ゴールド・ボーイのレビュー・感想・評価
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サスペンス×青春恋愛
犯罪を見られたことから始まる大人と子供のクライムサスペンス。 バンバン人が死ぬけど、よくある警察の無能さは沖縄の財閥グループとズブズブということでフォロー。こういうところもしっかりしてる。 人の心のない岡田将生はいいなぁ…と思っていたら主演の羽村仁成もヤバい。 伏線があるので終盤の予想はある程度つくのだけど、予想を上回る展開。 残酷な運命の子供が犯罪に走る。恋愛要素も強めということで、白夜行っぽいかなと思ってたら、最後の急展開でイメージが一変。 見方によっては青春恋愛映画にも見えるし、ナツキにはそうだったんだろう。最後に愛が勝つ!?のもいい。 今年の邦画は良作が多いけど、特にオススメです!
もっと悪くてヒヤヒヤさせてくれる岡田将生を見たかった
岡田の設定が、サイコパスにしても、甘い。 もっと攻めてほしかった。 最後のネタにはびっくりしたけど、 岡田の生ぬるさに、中だるみした。 その生ぬるさのまま 最終局面に行くので、 ワクワク感がそがれる。 もっとひりひりする対決を見たかった。 彼の演技はよいし、だから見る方が期待する。 なのになああ、、、という感じ。
めっちゃ人が死ぬ
Xで面白いという感想が多かったのでその時までこの映画の公開を知らなかったけど観ることにした。 大当たり🎯 YouTubeで公開記念舞台挨拶も流れてたけど完全スルーしてた。 自分の作品への印象が制作者の作品意図とは違ったのかもしれないのだが最後の、ゴールドボーイ2 どーーーん!で余韻破壊されてびっくり(・・;)リメイクということも知らなかったので。
クソガキ共(悪童たち)め
サイコパスをただ楽しむと良い。 ストーリーとして面白く、最期まで飽きなかった。沖縄の都市部から離れた地域?が舞台なので、少し閉鎖的な環境化で、綺麗な外の景色と、だが室内はどこか陰湿でどんよりしている世界観。 初めはいざとなれば簡単に処分出来ると思っていたクソガキ共、ただ油断すると痛い目に・・ 気に食わない者、邪魔な者を消し、罪があばかれても永遠に口を封じればいいという思考をベースとして、母親への想い・幼馴染との友情・女の子への恋心は偽り?いやいや、あれもこれも真実で、合理的に判断して最終的に「不要」と判断したのか・・ 悪童たち役の若い俳優さん達の今後の活躍が楽しみ。きっと4-5年後には引っ張りだこだろう。 「2」は、結局、証拠不十分で逮捕出来なくて、独自で監視を続けていると、数年後にまた周りで不可解な失踪・事件が発生して、追う刑事、「捕まえてごらん刑事さん!」・・(妄想)
よくできた脚本、始めから終わりまで飽きることなく楽しめる、見応えたっぷりの佳作
岡田将生さんの怪演を評価する記事をネット上でちょくちょく見かけましたが、私にとってはイマイチ、目配せがとてもわざとらしかったりでとても大根役者にしか見えず、言うほどハマり役でもなかったです それよりも本作の見どころは岡田さん演じる殺人犯 東と頭脳戦を繰り広げる少年達のリーダー格 朝陽を演じる羽村仁成さんの演技だと思います、彼の方が怪演と呼ぶにふさわしく、ものすごく圧倒的な存在感を焼き付けます 江口洋介さんや黒木華さんなど名優が脇を固め、最後の最後までハラハラさせられる上質でサスペンスフルな佳作、まあまあ面白かったです
絶対見るべき、圧倒的なパワーを持つ作品
町山智浩さんが、予備知識なく行くべき作品と言われ気になってました。 最寄りのシネコンの予定見ると、上映数が少なくなってて焦ってチケット購入し鑑賞。 終始、圧倒されるパワーを持つ良作でした。 ずっと、これどうなるの?これ、どこで終わるの? えー!?そうなるの。の連続。初めから最後まで、ずっと面白い。あっという間に終わりました。 いやー今年1番です。面白かったー。
予告編がよくできすぎてた
すごく不穏な感じの予告編を見てかなり期待して見に行ったせいか、それなりに楽しめたし、大きな不満はないものの、ちょっと期待外れでしたかね。 岡田将生さんはあの手の役をやらせると本当に最高ですし、羽村さんもなかなかよかった。黒木さんが中学生の母親役は意外でしたが、しっかり演じ切られていてよかったです。 とはいえちょっと演出は古臭いし、ご都合主義的展開も多く、ラストもちょっとgdgdだったのが評価減です。
ある日ふと思った殺意と消しゴム
そうそうこれこれ。この方向の岡田将生が観たかった。普通が狂気で狂気が普通、みたいな佇まい。こういうのをガンガン楽しんでやって欲しいなぁ。そして羽村仁成くん。恐れ入りました。物語の展開もあり、途中までは「うぜぇ(それも上手さあってゆえ)」だけでしたが、色んな闇が表に出てきた時の視聴者側の「なるほど!」たるや。だいぶ微細な表現が求められる役だったと思うのだが、見事に演じ切ってらっしゃいました。お見事でございます。 アチコチにツッコミどころが無いとは言いませんが上手い具合にスルーさせて貰えたのでそこら辺はOKでしたし、クライムサスペンスに社会問題っぽさをギチギチに詰め込んだわりには胃もたれする程ではないのが良いバランスだったのではないでしょうか。本土民が勝手に夢見ている"沖縄"の、生活が掛かっているからこその闇の様な部分も、信者に辟易している身としては「ですよねぇ」なんて思ってしまいました。 続編も、あるの?苦笑
岡田ふんする殺人犯と対峙する3人の少年少女を「リボルバー・リリー」...
