劇場公開日 2024年12月20日

型破りな教室のレビュー・感想・評価

全140件中、61~80件目を表示

5.0優等生だったが自分の頭で考えたことはなかった

2025年1月11日
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北枕寝二

4.0厳しい現実のなかでも理想を持とう

2025年1月11日
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犯罪と貧困が日常化する環境で暮らす子ども達の中には、自分で考え選ぶことが出来ない子もたくさんいる。そんな現実を突き付ける本作。

試験のための勉強ではなく、興味や関心から学ぶことを尊重する先生の教育方針は素晴らしい。が、ちょっと極端で、もう少し折衷案もなかったのかなと、現実的には思ってしまったりもしました。笑
でも、試験の結果やギフテッドの少女を見出した点などを見ると、正解だったのですね。凄いです。

実話ベースの物語なので、単純なハッピーエンドにはならないし、歯痒さも残り何とも言えない後味。みんながみんな、やりたいことが出来るわけじゃないし、今ある環境で生きるしかない。それでも、先生から学んだことが、子どもたちにとって貴重な気付きになったんだということが伝わりました。

今もなお現役の先生とのことで、ただただ尊敬するばかり。夢や理想を掲げることを諦めさせない姿勢で、これからも子ども達を導いてほしいです!

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まだまだぼのぼの

4.5子育て中の人、教育に携わる人全ての人に向けた良作

2025年1月11日
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本作で触れていた「子どもを国の歯車にする教育」という言葉は、まるまる日本の学校教育にも当てはまる。
学校教育は労働者を生産するために始まった公教育。いわゆる工場要員養成所だ。
このような日本の悪しき教育によって、ギフテッド、子どもの才能や将来の革命家の芽を摘んでしまっている。このような学校教育のままだと国力は衰退していく一方。

まさに本作はそのような状況を映し出していた。とはいえ、日本は本作の舞台に比べるとまだましだ。
セルヒア先生のような救世主が現れ、子ども達がやる気になっても、家が貧しくそんな環境じゃなかったり、親が理解してくれなかったりと、ヤングケアラーや国力の低さ、治安の悪さなど根本的な問題が邪魔をする。

それでも、懸命に子ども達に向き合うセルヒア先生や彼を支える校長の姿には心温まるし、セルヒア先生を通して変わっていく子ども達の姿には希望が感じられる。
哲学書を読み漁るヤングケアーや、パロマの姿は二宮金次郎を彷彿とさせる。

2011年のメキシコの現場やこれからの学校教育のあり方について考えさせられる良作。
教鞭をとる人は是非見てほしい。

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あさ

4.0教育の可能性を説きつつも、現実のやるせなさも描いた一作

2025年1月11日
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国内最底辺の学力だった小学校を立て直した熱血教師の物語、というと、日本であれば某ドラマをどうしても連想してしまうんだけど、本作の主人公、フアレス(エウヘニヨ・デルベス)の教育熱と発想力もなかなかのもの。教育に対する情熱に国境は関係ないんだ、ということを実感します。

とはいえ本作の舞台であるマタモロス小学校は、子供であっても生活のために犯罪やゴミ拾いの仕事をせざるを得ないかったり、親に代わって幼い兄弟の世話含めた家事全体を取り仕切らなければならない、といった生徒を多数抱えています。

将来の展望が全く見えない状況を見てしまうと、はたして教育を受けることに何の意味があるのか、そして教育で将来が拓けるというバラ色の夢を語っていいのか…、という思いもよぎります。だからこそ、ある生徒の親が、フアレスに「子供に進学の夢を見させるな。どうせ卒業した後のことには責任を持たず、次の生徒にまた夢をみさせるだけだろ」という台詞にむしろ現実の重みと説得力があるようにも思えてきます。

そうした「現実」に直面しても学び続けることができるのか、フアレスと生徒たちの応じ方に着目!なのですが、その一方でどれだけ意欲や才能があっても現状を引き受けざるを得ない人もいる、という部分にもしっかり光を当てているところに、本作の良心を感じました!

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yui

5.0期待度○鑑賞後の満足度⭐ 何も言うことがない。予定調和的な処もあるが、それさえも美点に思える。人類の未来にとって一番大切なことを教えてくれる。ずっと泣いてました。

2025年1月10日
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もーさん

3.5映画館で観て欲しい作品!

2025年1月10日
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binn

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年1月9日
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泣ける

悲しい

幸せ

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はずれ馬券

4.5学ぶって楽しい

2025年1月9日
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先生のチャレンジにみんなが真正面から答えて実験を進めるシーンは心晴れやか。
校長先生のさりげないサポートも見所でした。

幾つになっても学ぶことで、大発見だらけ。
テストに翻弄される日々から解放されて、自分のペースで行きつ戻りつ勉強を続ける事に背中を押されました。
中々覚えきれない仏語ですが、いつかパリに行って仏語話してみたいと初心を思い出しました。

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jiemom

5.02025年でもうマイベストムービー!

