青春18×2 君へと続く道のレビュー・感想・評価
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台湾好きにはたまらない
主演の許光漢君の大ファンで台湾好きで果耶ちゃん大好きな私にとっては見過ごすわけにはいかない映画で..
内容も何も知らずに映画館へ。
結果、涙が止まらず心温まるとてもお洒落で素敵な映画でした。
台北ではなくあえて台南の田舎町というのが一役買い、台南の暑さと日本の冬の寒さの対比もよく、景色だけでも見ていて飽きない工夫がされています。
ラブレターを観ていないので、最後まで何も気づかなかったのですが、あ〜ここでこのオチか..
のオチ方が嫌いなのでそこだけマイナスです。
でもやっぱり許光漢君はかっこいい。
また台湾(台南)へ行きたくなりました。
雪国のヒト(泣)
邦画2作品目の最高評価💯
個人的ルールで、2回以上鑑賞しないと最高評価の🌟五つはつけないことにしている😋
それは、一度の鑑賞では、映画制作者の意図が理解できないであろうと思うことと、2回以上鑑賞しても、一度目の感動が失われないことが、いい映画の条件だと思っているからです(^^ゞ
初めて最高評価をつけたのは、「耳をすませば」(実写版)ですが、この映画も、現在と過去の回想を交えながら、見事なストーリー展開と結末で非の打ち所がない🆗
同じように、本作も、現在と過去の回想を交えながら、見事なストーリー展開と結末で非の打ち所がない🆗
本作について、結末を知っている2回目の鑑賞では、アミの些細な言葉を注意深く聞いてみると、なるほどと思える深い意味があったことに気付かされて、涙がこみ上げてきた😢
例えば、アミがランタンに書いた願い事「この旅がずっと続きますように」というのは、まさに少しでも長く生きたいという思いがこめられているのだろう😥
ジミーに対して、夢が叶ったらまた会おうというのは、ほぼ自分の病が治らない=もう会えないのに、やむなく淡い期待を抱かせて深く傷つけてしまっていることをとても悔やんでいる様子が伺える😓
2回鑑賞すると、あちこちにそういう意味深な言葉があることに気付かされる😓
いずれにせよ、この映画は、二度三度観るほどに、味わい深く、感動させられる素晴らしい作品かなと思う🈵
素敵な旅
恋のドキドキが伝わる
これで感動できる人って一体……
令和になってまだこのような陳腐ラブストーリーをぶちかまされるとは予想だにしていませんでした。
感動させたいポイントは透けて見えますが、失笑って感じです。涙なんぞ1ミリも出ませんし、胸を動かされる瞬間は全編通してありません。
主人公はやたら感情的で内向的で受け身ですし、ヒロインはいちいち鼻につきます。海外にふらっと赴く危機管理能力がガバでバカな女子バックパッカーってキャラ設定だとすれば完璧に体現できていますが…。
台湾という国は大好きなので街並みは楽しく見れるものの、かぶさる演出・セリフが臭すぎて興醒めします。
悪口だけで2時間語れそうですが、最後に…
どうしてわざわざ男女のラブストーリーにしたのでしょうか。これほど男女のリアルが欠如したラブストーリーに、一体どう共感すればいいのでしょう。
男同士の友情物語とすれば、まだやりようがあったかも……
そうして苦痛のような2時間を耐え切ったエンディングで
ミスチルのいつものネチっこラブソングが追い打ちをかけてきます。
胸やけして食欲が失せ、ぐったりと劇場を後にしました。
一休みはより長い旅のため
18年前の台湾での生活、そして現在の日本を行ったり来たりしながら、
かつての恋愛を描く。
人生につまづいた36歳のジミーは、18年前に台湾で出会った、
日本人女性のアミから昔もらったハガキを読み、日本へ。
その18年前の台湾におけるアミとのバイト先での生活、
そしていつしか彼女に惹かれていった姿が描かれる。
一方、現代では、湘南、松本、長岡、そしてアミの生まれ故郷である只見へ。
18年前に抱いた恋心を思い出しつつ、電車の旅をしながら、
約束を果たすために向かったのだが、そこには。。。
最初は中国語から始まり、これは字幕をおいかけて大変、と思ったけど、
日本語を話せる台湾の人という設定だったので、字幕は最初だけだった。
そして、18年前のジミーは日本のアニメが好きで、
スラムダンクのファン、「左手はそえるだけ」といった名セリフも笑
現代の日本で湘南にいき、あの有名な踏切のところで記念撮影。
スラムダンクファンの私も「うわぁー」となった笑
また、作中はミスチルが台湾でも人気だとか語られ、ミスチルファンの私にはたまらない。