岡田ふんする殺人犯と対峙する3人の少年少女を「リボルバー・リリー」の羽村仁成、特撮ドラマ「王様戦隊キングオージャー」の星乃あんな、「ラーゲリより愛を込めて」の前出燿志が演じ、黒木華、松井玲奈、北村一輝、江口洋介らが脇を固める。
面白いだけだけど、面白いぞ
面白いです。 ただ、観終わった後に何か残るかと言えば何も残らない類の映画です。 完全好みなのでどっちが良いとかいう訳ではないですが、こういうの苦手というか文句言いたくなるタイプの人間です笑 個人的には岡田将生の王子様感が印象的でした。 クレジットからすると衣装はヨウジヤマモトでしょうか? 良いキャラ作りと演技してたと思います。 無茶振りすると彼を中心に続編作って欲しいです笑
「ゴールドボーイ」絶賛されているけど、残念ながら合わなかった。サイ...
「ゴールドボーイ」絶賛されているけど、残念ながら合わなかった。サイコキラーは薄っぺらいし、犯行計画は雑だし、ラストシーンを含めて沖縄を舞台にしている理由が分からない。沖縄の子どもたちが置かれている苦境を描くことに成功しているとも思えなかったな。 北野武「ソナチネ」クラスタとしては、沖縄の断崖絶壁に矢島健一がいるシーンは萌えました。
期待し過ぎたかな
「中学生」にしては、登場する男の子二人は少し大きい。 でも、夏月ちゃんは良かった。 幼く見える顔立ちに、華奢な身体で貧困家庭の子供を連想させながら、登場シーンから眼にすごく力があって、芯の強さをイメージさせる。 朝陽とのデートシーンのイチャイチャも、昭和みたいな描写の古臭さがむしろ彼女の今にも消えてしまいそうな輝きにはマッチしている様に感じた。 ただお話は…。 クライマックスの惨劇に向かう流れはそもそも東が「毒」で殺害することを知っている三人は、ずっと警戒しているワケで、それは我々観客も同じ。で、最後にあの罠にハマって二人がアレを口にするとは思い難いし、そもそも東は3人組全員殺してしまったら動画のコピーがあった場合自分が身の危険にさらされるし、警察も真っ先に疑うはず。 そこに至る一連も、父親と再婚相手を殺害するのに東を協力させる流れや、夏月が朝陽には補習に行かせて二人だけで実行しようと申し出るクダリ、東が犯行現場を撮影していて交渉のカードに使おうとすることなど、やはり朝陽の「裏の目論み」に最初から周りが自発的に加担し、都合よく展開し過ぎるというか。(私がいろいろ見逃してるのかも知れないが) 冒頭に書いた、「中学生にしては大きい(高校生に見える)」ってのがこれが実はクセモノで、物語にとってこの三人が「都合よく賢かったり、都合よく子供だったりする」って調整できるところが、演出の妙とも思えるし、違和感とも感じられる。 「都合よく」なんて言い出すとサスペンスってそもそもそういうモノだとは思うけど。 ネタバラシが「そうだったのか!」というカタルシスが少なく、なんかヌルッとされるのももったいない気がした。 でもかなり高く評価されてる方が多いので、本来あまり気にならない程度のポイントが私は気になってしまっているだけなんだろう。 私はこの作品の見どころは何しろ夏月ちゃんの存在感に尽きる、と思う。
良い作品なのに
とにかく最高に面白い!主演の岡田将生と羽村仁成が最高に素晴らしく!お互いに競い合うかの様な完全犯罪殺人。沖縄の美しい風景と次々と起こる殺人と頭脳ゲームに最後の最後まで目が離せない!残念なのはほとんど告知やプロモーションがなく知られてない事。こんなに素晴らしいのにあまり知られず終わってしまうのはとても残念。今年のアカデミーのゴジラとか母さんより全然素晴らしい作品。ランキング上位はほとんどアニメ作品、ライダー、カムイの方のゴールデン!映画好きはアニメ好きみたいな邦画の風潮は残念です。
岡田黒木江口
パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」とごっちゃになりそうなタイトルですが、「平成ガメラ」シリーズの金子修介監督作品ということで、今日も劇場へイッテミヨ~💨 岡田将生はデビュー時は三浦春馬似のイケメン俳優の一人としか認識していなかったが、ここ何年かの出演作、すべて「いい!」ですよね~ 最初に、いいな、と思ったのは「星の子」の芦田愛菜の先生役 あ、ただのイケメン俳優じゃないんだ(・∀・) その後も「ドライブ・マイ・カー」や「一秒先の彼女」ドラマの「大豆田とわ子〜」硬軟自在に演じてマスネ~ 黒木華は最後の最後で、黒木華 スゴイ! 江口洋介は最後の顔、「砂の器」の加藤嘉少し入ってましたよ ←例えがイチイチ古ぃょ~キミ! 中学生3人組も各々よかったデスネ~(金子監督、子役の演出サスガ!) 黒木華の息子役の羽村仁成クン、若い頃の有吉っぽい顔(あれ、自分だけ⁉) 演出が徹底的に娯楽に寄っており、変にリアルに作らなかったのも個人的には好感 テンションあがってパンフレットも購入⤴️ 1300円もした⤵️オワリ!
