劇場公開日 2024年1月12日

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ビヨンド・ユートピア 脱北のレビュー・感想・評価

全86件中、21~40件目を表示

3.5ドキュメンタリー

2024年3月16日
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鑑賞方法:映画館

興奮

脱北の支援をされている牧師さまのお話。脱北は命がけ。ドキュメンタリーはドキドキハラハラして中だるみ無し。しかし、脱北した人たちが韓国で優雅に暮らしている点に違和感を覚えてしまいました。息子を救おうとした女性は韓国の一般の人より裕福そうな感じ。脱北したおばあちゃん、韓国に来て早々に歯が全部セラミックみたいになってたけど支援金なのか?そのあたりの謎も知りたかった

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モロッコガール

4.5でも、ちょっと待て

2024年3月14日
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鑑賞方法:映画館

人権が存在しない、或いは軽視されている社会は、いつの時代も悲惨。しかしそれは、現代のこの社会に生きているからこそ抱ける感覚だろう。外部からの情報が遮断され、そこが世界の全てとなれば、一人のために国民が犠牲になる世界も当たり前になる。この映画は脱北した人たちの価値観が変化していく様を、インタビューを通して比較的丁寧に撮っていたように感じられて好感を持てたが、最後の高層ビルを観て圧倒されてるハルモニのシーンは(そこに我々は優越感をくすぐられたり、誇らしい気分になるかもしれないが)その描き方はちょっと違うだろうと思った。これだと民主主義や資本主義最高!みたいな結論になってしまう(断っておきたいが、社会主義や共産主義が良いと言っているわけではない)。韓国がユートピアなら(日本もそうだけど)あんなに自殺率高くならんでしょう。脱北に成功したらめでたしめでたし、ではない。でも2時間でその後生活を追うのは難しいし、ゲスな言い方をすれば「撮れ高のある映像」にはきっとならないので、難しいですね。

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HARU -9000

4.0まだまだ闇深い北朝鮮

2024年3月7日
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鑑賞方法:映画館

僕は北朝鮮のことを本当に何も知らないのだと思い知らされた。

この映画で語られたことは昔のことではなくつい最近のことだなんてびっくりだ。

人間が皆、自由に生きられるように世界がなって欲しい

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はなてん

3.0アメリカ側の立場で制作された作品 果たしてどちらが洗脳させられてい...

2024年3月5日
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アメリカ側の立場で制作された作品
果たしてどちらが洗脳させられているのか?

・脱北の旅路を映像で残していること。
・なぜ今脱北をする必要があるのかを理解すること。それは過去日本が朝鮮半島を自分の土地にしたことから始まることも説明されている。
・日本が戦後復興したのは第二次世界大戦後に、日本がアメリカに負けて、朝鮮半島が分断されたことで起こった朝鮮戦争の利益によってということも。東京タワーは朝鮮戦争の戦車でてきている。
・今もなお、アメリカとロシアの立場で世界が動かされているという事実。
・牧師さんの他者への愛

この作品を見て、ただ単に北朝鮮が怖いという恐怖というイメージだけを感じることと脱北する家族の気持ちに寄り添った感情が心を動かすだけでなく、今もなお日本人でさえ、戦後アメリカの立場に立っているということを感じさせるような映画だった。
(USAという歌がヒットしたことなど)
長きにわたる脱北ルートを映像を通して見られ、家族の感情を身近に感じるという点でとても良かったです。
そして、日本にいる在日朝鮮人の方達は日本に職を求めてやってきた主に今で言う韓国の人たちが多いこと、中国にいる在日朝鮮人は北朝鮮側の人たちが多いことなど、いろんな情報を知るきっかけになると良いなと思いました。
旅行していると日本では、結構良い観光地なのになかなか知られていないという国がある。そこは共産主義の国が多いと感じています。
日本人もある意味偏ったプロパガンダを見せられているのでは?と感じる時があります。
自分の目で見て自分で考える必要があり、いつの時代も奔走させられるのは一般市民ということを考えなければならないと改めて感じました。

