青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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休息是為了 走更長遠的路(一休みはより長い旅のため)Rest is for a longer journey ahead
【なんて美しい映画だろう】
映画に対してこんな感想を抱いたのは初めてだ。
画面の色合い、背景、場所、時間の流れ、
全てが、登場人物の心の動きを補完していて、
それでいて、人の営みが美しかったのだ。
主役の二人が、台南の街を
バイクで二人乗りするシーン、
背景と相まって、二人のそれぞれの気持ちが見えて、
とても美しかった。
旅先で出会う人も、
どんな人か、見ているだけでわかる。
人々の有り様が、あまりに自然なので、
その場にいて、一緒に経験している感覚になった。
だから、知らないことも、
その後、知ることも、
その時、その瞬間に、共有する。
嬉しい感情、悲しい感情、
いろんな感情が、
その時、その場で湧き起こった。
映画を観ていて、
今まで、こんな風に心が動いた経験がない。
観終わってから、1週間経つけれど、
主人公の二人や、
その周りにいた人たちの事を思うと、
まだ心が動く。
こういう出会いがあるから、映画は面白い。
【What a beautiful movie】
I’ve never had such a reaction to a movie before.
The color tones, backgrounds, locations, and the flow of time—all of these elements complemented the emotions of the characters, making their lives appear beautifully poignant.
The scene where the two main characters ride a bike together through the streets of Tainan, combined with the background, vividly expressed their individual feelings, and it was incredibly beautiful.
You could discern the nature of the people they encountered on their journey just by watching.
The portrayal of people was so natural that it felt as though I was there, experiencing everything with them.
This is why, even things we didn’t know at the time, and things we came to understand later, were shared in those moments.
Happy emotions, sad emotions, and various feelings arose right then and there.
I’ve never experienced my heart being moved in this way while watching a movie.
It’s been a week since I watched it, but whenever I think about the two main characters and the people around them, my heart still stirs.
It’s these kinds of encounters that make movies fascinating.
曖昧な既視感を抱きながらも
主人公の台湾俳優さんに釘付けになり、清原果耶の代わりのない澄みきった演技でくすぐったいような若気の心の機微を懐かしさとともに感じさせてくれた。前情報を何も得ないままに藤井監督という安心感から、観たけどこんなに切ない物語だったなんて。しかしながら、その先の光をみせてくれるエンディングは、「余命10年」然り藤井監督の作品でした。
ミスチル聴きますか❓
「キングダム」とか
ネトフリのドラマとか
結構ミスチル最近タイアップ多いけど、
似た様な曲調が多いのが気になる😕
多分映画観てから作った曲だろうが、
今回の「記憶の旅人」と
中島健人、松本穂香のドラマの「永遠」は
初聴の人には聞き分けしにくい😩
サビのコード進行も変だし。
まあミスチルはもう大御所の域ですからね。
チャレンジングと言えば聞こえは良いが
やりたい放題なんでしょうね😳
折角なら本編でも昔のミスチル聞きたかった。
今作は友人のお勧めで観ました。
アミの旅とはそーゆー意味だったのね、と
後から振り返って涙する話。
それが大半だろうが、
自分は今回私事として捉えてしまいました。
自分には3つ下の弟が居ました。生まれつき心臓が弱かった為、そんなに生きられないと、20歳が精一杯だろうと言われてましたが、33歳まで頑張りました。そんな彼もそんなに上手くないけどよく絵を描いてました。学業が終わってからはよく旅行もしてました。国内ですが自分より訪れた都道府県は多いくらいです。そんな事を知ったのは、弟が居なくなってからでした。
アミと弟がダブって見えました。
弟の所にも、ジミーの様に訪れてくれる知人がいるんだろうと思うと、それだけで堪えられなくなります。
内心、それだけ他人の心に残る弟はズルいな
劇中、2度と会うことのない友人、とジミーが言うが、
アミにも実際には合えなかった。
ならば人生は、いや旅において、
どんな出会いも大切にしなければならない。
文句と思い出しか書いてないな😅
あのランタンは一度見てみたい。
18歳の出逢い
出逢いと別れ。
18歳の青年が旅する女性と出逢い淡い恋心を膨らませる。
異国の女性であり、何か秘密を持っていることを匂わせつつ2人の距離感の変化を丁寧に描いてて好感が持てる。
そして18年の年月は何を意味してるのか?