2025年1月9日
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泣ける

貧困という環境の中でも、子供たちが学ぶことの楽しさ、興味を持つことに
目覚めていく様子が泣けました。

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J.hayashi

4.5「いまを生きる」とは似て非なる物語

2025年1月9日
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型破りな授業を行う教師の映画となると、おじさん世代なので「いまを生きる」を思い浮かべてしまう。個人的にとても好きな映画で、そんなに頻繁ではないが観るたびに大泣きしてしまう。
さて、本作も実は「いまを生きる」と似たような構図の物語。赴任してきた教師が型破りな授業を行う。戸惑う生徒たちだが徐々に心を開き関係を築き授業にも積極的になっていく。でも、その教師を快く思わない人たちもいる。そしてある子どもに事件が起こるって流れ。違うのは本作の舞台が小学校だということ、メキシコであること、協力してくれる校長先生がいること、そして実話を元にしていること。
メキシコの貧困層が多く住む地域だからこそ犯罪が多発するし、貧困だからこそ将来の夢が閉ざされている子どもが数多く存在するという事実がとても重い。親が子どもの未来を信じられない気持ちもわからないではない。それくらいに重すぎる現実が横たわっている。それでもその子どもたちが未来を切り拓くには教育しかないということを改めて実感する物語だ。パロマという天才少女がクラスに在籍していたことは、フィクションとしてできすぎだよなと思っていたら、ここも実話だったことに驚いた。文字通り未来を切り拓いたんだな。本当によかった。
「いまを生きる」では最後の生徒たちの行動に泣かされたが、本作では先生の熱い声掛けにまんまと泣かされてしまった。ありゃ泣く。

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kenshuchu

3.5何気に素敵な男の友情ストーリー🍀

2025年1月8日
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校長先生(チュチョ)こそがサイコー‼️

セルヒオは予想通りであり、期待の範疇だったかな。
自分が10歳まで通ってた学校は割とあんな感じだったかも☺
(の割にはパロマ要素ゼロなあたし…。才能なのねww)

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らまんば

5.0ベルトコンベアで無く能動的な学びが本来の教育である

2025年1月8日
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2025年劇場鑑賞2本目 名作 90点

これも24年年末から期待していて、25年年始に鑑賞を予定していた作品

本レビューを入力している2月中旬にて16本程で暫定1位の作品であり、昨年108本鑑賞した中に組み込んだ場合でも2位或いは3位にあたる程個人的に好感触な作品になりました

教員は生徒より人生経験が豊富で、所謂皆んなが辿り着く正解を理屈ではわかっていながら教壇に立つも、それを押し売りというか、強要するのではなく、一人一人が主体性を持って能動的に心を動かせる様に、まるでバラエティのMCの様な立ち回りが、真心であり、真の教育をする者の姿である

危険が隣り合わせの町の小学校なことや、貧困な地域なこともあり、そこで働く教員たちの熱量が不足している様子が、近年(といってもここ数十年だが)の日本の教育現場にも通ずる

見えている部分だと生徒を人並みに揃える教育、見えずらい部分だと教員も無数にある仕事を抱える中、優秀な人が熱量持って新たなことや業務を真摯に取り組むと、優秀でない人もそれに合わせないと均等が取れないので、下に合わさざるおえない実態など、熱量持って情熱的に働くのが期待されていない風潮というか、面倒だから現状をそれなりに引き継ぎ受け流すのが良かれと暗黙で定着している現場が実に気持ち悪い

前者は宿題文化なんてまさしくで、生徒一人一人疑問や解決していないポイントは千差万別なのに同じ宿題を出すのは、果たして個人にあった課題なのだろうか、厳しい規律があった上で強烈な個性が育つと思っているが、その個性を寛大な心で受け入れる姿勢を生徒に養う教育や、教員も本当の意味でその生まれた個性を取り込む姿勢と熱量とそこまで覆える余裕が無いように思える

そんな疑問とやるせない現代を思いながら今作を拝見すると、主人公の登場から心掴まれるキャッチーな取り込み、図書室へ皆んな引き連れる、その本を探す動作さえもワクワクさせられる様な、公園で遊んでいたら不意に現れた好奇心旺盛な愉快で面白いおじさんの様な行動が我々観客の童心も惹かれる程魅力的である

光を失ってきている様な主任?とも心を通わせて、次第に生徒の為の行動を取ったり、イキイキと輝いていく様も心が躍った

前述したバラエティのMCじゃないけど、話や考察する題材の種を蒔いて考えさせる、その間に追い付かれないように自分も邁進していく

少しの知恵を可視化して、わかりやすく、それでいて個人が自分で閃くように誘導・投げ掛ける、この上なく相応しい教育である歩み寄り方が、これをいつなんどきも出来る教育者になりたかったなぁと観ていて感極まった

年の離れた輩に脅され、武器を携帯させらてる少年や、頭抜けた才能を秘めながらも、自覚もなければ取り巻く環境故に夢を夢で終わらせてしまいそうになる少女など、それに向き合う教師とのドラマが2.3個組み込まれており、展開は読めるも、それは今作の伝えたいことの一部に過ぎないので、揺さぶられながらも、一貫した情熱が絶えなかったのでエンドロールの事実の後書きまで楽しめました