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Mi

4.0外の世界を知らないということ

2024年3月2日
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鑑賞方法:映画館

タイトルにもなっているユートピア(理想郷)。最も私たちからすればそれは北朝鮮以外の世界を指すのだが、北朝鮮にいて北朝鮮以外の世界を知らない人たちにとっては、彼らが暮らすその北朝鮮こそがユートピアだと思い込まざるを得ないのだ。
それは作品で登場する脱北家族のひとりである老女が取材陣に語る場面で色濃く現れている。老女は祖国を信じ、金正恩を崇拝していた。将軍様がご立派なのに国民の努力が足りないから国が発展しないのか…とまで語っていた。(娘が横から「そうじゃないでしょ」と指摘する。)

そもそも北朝鮮では情報規制がされているため、国民は政府が操作した情報しか与えられない(見られるテレビは国営放送のみの1チャンネル)。そのため北朝鮮以外の国では飢餓の蔓延や孤児の大量発生があるなど、北朝鮮がいかに恵まれた国なのかということが植え付けられてしまうのだ。そして、外の世界を知り、外の世界と繋がり、外を目指す者は厳しく処分されるシステムだ。

北朝鮮の人口は約2500万人とされ、韓国の約半分。人口の確からしささえ疑ってしまうが、このうち2023年に韓国入りした脱北者は、前の年の3倍にあたる196人だったそうだ。(コロナ禍での行動規制が緩和されたことが背景。)
脱北を試みたが叶わなかった人たちも多いだろう。それでも、本当に一握りの人たちだけが行動に移すことができるのだと思った。それ以外の多くの人が北朝鮮以外の世界を知ることなく一生をそこで過ごす。

無事に脱北した人々の幸せを願う気持ち、脱北を望むもそれが叶わない人やそもそもあえて脱出を願わない人たちの葛藤、変わらない北朝鮮社会への怒りや失望…色々な想いが重なった作品だった。

映画を観に行った3月1日は、1919年に三・一独立運動があった日。過去も今も未来も、日本が関わっていること(関わってゆくこと)を忘れてはいけない。

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もい

4.0専制主義体制に盲従する人民を批判できるのか

2024年3月2日
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北朝鮮の人権状況を世界に発信
 この映画はメインに脱北の実態を据え、その間に北朝鮮がこのような国家になるまでの歴史的な背景、北朝鮮の内情、特に人々の生活の実態さらに北朝鮮に関する研究者の発言も交えて構成している。こうした要素を取り込むことにより、北朝鮮のことを知らない人にもなぜ大きな苦難を強いられても脱北するのか分かりやすくしている。今更、脱北者から北朝鮮の人民が置かれた状況を伝えられても大きな驚きはない。それでも金王朝がいかに人民を統制しているかを目の当たりにすると言葉がでない。徹底的に外部との接触を断ち切り、独裁体制を維持し易い世界観を人民に信じ込ませて自国をユートピアだと自覚させる。民主的な国家では信じえない、ジョージ・オーウェルの小説「1984」でさえも描き切らないデストピア世界が実在することを理解させたいがためのつくりなのだろう。

非現実的な崩壊シナリオ
 いずれ崩壊すると言われ続けるこの体制が崩壊しないの一端を脱北者家族の言葉が雄弁に伝える。メインストーリー上の三世代の家族の80歳の老女と幼い姉妹の脱北後も容易に解けない洗脳の呪縛は、これが過酷な体制に適応して生き抜く術であったことの証左だ。内部崩壊なんてシナリオが現実化するというのは妄想に過ぎない。

外界の価値観では測れない人民の暮らしぶり
 登場人物が語る生活のレベルは壮絶だ。ただ、これが平壌に住む核心層の生活となると大分違うだろう。映画の登場人物は核心層ではないことが想像される。
脱北ブローカーという必要悪
 この映画ではキム牧師の活動を支える2つの存在を密かに紹介している。いずれも今後の活動にも差し支えないように顔や場所を特定されないようにしている。一つはブローカーと呼ばれる脱北で金儲けをする人たちだ。ブローカーも危険を冒して活動しているので、金を無心するのは仕方ない。しかしながら、ここでも詐欺がいるというのにはやるせない気持ちになる。詐欺かもしれないと疑いながらも自ら脱北したあと稼いだ身銭をはたいて残した家族の脱北を見ず知らずのブローカーにの託す心境は想像してもしきれない。

