陰陽師0のレビュー・感想・評価
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日本版ハリーポッター?
CMやポスターが華やかで面白そうだなと思ってましたが、人間関係がドロドロしてて平安時代も今とやってる事は大差なかった。
陰陽師の学校みたいなのが、ボクの中ではホグワーツと被り、晴明とハリーポッターを重ねて観てました。
全くの無知なので陰陽師と言うのはたくさんいて呪文でバチバチやり合うのかと思ったら、そう言う事が出来る本物は晴明だけだったと言うのが驚きました。
僕的には晴明と博雅のコンビをもっと観ていたかった。
人間のドロドロした部分や嫌な事件を
色鮮やかな演出で解決して行く手法は女性監督ならではだなと思いました。
素敵な和風ファンタジー
Amazonプライムビデオの配信を観ました。
平安時代が舞台ですが、ファッションや背景が中国っぽいなと思いました。
序盤から『ハリーポッター』のようなカメラワーク&テイストだなと感じました。血筋の話という点や両親がいないところも共通していました。安倍晴明の子ども時代については言及しただけで映像はありませんでした。
途中、安倍晴明-あべのせいめい-(山崎賢人)が学生-がくしょう-たちから追われて森林にいるあたりで睡魔に襲われましたが、なんとか(睡魔からも)逃げ切ることが出来て良かったです。暗示-またの名を催眠術-で意識の中の世界に行き、そこで戦うという描写はわかりやすいです。
安倍晴明と源博雅-ひろまさ-(染谷将太)の関係が素敵ですし、源博雅と徽子女王-よしこじょおう-(奈緒)の恋愛も素敵です。
エンディングで流れる主題歌「邂逅」(BUMP OF CHICKEN)が好みの歌でした。
山崎賢人さん演じる安倍晴明の今後の活躍を見たい!
平安時代に実在した陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた小説の実写化で、安倍晴明が陰陽師になる前の物語が描かれている。
野村萬斎が演じた陰陽師も好きだったが、山崎賢人さんが演じる安倍晴明も超良かった。VFXを駆使した呪術合戦も見事だったし、物事を冷静に見て対応していく様は、新しい安倍晴明像を確立したのではないかと思ってしまうほどでした。
菅原道真の祟りが、作品の中に取り上げられるといった平安時代の逸話もあり、平安時代にあまり興味がなかったのですが、この作品を通してこの時代に興味を持つことが出来ました。
安倍晴明と友情を育む、源博雅を演じた染谷将太の演技も良く、何度かほっこりさせてくれて良い味を出していました。
ぜひ続編を製作してほしいと思った作品でした。
悪くはないが物足りない
若い安倍晴明
美しくエキゾチックなファンタジー
冒頭からなかなか惹きつけられる。とくに、最初のナレーションの誘導に上手く乗せられた。
そして物の質感のおもしろさや舞台の古典的な美しさがよかった。
また、ベテランの俳優さんたちが醸す重厚感の一方、メインキャラたちの初々しさ、親しみやすさが新鮮で、互いに引き立て合って印象に残る。
さてストーリー。もともと曖昧な分野なのだろうから、この映画のように大胆で誇張された内容でも、そして、現実的に人間にはこういう面は少なからずあるのだろう、という視点に立てば結構、侮れないものがある。
徽子女王と源博雅の純愛ぶりは、今どきかえってかえって新鮮で素敵だった。後味が良い。
CG部分がちょっと…などと意識することなく楽しめるから、VFXがかなり上手くできているのだな、と思った。
細いところまで観察に耐えるところが個人的にとても気に入った。
例えば、学生たちの着物が色々で、ボロだったり、ボロでなくてもシンプルで質素だったり、こいつはちょっと金持ちの息子っぽいな?とわかったりで、そんなところが、なかなか楽しい。
なかなかの映像美
主人公2人以外が雑な扱い
CG迫力がすごい
比較してはいけない。けれど2001年、2003年作が強い。
基本的にあまり比較行為が好きではないため、別物として鑑賞し判断することが多いのですが、今回ばかりは野村萬斎さんと伊藤英明さんの陰陽師のイメージが強すぎたため物足りなさを感じてしまいました。
というのも私の場合幼い頃に母の影響で映画館で2001年の陰陽師、2003年の陰陽師Ⅱを鑑賞しており、未だに一年のうちに何度も見てしまう程好きな作品の一つなので、どうしても前作がチラついてしまうんですよね。
シンプルに2001年、2003年作品は内容も筋が通っていて当時幼かった私にも分かりやすく面白かったんです。
今回の陰陽師は過去作とは繋がっておらず完全オリジナルストーリーであることを大前提とした上で、何が伝えたいのかがいまいち分からず……
きっと盛り上がり所であろうシーンもなんだかあっさりしていて、これで終わり?といった感じでした。
昔のほうはおどろおどろしい感じが魅力でしたしね。
後は安倍晴明は野村萬斎さんが、源博雅は伊藤英明さんが本当に適任だったんだと思います。
イメージが定着しているとどうしても超えられない壁があるんだなと今回非常に強く感じました。
しかし一方で映像は美しかったです。
アナログが好きな自分にとってはやはり昔の粗っぽい感じが好きですが、今だから成せる映像美もあって良かったです。
なんか変な映画だった
2001年、「陰陽師」は夢枕獏の小説、次に漫画も読み万全の態勢で映画館に向かい公開したばかりの映画「陰陽師」に臨みました。野村萬斎の安倍晴明、伊藤英明の博雅がこれ以上ない程の適役で平安京の闇が効いてました。そして小泉今日子の役、ずるーい!と羨ましく思ったことが今でも頭に残ってます。
だからなんなんだ、この陰陽師は?
修行中の身とはいえ、山崎賢人くんはキングダムとゴールデンカムイでダイエットしたり筋肉つけたりとお疲れではないかと心配になった。あまりに細くなって本人とわからない程の面差し、フラフラして倒れそうでへんてこりんの着物着せられて可哀想でした。CGに全部任したー!染谷将太演じる博雅はまだ少しマシだったかなあ。でも頭に何をつけてるの?と思いました。
奇妙な色彩、奇妙な着物に髪飾り、やたら明るくオープンな空間、やたら今風の軽い話し方に倒れそうになりました。自分の気持ちを相手に伝えるのに真正面から面と向かって相手の顔見てって、今でもなかなかできないことだと思うのに・・・。台詞まわしというか発声そのものも何か変でした。
映像はキレイだったな〜
陰陽師は本で読んでいて、あの世界観がとても好きです。過去にも萬斎さんや稲垣さんなどが映像化しておられましたが見ていません。私の中では、魔法使いではなく、人間界とあの世を結ぶ、間のモノたちと、交流するというイメージ。この映画は少しファンタジーが過ぎているように思いました。でも、そんなイメージもあっていいでしょうね。
この物語の映像化は、目には見えないけれど、確かに存在しているモノを、見える形に、こんな色をつけて可視化しましたということになる。この作品では、花を散りばめたり、龍を昇らせたりしていましたね。こんなファンタジーに色つけても、一つの正解でしょう。
私だったら、花や龍といった具体的な事物であらわすのではなく、もっと空気を形にしたいかな。方法は思い浮かばないけれど…
まずまず。
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