その意味を知った時、心を揺さぶられる。
ただ劇中で映画「love letter」を対比して使うあたり、少し先が読めた点は好みが分かれるところだろう。出来れば彼の心を反映した王道のラブストーリー映画を挟んで「love letter」は話のみにしても良かったんじゃないだろうか。
その方がより盛り上がった様に感じた。
世界観が好き過ぎる
主演2人良すぎるし、世界観が美しい。
私は18×2.4くらいだから、最後は
最初から察しかついていながら見ていたから
泣くまでには至らなかったけど
それを求めずとも、めちゃくちゃ良かった。
非日常!
仕事で少し悩んでたけど、非日常を味わえるのが映画の魅力!台湾人と日本人は、近い感覚にあるのかもと思いました😊こんな純粋な恋愛も、あってほしい、願望的な映画でした!個人的には観て良かった👍カラオケ店主の関西弁が完璧でしたね!
「よくできた映画」というよりも、「好きな映画」
公開後数週間経過もレビューが高いですねー。これは期待値大。
過去の恋愛を振り返って、旅をするという設定。日台合作という点以外は割とありがちな設定かな。
清原さん、山中さん、黒木さん、黒木さん‥役者陣は文句のつけどころがなくしっかりしてますね。主役のジミーさんは18歳、36歳役をこなす名演技ぶり。また、久々にジョセフチャンを見ました。
設定も脚本も割と既視感はあるのですが、自分の人生とかなさねながら振り返って観ることができる爽やかな映画でした。
ひと夏の恋が人生を後押しする力に
ストーリーにそれほどの新鮮味や驚きがあるわけではないですが、しみじみいい作品です。
36歳になった主人公の、挫折からの旅がゆっくりと呼吸をするように撮られていて、素直に共感します。
初恋に突っ走るのではなく、彼女との約束を守り、ちゃんと働いて夢を実現するため人生を重ねた後の旅、というところが情感をそそります。
若いバックパッカーは別として、その年齢の男性のひとり旅は覚悟があっていいものだと思います。
いや、彼は思い出の中のアミと旅しているのだからひとりではないのか。若く見えるイケメンという設定に助けられてはいますが、撮影スタイルもいいのでしょう。
慣れた日本の光景がジミーの目を通した外国のように見えます。特に松本城は私もこの間初めて行ったところだったので、面白かったです。なぜ松本だったのでしょうね。小料理屋の台湾人の店主がジミーに案内しようかと言ったとき、あれ夜なのにどこへ?とは思いました。
出だしからジミーの素朴さに対して歳上のアミの演技にかなり無理を感じましたが、役柄として実際に無理していたという設定なのだと、後でわかります。
ジミーの俳優さんは清原果耶より十歳以上も上と観終わってから知りました。清原果耶だって結構少女っぽいのに、彼のほうがちゃんと歳下に見えました。少年の演技が上手かったです。
コロナ禍は過ぎたものの、今度は円安で、何だか海外に行きにくいですが、今まではさほど興味のなかった台湾へ、行ってみたくなりました。世界街歩きみたいな番組を見てもわからない台湾が垣間見られたからかもしれません。
恋愛映画苦手な人に見て欲しい
恋愛映画は苦手です。もう40歳だし。キラキラした恋ではなく、冴えない日常にある愛を描く映画はないのかなぁ…なんて。
そして予告だけでも透けて見える事情ありの恋愛もの、最近多すぎないか。
そう思いつつ、主題歌がミスチルであること、映画サイトの評価が良いことに釣られて、まぁ期待しないで観に行ってみるかーと映画館に向かいました。
序盤のボーイミーツガールはキラキラと眩しいのだけど嫌味がなく、アミの笑顔と年下相手にお姉さんぶる姿に魅了され、ジミーのカタコトの日本語と不器用さに魅了される。かと思えばジミー現代パートでは憂いのある36歳の旅人を演じていて、主演俳優さんをすっかり気に入ってしまった。
アミとジミーがランタンあげに向かうシーン、イヤホンをでミスチルを聴きながらジミーが切なげに想いを口にするシーンで泣きました。ジミー😭