体制に盲従する人々を批判できるのか
 巧妙な仕組みを三代にわたって築いて来た体制の転覆を計ろうとする人々がいないことに疑問を持つ人は多くいるだろう。ただ筆者が問題意識を持つのは翻って我が国はどうだろうか、民主主義を掲げる国々、なかんずく西欧諸国はどうだろう。我が国では戦後長く自民党体制が続いてきた。幾度かの政権交代が実現したことはあった。それでも非自民政権が長続きした例は皆無である。政治に希望を見出せない、関心がない人々が多く、選挙で投票率が50%に満たないことに驚く人はいない。有権者の過半数の支持を持っていない政治家が大手を振っている。ロッキード事件の賄賂、年金の無駄づかい、リクルート事件、そして政治パーティーのキャッシュバックと脱税と政治家の悪行を挙げればキリがない。それでも多くの国民は毎日規則正しく労働の義務、納税の義務などを果たして生活している。納税を怠れば脱税、追徴課税などの制裁は免れない。碌な説明も出来ない政治体制に声を挙げない国民は、暗黙の政権支持をしている自覚を持っていない。政権に抵抗しないで黙々と通常の生活していることに専念している国民は、北朝鮮の人民と本質的に異なっていると断じられるのか。生まれてくる場所が違うだけで背負う人生の不平等をいつまでもも放置しておくこともまた非人道的だとあらためて考えさせられる。

全文はブログ「地政学への知性」で

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ブログ「地政学への知性」

4.0映画を見終わって新宿を歩くと幸福感がこみ上げてきた

2024年2月28日
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映画というエンタメではなく、筆氏のドキュメンタリー映像だから面白い、面白くない。という評価にはならない。
日本に生まれただけで幸せ。

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チャーリー

4.5タイトルなし

2024年2月27日
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凄まじいものを見た‥この一言に尽きる。
とにかく緊迫感や緊張感、画面から伝わってきて
見たあと、何故か疲れが襲ってきました。

劇場で見れてよかったです。

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ベイベ

5.0北朝鮮による国民の洗脳は恐ろしいことがよく分かります

2024年2月25日
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鑑賞方法:映画館

「ビヨンド・ユートピア脱北」と言うドキュメンタリー映画を観賞。老母、夫婦と子供2人の5人家族と、もうひとつは脱北に成功した母親がエージェントを使って北朝鮮に残した息子の脱北を試みるが失敗するケース。
印象的なのは潜伏している時に老母と子供達が受けたインタビュー。老母は洗脳されてきたので、金正恩について問われるとオドオドしながらも誉めまくる、子供達も同じ感じで話したがらない。

家族は中国、ベトナム、ラオスを経由してタイに逃れて韓国に無事到着し洗脳が解ける。一方、息子が脱北に失敗、拘束された母親は涙する。
それにしても危険の伴う脱北に密着して撮影できたとものだと感心しつつ、北朝鮮が監獄国家と言われる理由が良く分かりました。

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映画大好きジジイ68歳

4.0国ガチャハズレ民の最強に最悪なドキュメンタリー!

2024年2月20日
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エグい映像はほぼ無いのに脱北する家族の話を聞いてるだけで充分にショック受けます!
ビヨンドユートピアって意味を調べたら
ユートピアは完全無欠で人々が平等に暮らせるって意味でビヨンドは〜の向こう側って!!!(タイトルが的確過ぎなのよマジで)
後半のおばあちゃんのインタビューでアメリカは悪い人って教えられたのに撮影スタッフは優しいし理解出来ないって話を聞いて洗脳って恐ろしいって思いました。
あとブローカーに頼るしかないけど一方的に信用するしかないんだけど騙される可能性あるとはいえ金を渡してその人に賭けるしかないってのも相当ヤバい話ですよね!
あと北朝鮮の生活の実情の話とか聞いて自分も北朝鮮に生まれてたらあんな目にあってたんだと思うとゾッとしますね!
あと脱北って単純に北朝鮮から南朝鮮に行くだけでは無いんですね(情弱過ぎて知らなかったです)