是非

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サスペンス西島

3.0V先生に会いに

2025年1月8日
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コーダあいのうたのV先生役の エウヘニオ・デルベス 主演映画。
とても熱かったけど🤔 ちょっと老けたね。
もっともっとを期待し過ぎたかも。
浮力。アルキメデスの原理。クリアー。
1から100までの足し算の解き方もクリアー。
ワタシの学力に合わせてきてくれた。
それなのに、それだからこそ、ちょっと不満。
メキシコの辺鄙な土地の小学校に赴任した変わった教育方針を持つ先生を容認し続けた校長さんのほうがグッドジョブだったような。
ドーナッツとコーヒーがうまそすぎ。
ゴミ拾いの家庭のとてもおできになる生徒さんパルマ役の彼女は色っぽくて美人過ぎ。えっ、小学校6年生? 制服姿がそそります🙏 早熟の出来る女の子必ずいますよね。
半グレの兄貴を持つ少年もイケメン過ぎ。
哲学に目覚めた女の子のお母さんは子供産み過ぎ😭
学校教育には良い思い出がないので、V先生に憧れます。会いたかったなぁ。古臭い日本の義務教育批判映画かもね。パソコン教育でカットアンドペーストばっかりよりかはいいんじゃなぁーい。

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カールⅢ世

4.0教育と環境

2025年1月7日
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フアレス先生が行った教育方法は、子供を秩序で縛るのではなく、生徒自ら学ぶことを、先生が導くというもの。
その方法は、確かに生徒に考える楽しさや、やる気をもたらすもので、取り入れていくと良いと思う。
ただ、その前提として教育を受ける環境が整っていなければ、教育を良くしても、効果は限定されてしまう。
腐敗した政治家や、子供に教育を受けさせない親、子供を大人の快楽のために利用する悪人が、ニコたちのような子供の可能性をなくしていた。
子供の可能性は、大人全体の責任なのだと思った。

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由由

4.5賢い子どもたち

2025年1月7日
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泣ける

知的

幸せ

貧困環境の子どもたちの未来の成長にまともな教師が立ち向かう実話。感動の教育現場。私利私欲の幹部からの理不尽な対応にも負けず子どもたちとなめなら…と全力投球してくれる1人の教師。最後まで見逃さないよーに。

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Cinemaオタク女

5.0自分の小学校の時の先生を思い出す

Mさん
2025年1月7日
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最後の写真は要らなかった。
貧困に上下はないのだろうが、日本ではなかなか考えられない貧しさだった。
とてもよかった。

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M

4.0O Captain! My Captain!

2025年1月6日
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ロビン・ウィリアムズ主演の「いまを生きる」を思い出しながら観ていました。アメリカの名門校が舞台の同作とは対極にある、メキシコ最貧地区の学校に赴任してきた型破りな教師。共通しているのは、生徒たちが規則や常識に縛られず、学ぶことの喜びや自由な生き方に目覚めていく点でしょう。ただ、フアレス先生の教え、「浮力」以外にも見たかったというのが正直なところです。わずか1年で全国ビリからトップになるって、すごいことだと思うので、彼の授業の真髄をもっと詳しく描いて欲しかったです。とはいえ、良作。とてめ清々しい気分になりました。そして校長先生も最高でした。

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ハチ

4.0どんなに忙しくても心を亡くしてはダメなのよ

2025年1月6日
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子供たちが自ら興味を持ったことに対し、その知識を吸収しようとするスピードは、まあ素晴らしいものだと再認識させられました。
たった一人の教師の情熱に揺り動かされた型破りな教育が校長をも巻き込み劇的に変化して行く様には喝采を送らざるを得ませんでした。
そして、我が身の保身やボーナス獲得に心を亡くし、足を引っ張り、はたまたこちら側へと囲い込む姿は何処にでもあるのだなぁと、こちらは落胆しながらの同意もありました。
それにしても、荒れた地域の小学校でも児童に規律を強制させるのですね。同じ時期に上映された日本の小学校の映画でも規律や倫理を求めてはいましたが、求めることの意味は違ってはいても、似たようなことは起こっているのですね。
本作の舞台は2012年頃ですから、丁度天才少女「未来のスティーブ・ジョブズ」と呼ばれた彼女が大人になっている時期なので、彼女を含め、あの学校で暮らしていた子供たちがどのような未来を築いているのか、見守りたくなりました。
良い作品であるとともに、世界中がもっともっと住みやすく寛容であってほしいと思いました。

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ニコラス

5.0ジブンで手綱を握れ

2025年1月5日
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前クールの「宙わたる教室」にも通づるテーマ。
子どもを可能性を大人が勝手な思い込みや決めつけそして前例、慣習などで奪ってはいけない。環境や生い立ちからもである。そして子どもたちを信じることの大切さ、子どもたちの「浮力」、そんなことを真っ直ぐ伝えてくれる良い作品でした。
あー良かった。一本前に観てしまったものをこれで洗浄できた(*´◒`*)

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shige12

4.0どこまで事実?

2025年1月5日
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やはり順風満帆では無かったのか。この手のお話って必ずお邪魔虫が出てくる。
ニコの事件も事実なら悲しい。

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あらじん