今回、この映画を観るきっかけになったのも主題歌がミスチルに決まったからだったし。
松本の居酒屋の「一休みはより長い旅のため」と書かれた看板、
いい言葉ですね~。よかった。
飯山線でトンネルを抜けた時に雪景色、最高だった。
そこで「ニ度と会うことがないであろう、友人」との出会いもよかった。
雪に戯れ、雪合戦して、楽しそう。
長岡ではネットカフェであった店員とらんたんを観に行き、飛ばしてみたり。
まさに人生、一期一会だよな。
私自身も湘南、松本や長岡、只見、
いずれも行ったことのある場所だっただけに感慨深かった。
旅にもいろいろな捉え方があり、自分探しとはよく言うけど、
自分を確認するため、とか、終わらない旅に出かけるとか。
のんびり電車で旅をしたくなった。
久しぶりにいいお話、いい映画でした。
ジミー役のシュー・グァンハンさん、18歳、36歳を演じ分け、素晴らしかった。
アミ役の清原果耶さん、きつそうでどこかもろそうな役、ばっちり。
雪でジミーと戯れた2度と会わないであろう友人役の道枝さん、チャラい役、ウケた。
他にも黒木華さんに黒木瞳さん、松重豊さん、ちょい役だけど存在感ばっちり。
青春18×2、というタイトル。そういうことだったのか。
青春18切符ではないんだな。
手を繋ぐことの大切さ
よくあるストーリーだけど...
ストーリーはよくある感じで想像通りといえばそれまで
だけど、何がいいかというと主演の俳優さん
自分ははじめましての俳優さんですが、かなり良かったです
18年前のシーンでは本当にウブの若者にしか見えないのが凄い
年齢を調べたら今年34歳???
なんか目を引く俳優さんでした
たまたま見つけて、観てみて良かったです
タイトルは本文に。
【キスもない淡くピュアな恋を雪に閉じ込めランタンで昇華させる映画】
清原さんの透明感が好きで、何となく観てみたいと思い鑑賞しましたが、以前、聴力を失っていく役をドラマで演じられていたときと比べてかなり痩せていて、どうしたんだろうと思いました。
しかし作品が進むにつれて、これは役作りなのかもしれないと感じ始めました。
何か深く傷ついて、何かを隠して耐えているから。
病名がハッキリ分かりませんでしたが、心臓の疾患であることはわかりました。治らない病の自分を隠して、残された僅かな時間を精一杯生きていたんですね、アミは。
もうこの展開自体は“よくあるラブストーリーの古典”ではありますが、カラオケ屋さんの仲間の人柄の良さ、劇中の悪者が壁に落書きする酔っ払い程度である平和な構成など、余計な混ざりものがなくて良かったこと、台湾と日本、18年前と現在をクロスさせる構成、LOVE LETTERを絡めてくるところ、旅で出会う豪華なちょい役などがバランス良く、素晴らしかったです。
泣き声もあちこちから聞こえてきていましたし、私もいくつかのシーンで気づけば泣いていました。
心が清らかになる気がする、そんな作品です。
ジミー役の俳優さんが好演
ジミー役の俳優さん、年齢を調べたら33歳でびっくりするくらい、見ててくすぐったくなるような初恋を好演。目的地の雪国に辿り着いた辺りから、アミはきっともういないんだろうとうっすら分かるけど、行った先でその事実を知る流れじゃなくてよかった。そうだったら辛すぎたと思う。ちゃんと知った経緯も描いてくれていたことで、見る側も受け止められた感じがする。ハッピーエンドではないけど、彼はきっと乗り越えてまた新しい夢を叶えるだろう、と思える。
清原果耶さんももちろん良かったし、ちょい役なのが勿体ない役者さんも多くて、観てよかったなと思う作品。
予告動画が全て
これほど予告動画を見て後悔した映画はありません。
予告動画で結末が分かってしまい、それを超える感動はありませんでした。
ジミーがアミにそこまで惚れるような魅力もわかりにくかったし、アミ自体ジミーのことをどう想ってたのか伝わってこず、、
交わせる言葉が少ないからこそ2人の触れ合いはもっと描くべきだと思います。
清原果耶からお姉さん感を感じれなかった。
有村架純だったら少し違ったのかなと思いました。
日本での旅の途中で出会う人達との交流は必要だったのかな。
いつものやつね!(※毒舌注意)
日台合作の雰囲気の良さへの期待感と、評点の高さを参考に急きょ?鑑賞。うーん、皆様には申し訳ないのですが、私には合わなかったようです。
ダメな話という訳ではなくて、いい映画と思うのですが、反面、、何でしょう? 終始つきまとう既視感。。序盤のうちにラストも読めて→そのまま終了といった感覚でした。