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

4.5家族を残してでも

2024年2月19日
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悲しい

怖い

難しい

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LS

5.0命懸けの実録

2024年2月18日
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悲しい

言葉にならない。
再現ではなく命懸けの実録なのが本当に凄い!
親ガチャならぬ国ガチャで飛行機で2、3時間くらいの距離なのにここまで違うのかとショックで、
脱北するのに想像超える苦労がありインタビュー聞いて益々恐ろしい国なのがわかるし一度は見て知った方がいい作品でしたね。

北朝鮮の人達見てて思ったんですが洗脳のせいなのか話してる時の表情がほぼ「無」で脱北してからの表情を見比べて欲しい!

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アリさん

5.0一縷の望み。

2024年2月15日
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悲しい

怖い

知的

コロナ禍前、中朝国境地帯からベトナム・ラオスを抜け、タイに至るまでの逃避行。
自身も50代の夫婦が、80代の母とまだ幼い二人の娘を連れて、言葉も分からない状態の中、大移動する。80代の婆様は普段の歩きもやや難あるのに、山を何個も越えるのだから、達者だなと思う。過酷な北朝鮮の生活が、彼女の気力を育て、維持させたのか。

監視社会中国だけど、蛇の道は蛇、色んな抜け道があるモノで。ブローカーとか含め、まだまだ金で何とかなる場面も少なからずあるのだな。

途中挟まれる北朝鮮の現地映像。公開処刑とか幼くして見せられたら、ビビって何も言えないだろうな。高官を高射砲で処刑とか、異母兄・正男を他国の空港で殺害とか。軍事ファーストで国民後回しの姿勢は、体制が維持される限り、体制存続のため、今後も続くんだろうな。飢えて死んでいく者たちを置き去りにして。
マスゲームもよくやるな位にしか思ってなかったけれど、そのために毎日練習させられる児童たちの姿を見せられ、ハッとした。声を上げることのできない者達の慟哭が、聞こえてくるように感じたのだ。

収容所での拷問、人ごとみたいに言いそうな自分がいるけれど、本当は拷問する側の人格を、人は皆持っていると自覚しておきたいな、と思う。貧しさ(だけが要因ではないが。特に北朝鮮では)は人の心の余裕を削ぎ落としていき、より動物としての人間が剥き出しになるんだろうな、と思う。余裕がないと自己を抑制するブレーキが働かなくなってくるのは、多くの人が経験しているはずだ。

最終的に5名の家族は脱北に成功し。大韓民国での暮らしを営んでいる。新たなスタイルに苦労はするだろうが、どん底に比べればマシと思うのか、まだまだ這い上がれないと嘆くのか。
対照的に、脱北に失敗した息子を思う(既に脱北していた)母の涙。切ないけど、全て上手くいく訳ではないのが現実。

様々な苦しみを抱えた者達が、同じ太陽の下生きている。神は、この世界をどうしてこうも残酷なものとしたのか。いや、この世界を残酷なものにしているのは、我々人間そのものなのだろう。少しでも漸進できればいいのだが。

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Nori

5.0共産主義で世襲制をとる独裁国家、北朝鮮。 そこから脱北を試みる家族...

2024年2月11日
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共産主義で世襲制をとる独裁国家、北朝鮮。
そこから脱北を試みる家族、脱北者、彼らを支援する牧師に密着する。

知らないことが多くて無知を恥じる。陸路は中国から行くのが一般的で東南アジアまでの大移動。見つかり次第強制送還されるリスクを抱えながらも進むのはより良い生活のため。スリルが凄まじい。

北朝鮮の恐怖政治から逃れるための脱北だが、洗脳教育の恐ろしさに目が入った。どれほど異常だったのか外国を見て明らかなのに、金正恩への崇拝の意思が変わらない点は驚愕した。