演技合戦が見もの
ストーリーの二転三転は、高度な頭脳戦…に見えて案外と行き当たりばったり。とはいえ、見せ方が上手く、飽きないのは間違いなし。これデスノートもそうだったなぁ。 それ以上に良かったのは演技!岡田将生も良いけど、子役が何より素晴らしい。クールさと危うさを両立させた見事な演技でした。 絶賛が多いだけに、期待し過ぎた感は否めませんが、ハードル上げ過ぎなければ確実に楽しめます! 唯一、エンディング曲だけは微妙過ぎたなぁ…
儚く、切なく、蒼く、そして残虐。
前評判が良かったので早速鑑賞。期待を裏切らないどころかその上を行ってくれましたね。 サイコパス同士の駆け引きでスリリングな展開が続き、最後の最後まで目を離せなかった。細かい粗が無いわけじゃないけど物語が破綻することもなく二転三転しながら怒涛のラストを迎える…。最後は思わず「太陽がいっぱい」を観た時の気持ちを思い出した。すごく余韻が残る終わり方で良かったと思う。 役者陣も素晴らしく良かったです。 岡田将生は「ドライブ・マイ・カー」でも思いましたが、冷めた感じ、少し狂ってる感じが特に上手いですよね。 また今作において3人の子供達こそがまさにこの映画の主役と言って良い。それぞれの役割をしっかり全うしていたと思うし、演技が初々しいのも10代のみずみずしさという表現において大いにプラスに働いたんじゃないかな。朝陽が徐々に見せる凄まじいほどの狂気、夏月の儚くて切ない輝き、浩の小物感たっぷりのおバカなチンピラぶり。どれも実に良かった。特に夏月の純粋さには感情を激しく揺さぶられました。(観客の多くがそうだったんじゃないかと思う) そしてもう1人、個人的に一番ハマったのが黒木華かも。あれほど溺愛して守り続けた最愛の息子とやっと安心して暮らせると思った矢先、息子が人殺しだと知った時の彼女の絶望感…。息子はあろうことか母親にも刃を向け、その躊躇のなさに恐れつつ泣きながら取り乱して命乞いをする母親。母親目線で見ると、果たしてこれ以上の地獄ってあるんだろうか?すごく重く刺さりました。黒木華さん、本当に上手かった。 原作が中国だからなのか、全体的にどことなく異国情緒が漂っていて、物語も画的にもあまり日本っぽくなかった印象です。まあそのために沖縄を舞台にした、という事なのかな。それも結果的にすごく良かったと思います。 一番シンプルに言えば、ラーメン二郎を食べた気分ですかね(笑)
ガツンとやられた。今年最大級の掘り出し物か
少年少女が絡むクライムサスペンスって、やっぱり根底に児童虐待と貧困があったりする。そういう意味で本作は、沖縄という舞台が絶妙な設定だった。しかもところどころで米軍の戦闘機が飛行する爆音が響いたりする演出もうまい。若干古い日本映画のような映像づくりも、意図的なものなのか、中国資本の影響なのかわからないが、鬱屈とした街の雰囲気を醸成していたと思う。 偶然殺害現場を動画撮影していた少年少女3人による犯人への金銭要求と殺人犯との駆け引きが描かれる本作。朝陽と夏月の恋の話だったり、それぞれの親との確執だったり、青春映画の要素も多いから「青春クライムサスペンス」的な見方で楽しんでいた。切ない恋だなとか、岡田将生はやはり悪い役が似合うなとか、3人の中学生役の俳優たちがいい感じだななんて思っていたら、徐々にテイストが変わっていくのを感じた。なんだこれ!?と戸惑い、こんな展開になったら嫌だなという悪い予感もふつふつと湧き上がってくる。案の定というか、こちらの予想を超えてくるクライマックス。いろんなことが覆された気分。嫌な気分になるのに、でも嫌じゃない。なんだよもう!面白いじゃないか!しかもエンドロールの後にも驚きの映像が。これ、本当か!? 地味な宣伝だったから、出演者が意外と豪華なのにあまり目立っていない気がする。危うく劇場鑑賞をスルーするところだった。こんなに面白い映画なのに!
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