「レミさん直伝??」隣人X 疑惑の彼女 ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
レミさん直伝??
か?!煮物が美味しそうでした。
で、終わっても良いかな?と一瞬思ってしまった作品でした(°▽°)
フライヤーの説明には
「第14回小説現代長編新人賞を受賞し、次世代作家として大きな注目を集めているパリュスあや子の小説を、熊澤尚人監督が新たな視点を盛り込み完全映画化」とあります。
「監督が新たな視点を盛り込み。。」
↑↑ココ!!
盛り込んじゃったかぁ(°▽°)
原作未読だが、絶対小説の方が面白いと思う。
比べたくないけど、そんな出来だった。。
ある日、日本は惑星難民Xの受け入れを発表する。
人間の姿をして日常に紛れ込んだXとは何者なのか。
人々の恐怖や不安、動揺が広がる中、
スクープを狙う週刊誌記者の笹(遣都君)は、Xだと疑われている良子(樹里ちゃん)に近づき正体を追っていく。。というストーリー。
SF設定だが、人々の日常の中にある差別を描いているのは分かった。
Xは、人の姿をコピーして、生活に紛れ込んでいるだけで、人間に危害を加える事はないと何度も語られる。
自分と違うモノ(よそもの)イコール恐怖の対象。その感情は理解できる。
しかし、何の根拠もなく、その感情だけが膨れ上がり暴走していく様が、逆に自らを追い詰めている。
SNSやメディアの怖さも扱っており、改めて考えさせられた事は事実だが「難民X」設定以外の目新しさがなかった。
そして唯一のオリジナルであるはずの強みのそこも活かしきれてしなかった印象。。
メッセージ性は強いものの、ストーリー展開も冗長であり山場がなかった。
全体の緊迫感や笹の葛藤もいまひとつ。
笹が良子の正体を追って行くうちに惹かれていくのはまだ分かるが、あそこまで親密になるのは性急過ぎたと思う。
(特に良子はずっと見張られているの知らないんだし)
又、良子の父(酒向さん)がマスコミに囲まれるシーンでのまさかのカミングアウト!!
(Xの方でなく)
妻(原さん)の元DV旦那との子だけど、大切な娘なんです!ってΣ('◉⌓◉’)
え?!ソレ今ここで言う?!
良子と同じくビックリでした(°▽°)
娘が家から出られず困っていますでいいじゃん。
含ませたい意味はわかるけど、そこでそんな発信しないで〜って、ちょっと笑っちゃった
(°▽°)
それ以外の訴えは、迫真の演技と共に考えさせられました。
自分が何者であるかとの証明。。
出来るんですか?!
1番の疑問はXにコピーされたオリジナルの人間はど〜なるの?!って所。
Xは人間には危害は加えない設定は説明されていたけれど、そこが1番大事では?!そこが明かされなけりゃ〜そりゃ、恐怖。。
作品のメッセージは、日常の差別や偏見、決めつけや思い込みの危険性など、、伝わりましたが、もりもり盛り込んじゃって、ややとっ散らかった印象。
わざわざ引用した星の王子様の
「大切なモノは目に見えない。心で見なくちゃ」の部分とXを主軸に置いて、もっとシンプルでも良かったんではないかと思ってしまいました。
リンちゃんパートは無くても成り立った?!
7年ぶりの映画主演の樹里ちゃんは相変わらず素敵だったし、
リンちゃん(ファン・ペイチャさん)も小動物の様な可愛らしさで癒されました。
遣都君が時々阿部寛さんに見えた。
川瀬陽太さん好きなので、もっと活躍して欲しかったな。
映画の日。
1発目の作品で前のめり鑑賞でしたが、ちょっと想像と違いました('◉⌓◉’)
こんばんは❗️おっしゃる通り原作は面白かったです。Xは、実はもう百数十年前から地球にいて、既に何世代目かの人(Xだけど)も沢山いるので、みんながみんなオリジナルの人間がいるわけではない。第一世代では、いわゆるドッペルゲンガーとして恐れられた。なるほど❗️
人間の科学の進化により、惑星Xのことがバレたので、人間世界にパニックを起こさないため、今回が初のコンタクトとして難民受け入れを頼んだ。スキャン能力の完璧さゆえに別の種を脅かすことがないようにプログラム。だそうです。
レミさん直伝??
ナイスタイトルですw
後半は良かったんですけど、Xの設定がなんかね…という感じでした。
アグリコールはラムですね!元々はラムの製法ですが。さっき頂いてました。