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いたかわ

5.0あまりにも価値のある作品だった

2024年2月11日
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悲しい

怖い

難しい

序盤の10年会えていない息子のために服を用意するお母さんで完全に自我が崩壊する。やめてくれ。しんどい。

北朝鮮を逃げ出したらどうなるのか?
どうやって逃げ出すのか?
そのあとの生活は?
そもそも北朝鮮ってなんとなくやべえって分かるけどどうやべえのか?
などなど、分かっているようで全く分かっていないことを叩き付けるように教えてくれる作品でした。
個人的に一番「分かっているようで全く分かっていないこと」は、脱北の目的が「生きていけないから」だったことでした。
皆が何かを切欠にこの国もうヤダ!!って逃げ出すのではなく、家族の誰かが脱北したとかスパイ容疑をかけられたとかで仕事が貰えなくなり、このままでは食べていけないから逃げるしかないという人ばかりで、故郷を離れたくない、懐かしい、と思う人がいるということは目から鱗でした。そりゃ懐かしいとは思うだろうが、最低限食べられれば留まっていたのか…と…
でも情報規制されていれば当然なのに、この考えが既にまるっきり第三者の、知ろうともしていない人間のものだと分からせられました。ヒン…

ベトナムとかラオスとか、中国にだって、この異常さを理解してくれる人はたくさんいるはず。
自国が親北だからって(もちろん国全体の利害を考えてそういう立場なのでしょうが)、これをヨシとしない人がいるに違いない国の人たちにも見てほしいです。
助けられることはなくても知るだけでも。
韓国ではこっそり受け皿を作ってあげてるのが本当に素晴らしいです。
もし日本に逃げてきたら、私たちは何ができるのだろう?
直接できることがなくても、この作品から学ぶだけでも非常に価値のある経験だと思います。
もっと広域で上映してほしい。
あらゆる全ての人が見るべき作品です。

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せった

3.5ドキュメント映画です

2024年2月10日
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前半は、アメリカ映画によくある二つのストーリーの展開を交互に進み、その間に脱北者のインタビューを挟んでゆく、途中で間延びするが北朝鮮の隠れた実態映像などは、国境近くの中国人が金稼ぎの為に北朝鮮に侵入し隠しカメラで撮影してスマホのSIMなどに隠して販売しているそうだ。この映画もその映像が所々多く見れた、この映画は実際の脱北映画、途中までこのような危険な映像を誰が撮っているのかと疑問を持ちながら見ていたら、途中でお金で脱北を依頼されているブローカーだと言う事が判った。だからブローカーの顔は映っていない、それを映画製作者は買った言う事だろう、何故わざわざ遠くベトナム、ラオスを通過してタイまで行って脱北するのかその理由はこの映画を見れば解かる。この映画を北朝鮮の幹部が見たらますます脱北が難しくなるのに何故公開したのか疑問に思うし、この牧師も捕まったら重い刑罰を受けるだろうに顔も出してよくやるなと思いました。
北朝鮮の兵士も貧しい、だからワイロなどを渡せば知らんふりをして脱北を見逃してくれるそれも実態だ。

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viodamo

4.0今この瞬間も起こっていること

2024年2月7日
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悲しい

怖い

難しい

今までみたドキュメンタリーのなかでもっともリアルで真実味があった、逃避行の資金は誰が負担しているのか、ブローカーに騙されるケースも多々あるだろうと考えさせられた。

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Naotanjr

4.5本物だとしても、今後の逃避行経路はどうするのか?

2024年2月7日
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てつ

5.0何が幸せ?

Mさん
2024年2月6日
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いっそ、自分たちの国のことしか知らなかった方が幸せだったように感じた。
「宝くじの不時着」をみたばかりだったので、やはり北を美化してあったのかなあと思った。フィクションは最初から作り物と納得して見れるが、ドキュメンタリーだと何がほんとかはわからない。そこは心しておきたいとは思った。

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M

4.5自分の目ですべてを確かめる

2024年2月4日
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見ることで様々な見え方が生まれる映画でした。
考察
・メディアの恐ろしさ、利益のためか国益のために放送されている。
・どんなにありえない状況の中でも、彼らの精神で学ぶことはたくさんある。
・家族愛を大切にしており、良い暮らしで家族への愛を忘れがちになっているのかもしれない。
・お金で解決されるところはやはり恐ろしい
・意志だけではなく、その中で結局お金に関わる世界は恐ろしい
・みんなが守りたい地位はどの国の政治家に変わりはなく、やり方が異なるだけかもしれない

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やんやん
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