そこから先は度々涙が溢れましたが、最後、ジミーが再び地元駅に降り立ち、新しい生活をスタートさせていく姿を見て、ジミーの未来は明るいものになるという希望を感じました。
旅先で出会った青年とラインを交換した後のシーンで、彼にはもう会わないだろうといった台詞があったのですが、個人的にあの台詞が好きでした。旅先の出会いって、そうゆう所があってそれが魅力でもある。
休みはその先の長い旅のため、これも好きでした。
ただの恋愛映画に終わらず、人生に躓いた人の再出発といった趣きが強く、観てよかったなぁと温かい気持ちで帰りました。
トイレに寄ったら、マスカラがほぼ落ちていました。
ミスチル の主題歌は言うことなく素敵でした☺️
岩井俊二さんのラブレターを次に観ようと思います。
辿っていく物語
題名からサントラに主題歌、全てがノルタルジック詰まりまくっていた。
自分探しの旅もあれば
自分が生きていた証を確かめるための旅もある
1回きりの人生を自分の目で世界を感じるがための度もある
旅にどんな理由を含ませるかはその人次第で
旅は必然と何かを遺してくれる
人の関わりであったり、街の風景、嗅ぎなれないカオリ
1度でも関わりを持てば、一時は忘れていても
また何かのタイミングが重なってふと思い出す事もある。
人間って人生って不思議だな〜ってつくづく感じてしまう縁がこの世にはある。
この映画を見ていること自体もそうだと言える。
大きな旅は出来ずとも、映画館に足を運んで、この作品をチョイスして、色々と触発されて帰路につく。
これも旅と言えるのではないか。
この作品の世界のようにドラマチックに生きれたら良いなとか考えるけど、それがどうだったかは自分が終わる時にしか分からないんだろうなとも思う。
そして最後に、ダブル主演の台湾俳優グレッグ・ハンさんの『僕と幽霊が家族になった件』この作品もかなりオススメである。雰囲気が違いすぎて、鑑賞してる時は気づかなかった笑 色んな表情を見せる素敵な演技をする俳優さんだなと感じた。
主題歌も良かったなぁ。なんか懐かしさを感じるメロディで作品の世界観ととてもマッチしていた。余韻に浸った〜!! 『記憶の旅人/Mr.Children』
ジミー役の人が良かった ちょっと不自然な流れとかもあるけど、 原作...
ジミー役の人が良かった
ちょっと不自然な流れとかもあるけど、
原作からそうなのかな?
映画にしてからそうなったのかな?
でも全体通して優しい映画で、
良いと思う
清原果耶
王道中の王道。それが良い。原作があるのは存じ上げませんでしたが丁寧な味付けが好感触です。個人的に監督作は、後半位まで惹き込まれるものの〆方の好みで少し残念になってしまうきらいがありましたが、今回は琴線バリ触れ。
元々上手いとも言えるが、周囲のキャラクター像が秀逸なのよね。「そんなにみんな良い人?」って思う方もいらっしゃるかも知れないけども、これで良い。これが良い。不良少女もウザ男も最高だ。
泣くつもりじゃないのに、泣けてくる。
初めははまらない感じだったけど、だんだん台湾の風景に馴染んできて気持ちも入っていく。台湾の夜景や電車、普通の街中の景色が良い。
日本になると、名優ばかり出てさすがの演技に泣けてくる。
亡くなったのを知らないで日本に行ったのかと思いきや、思い出の確認になっていた。
最後に手作りのアルバムなどもらったら、彼は今後結婚なんてできるんだろうかと思ってしまった。
胸熱
良い意味での予告詐欺、ノーマークだった作品でしたがロコミの良さで見る事に、本当見て良かった♪
みんなの自然な演技も良かったけど何よりロケーションが最高!!トンネルからのあの景色は鳥肌でした。
情景描写が繊細で良かった🫶
日本映画独特の喋りまくって説明しまくって「はいっここで泣いて下さい」って感じじゃなかったから余計良かったですね。
こんな美しく儚く切ない作品とにかく感動したい人はみんな見ろ!!!
見終わった後に夫と話してたんですが
どこかアフターサンやパストライブスに近いものを感じました。
(2024-05-26 初回鑑賞) 台湾の人気エッセイからできた物...
