ笑うかのようだ

是非平和ボケの良き面悪い面を踏まえて徹底した学力向上を考えて欲しいと教育関係者だけでなく、社会皆で考えていきたいものだ。

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ソルト

3.5メキシコの厳しい現状

2025年1月25日
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鑑賞方法:映画館

実話ベース&主演のエウヘニオ・デルベス(『コーダ あいのうた』の音楽教師役)が先生役という
ことが鑑賞動機です。

主人公フアレス先生と校長先生の関係性が徐々に熱い友情になっていくのが、すごく胸熱でした。
また、生徒のパロマ(実在の天才少女)、ニコ、ルペ、この3人にスポットを当てて
物語を進行させていき、この3人の学問への興味・向かい合おうとする姿勢が
フアレス先生との出会いによって変化していくところも、すごく胸熱でしたね。

ただ、メキシコという国の状態、それぞれの家庭環境、この国の文化、が、
なかなか教育・学問で素晴らしい成績をおさめたり、天才的な子どもがいても、
世に出ていくのが難しかったりするのでしょうね。
そういうことを思うとやるせなくなったりもしました。

でも、胸が熱くなる、すごく良い作品でした。
フアレス先生・校長先生をはじめ、子どもたちの俳優陣の演技も素晴らしくて、
良い映画を観たなあと、うれしく思いました。

こういう作品との出会いがあるから、映画鑑賞は楽しいですし、人生が豊になるように思いますね。

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ひでちゃぴん

4.5国境沿いの学び舎。

2025年1月23日
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鑑賞方法:映画館

実話を元にしたメキシコ発の意欲作。ギャングが蔓延り、銃声が鳴り響き、通学路には死体が転がっている。そんな日常を生きる子供達。実在する国境付近の小学校を舞台に学ぶことの意味やその価値、そしてメキシコという国を生きる子供達の置かれた環境など、色々と考えさせられました。

全国でも最低レベルの小学校に新しい先生が赴任してくる。そしてカリキュラムそっちのけのまさに型破りな授業が始まる。初めは警戒心MAXだった校長も巻き込んで、眠っていた子供達の好奇心が刺激されてゆく。これこそが学ぶことの本質なのだと思い知らされる。

まるでドキュメンタリーのような授業のシーン。演技を越えた子供達の自然体な姿がとても眩しい。一方で日本ならまだランドセルを背負っている年代の子供が銃を手に大人達の小間使いとして消費されていくというメキシコの現実。どこの国であっても、未来を生きる子供達から学ぶことを奪ってはならない。

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はるたろう

5.0この映画に出会ったときのこの気持ちを持ち続けたい

2025年1月21日
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この映画を観ようと選択してよかった、と思える作品に今後どれくらい出逢えるかわからないけど、
確実にこの作品はそれに当たる。

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summer

3.5小学校を覗いていた男の子が印象的

2025年1月19日
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泣ける

悲しい

教育を受けることができる環境は誰もが持っているわけではない。
小学校を覗いていた男の子が印象的でした。彼は裸足で荷車を引いて服も砂埃だらけで、きっと働いているのでしょう。年齢は低学年くらい。覗いているだけで小学校の生徒ではない。学校の内側と外側の対比にもなっているのか、教育を受けること、学校に通うことができること自体が恵まれている側なのかもしれない。善き教師との出会いって、ほんとうに子どもの将来を左右するほど大切なことですね。子どもの笑顔にこちらも笑顔になりました。

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ふたり映画

4.025-008

2025年1月19日
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鑑賞方法:映画館

メキシコの厳しい環境にある小学校の物語。

子供たちの可能性を潰すのは大人たち、
自分の可能性を開く鍵を持ってるのは自分。
未来の夢の見方さえわからない子供たちに学ぶ楽しさ、自身の可能性を信じる大切さを伝える先生。

教え与えるという事は、
教えられ与えられる言葉の裏返し。
両面が共存するからこそ
信頼と絆が生まれる。

素晴らしい作品でした😊

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佐阪航

熱血教師どらまだが、サッカーもラグビーもしない

2025年1月19日
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鑑賞方法:映画館

 アメリカとの国境に近いメキシコの貧民街で、最底辺小学校に赴任した教師が、全国学力テストもカリキュラムも無視して子供の「学びたい」という気持ちを喚起し、結果としてテスト結果を全国トップレベルに押しげたという実話に基づくお話です。

 最底辺校 x 生徒は学習意欲ゼロ x 熱血教師 と言うと日本のドラマでは子供らをスポーツに導くか、勉強ならば東大を目指すというのが常道ですが、そうした目に見える結果ではなく「学びの喜びを感じさせる」を目的としていると言うのが本作のミソです。ただ、ここでの「最底辺校」と言うのは日本ドラマの「荒れた学校」などという生易しいものではなく、街で銃声がしても道端に死体が転がっていても日常の景色として人々が通り過ぎて行き、子供ら自身も犯罪に手を染める凄まじさなのです。

 「三角関数が一体何の役に立つの?」という子供らの問いは、ノーベル賞受賞者に対して「それは何の役に立つのですか?」と問う貧困なる精神のマスコミにもそれは通じると思います。役に立とうが立つまいが「どこが面白いのですか?」を問い、「こんなに面白い」を解説する事が先生やマスコミに求められる務めなのだと思います。

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La Strada

4.0素晴らしい

2025年1月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

校長先生が理解者となりバディを組んで教育を変えて行く過程が笑いどころあり希望があり良かった、、これは実在するお話なのがすごい。
大人の世界も参考にしたい情熱でした。

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ささき

4.5教育が一番大事でしょうよ!!

2025年1月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

アメリカとメキシコの国境の町、マタモロスの小学校で
子どもたちは麻薬や犯罪と隣り合わせの環境で育ち、
教育設備は不足、教員は意欲が無く、学力は国内最底辺。
そんな小学校に産休教師の代替えとして
赴任してきた教師ファレスは
今までと全く違う型破りな授業をすることで
生徒たちの中にある可能性を引き出し、
やがて全国トップの成績を上げるまでになったと言う
「実話」を元に制作された本作。

実話の重みと、教育の大事さがひしひしと伝わってくる。
年の初めに観るに相応しい映画だと思います。
映画館でぜひぜひ!!

で、月に8回程、映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては

いや〜〜〜〜〜。
子供たちの可能性に賭ける映画ってうまく行けば、
大きなカタルシスなんだけど
そこへ行くまでのハラハラドキドキが切ないくらい辛い。

もうちょっとでうまく行くのに、もうちょっとで人生が開けるのに
親の無理解、世間の反応、悪い仲間等々、
第三者として観てると、もう切なくて歯がゆい〜〜

教育が何よりも一番大事でしょうよ!!

去年から「ホールド・オーバーズ」とか
「リトル・ダンサー」とか子供と教育の映画を観るたびに
子供の可能性を潰さない大人でいたいと強く思う。

私に子供はいないけど、それだからこそ、
教育現場の方々へ敬意を表したい。

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星のナターシャnova
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