*** (以下否定的な感想です)
「ニッポンの泣ける恋愛エモ映画」にいくつか鉄則があるとすれば、その筆頭になるであろう『恋人の死』。今までこの脚本はごまんと描かれてきたわけだが、今作もそこにスポッとおさまったように思える。
恋愛にまつわる喜怒哀楽は様々あり、人を愛する気持ちが「死別」により、より強く自己認識できるということは事実あるでしょう。
でも日本の映画ではそれを使い回しすぎて、もはや映画題材としてはもう、古風というか。タレントや俳優さんを変えただけと言うか…( ; ; )セカチューももう20年も前ですね。
特に今回は主人公が何の病気かも分からずだし、そもそも恋愛だったのかも分からないほどの、子どもの淡い思い出のように感じたし。
ジミーの旅ももはや恋心を感じない年月の経過を、表してましたね。創業した会社追い出された若手経営者の傷心旅行のようで^^;
鎌倉=スラダンの聖地って事で折角だから行ったのかな/松本=えーと、、純粋に行きたかったのかな?/長岡=えーとえーと、、なんでやねん。松本からなら東京経由して福島向かうだろ(^^;; ということでアミさんの故郷はクライマックスだが旅の「一部」と化してましたね。真っ先に行くわけでも無いわけだからさぁ、ジミーさんそういう事でしょ?今さらだから新幹線で急いで向かう必要もないもんね!
・・・というストーリーに、私のようなオッサンが感情移入しろというほうが無理があり、どうも場違いな客になってしまったようであった。
それから私は、そもそも(泣きたいための映画)っていうスタンスに疑問を持っていて、何でみんなそんなに泣きたいのか理解ができないクチだ。全米が泣こうが日本中が涙であふれようが構わないが、さあ泣けと言われると、人間 泣けますかね。。
たぶんココロが曲がっているんです。、
これを読んで気分を害する方もいるでしょう。
すみません。、
シューさん、清原さん 両名ともかわいらしい。
ソレ及び
日台の文化交流、架け橋としての価値に★3
人生は長いとは限らない、だからその一瞬を懸命に生きる
タイトルに書かせていただいたことが
私がこの映画から得られた示唆です。
映画のSTORYは台湾と日本を行き来しますが、
基本的に後半に至るまでは、シュー・グァンハン演じるジミー視点で描かれます。
ジミーの大学受験を控えた高校時代からジミーの人物像を、
そして清原果耶演じるアミとの出会いから同じ時間を過ごして
ジミーの気持ちの変遷を丁寧に描いていきます。
丁寧であるがゆえ、少しまどろっこしいかなという感覚もありますが、
この丁寧さが後半、実によく効いてくるんですね。
時間軸としても、現在の日本を旅してアミに会いに行こうとしているジミーと
18年前のアミとの一緒の時間を過ごしてきたジミーをそれぞれ描きつつ
アミの人物像もすこしずつ解像度を上げて描いていっていました。
アミのキャラクターがすごくいいんですね。愛されキャラといいますか
実に明るく生き生きとしているんですね。
そこにジミーは惹かれていくわけですが、
アミには実は秘密があって、その生き生きとしているアミの違和感が
描かれてからは、アミが観客にとってミステリアスな存在になっていきます。
そして怒涛の後半に入ると、
アミが亡くなっていて(しかも随分前に)、亡くなっていることを知りつつ
ジミーはアミに会いにきていることがわかったと同時に、はい、涙腺が大崩壊しまして
号泣😭しました。もうハンカチなしではいられないほど号泣しましたね。
こんなに切ない話だったとは想像しておらず、
ただ、劇中で映画『Love Letter』を映画館でジミーとアミが一緒に観るシーンで
『Love Letter』的話であることを悟った方もいらっしゃるようですね。
私は『Love』 Letter』を観ていないので、当然ながらピンときていないわけですが、
それはそれで衝撃的だったので、むしろ本作を堪能できてよかったと思っています。
後半はジミー目線だった展開をアミ目線で観るのですが、それが本当に切ない。
もうずっと泣きっぱなしでした。
前半でジミーが「人生は長いのでゆっくり考えようと思う」的なセリフを言ったときに、
アミが「そうとは限らないよ」的な返しをするのですが、この意味がわかると
この映画が伝えたかったメッセージはこれなんだなと思いました。
映像へのこだわりも感じました。
”今“を描くときはジミーの心持ちが暗いときは画面も暗く、それが徐々に明るくなっていくところや
夜景・ランタンの見せ方等、すごく美しかったです。
藤井道人監督にはあらためて感服いたしました。
すごく良い作品でした。
全377件中、261~280件目を表示