(2024-05-26 初回鑑賞)
台湾の人気エッセイからできた物語だとか。
異国の鉄道で旅をする様子、
行き当たりばったりで、都度の出会いを大切にする様子、
思い出の人の足跡を辿りたくなる様子。
すごく共感し、憧れも抱きました。
旅先で、台湾の親切な方々とやり取りしたら、
忘れられない思い出になるでしょうねえ…。
本作を見た方々の印象は、おそらくは、
旅に出かける目線、
青春や恋愛の目線、
見慣れぬ土地の親切な人々への感謝、
など、
好感を抱くポイントが複数ありそうな感じがします。
映画を見終えた後、ふと、来場者特典のポストカードを眺めたら
じんわり暖かくも切ない、あの場面…
泣かせにかかっていますね。まんまと泣かされました。
(2024-08-23 二度目鑑賞)
偶然ですが、お盆の週に、夫婦旅行で台湾に出かけてきました。
思い出が鮮明なうちに見直したくなりました。
台南の街にも訪問し、人々の親切さ、街並みの風情も満喫してこれたもので、
ことさら、身にも心にも沁みます。
街の人々が、見知らぬ旅人に(映画のアミさんにも、わが家夫婦にも) に咄嗟に親切に、全力で歓迎してくださる様子、
旅先への感謝が、何倍にも膨らみました。
神農街の洒落たお店の並びとか、
のどかな保安駅とか、
環状交差点が異様に多い大通りとか、
いろいろ鮮明に思い出せます✨
夢
台湾人のジミーが日本人の女性・アミと出会ってから18年後を描いたジミーのストーリー。
松本の温かい心や、長岡のランタンの打ち上げ、アミの描いた絵が載っている本が特に感動しました。
それでも、また夢に向かって進み続けるジミーはすごい。
旅したいなぁ、と思いました。
いい作品みたぞ感がパネエわ😭🥺
18✖️2ですが完全にノーマークの作品だったんですが
みなさんの口コミの良さでついついフラフラっと劇場に吸い込まれたんですが結果最高過ぎて今年劇場で見た作品では今のところダントツで一番良かったと言い切れるくらい良かったです。
それと台湾と日本てなんか相性が良い感じがしましたね。
あとみんなの自然な演技も良くて普通に会話してるようにしか見えないくらい違和感無しの会話でしたよ。(清原さんの演技とかマジで普通に話してるレベルで自然な演技と見てる人を確実に貰い泣きさせる能力に特化したターミネーターくらいの殺傷能力のある泣き演技っすよアレは!)
さあさあ今から感動シーンになりますから泣いて下さい的な過剰演出だったらワイは絶対に泣くわけねえし!とか思いながらキレながら最初は偏見フィルターかけながら見ていたんですが 自然かつ綺麗な映像で心を浄化されて見ているうちにアミは恐らくそうなってるだろうとは思ってましたがその自分のゴミみたいな覚悟をアッサリ上回る押し付けがましい演出一切無しの感動の波状攻撃をくらってこんなに泣いたの久しぶりってくらい泣きましたよ(カップルだらけの劇場でオッサンが勝手にまあまあの勢いでギャンギャン泣くとか完全な変質者やんけ笑)
ここが凄かったポイントなんですがトンネルを抜けて一面雪景色で静寂になるシーンは演出が凄すぎて鳥肌立ちました!
この作品のおかげで ある一定の泣かせます演出がある恋愛映画のせいで偏見がかなりあったんですが自分の中の意識が完全に覆りました。
こういう内容ってある意味定番の話なのに引き込まれてめちゃくちゃ面白いって思えるのは去年のグランツーリスモとかもそうですが風景の魅せ方や演出や演技の巧さなんですよねー という訳で監督天才やなマジで!
この作品の恐ろしいところなんですが2回目の鑑賞だと
2〜3倍は1回目の鑑賞より泣ける作りなのでアフターサンと似た構造になってるのがナイスだと思います!
それとやはりキャスティングの良さってのが際立っていてあの二人だから尚更泣けたって思います!
自分は清原さんを全く知らなかったんですが(市子を見るまで杉咲花を知らないくらいの情弱なので笑)演技バチクソ上手いやんけ!
たまには青春物を観たい、でも100%青春だと眩し過ぎる。そんな18...
たまには青春物を観たい、でも100%青春だと眩し過ぎる。そんな18×2どころか×3の自分にとってこのタイトルとあらすじは程好く感じ映画館へ。
総じては新海誠監督の初期作品的な情緒的音楽と季節感と時の交差(と電車)、はたまた彼女が残した物にまつわるストーリーは「世界の中心で愛を叫ぶ」とも重なるものの、もはやこういう物語・世界は「イワイ」とか「シンカイ」?という映画の一つのジャンルのようなもので、その視点で観れば、オリジナル性もあるピュアで爽やかでウルっと来る物語でした。物語後半、リュウや幸次との出会いのシーンを入れることで、ジミーの重たい気持ちを少し軽くしてあげられたのは観てる側も良かったと思います。出てくる誰もが温かく優しい映画でした。
二十歳前後の頃の、旅やバイトでつかの間だけど時間を共にしたちょっと気になった異性は一人二人はいて、それは誰もがそうでしょう。連絡も取れないし、何しているかもわからないし、映画のようにドラマティックにはならないけれど、18×1だったあの頃とその人の顔を思い浮かばせてくれた。そんな映画でもありました。
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