劇場公開日 2024年3月1日

52ヘルツのクジラたちのレビュー・感想・評価

全268件中、241~260件目を表示

4.0魂のつがい

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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まこやん

5.0私の中ではアカデミー賞!

2024年3月1日
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2024年21本目。
原作読んでましたが、号泣でした。また、読み直そうかな。
とても良い映画でした!

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conoki0330

3.0詰め込み過ぎでは・・・

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

児童虐待、DV、性同一性障害、ヤングケアラー、現代社会の抱える様々な問題を扱っていて、不幸な女性が精神的に自立していく内容は良かったと思う。
ただ複数の問題を扱いすぎて、なんだかリアリティを感じなかった。

登場人物の中で1人が自殺、2人が自殺未遂をすると、「そんなにすぐに自殺するかな?」なんて穿った見方をしてしまう。

あまり共感できなかったので、視聴後の感動も薄かった。クジラがちゃんと出たのは良かった。

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ジュンヤ

3.5泣くな。受けとめろ。

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

重い、しんどい映画である。昔からあることだか、映画の感想を語るとき、泣いた、号泣したで片付けてしまう人がいる。エモーショナルになることはもちろん悪くはない。でもそれだけでは済まない作品もあってこの作品もその一つである。泣きたい、感動したい、という気持ちを歯を食いしばって我慢して映画からのメッセージを真剣に受け止め、理解し、自分の血肉としたいと心から思った。
さてこの映画からのメッセージだが、簡単にまとめてしまうと、聴こえにくい声を聴け、愛されるためにはまず愛せ、ということなのだろう。ただよく理解するためには原作は読んでおいた方が良い。
さすが「八日目の蝉」を撮った成島出監督で実に手際良く原作世界を表現している。ただ元々が一筋縄ではいかない深みを持った小説なだけに映画だけ観たのではわかりにくい部分はあると思う。
というか、この作品の場合は、原作と映画は補完関係にあるといっても良い。
軸になるのは母親の子への虐待である。貴瑚が母親から受ける仕打ち、52が母親から受ける仕打ちが連鎖して(この二組は全く縁故はないにもかかわらず)子供たちを苦しめる。原作では貴瑚の異父弟と52の祖父が虐待に大きく関与しているがこの者たちは映画には登場しない。もちろん母親たちには同情すべき点は一片もない。ただ虐待の本質を捉えるためには背景を知っておくべきで原作は読んでおいた方が良い。
一方で、アンさんの事情、心情についてはむしろ映画の方が詳しい。原作ではキナコへの思いをあえて書ききっていないようなのだが、映画はここをくっきり丁寧に描き出している。
繰り返すが、この作品については、原作を読んだ上で映画を観た方が良い。その方がこの世界から何を受け止めなければいけないかよく分かる。
最後に、この映画が、原作に匹敵するだけのメッセージ性の高さを獲得できたのは、ひとえに杉咲花と志尊淳を中心とした若手俳優の演技にあると思う。彼らの役作りに向けた真摯な姿勢は痛いほど伝わってきてとても嬉しかった。

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あんちゃん

4.5泣ける〜

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

原作を読んだ時も涙が止まらなかったが、
映画も良かった〜泣いた〜

母親に知られてしまい、
自分を責めてしまったのか、
それでもアンさんには
生きていて欲しかった

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ほんのり

5.0今年一番心に響いた映画!孤独なクジラたちの魂の叫び声!

2024年3月1日
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泣ける

悲しい

原作未読。何度もゾッとする素晴らしい映画でした。少し使い古したようなヴィンテージ感のある映像も良いですね。
52ヘルツのクジラの鳴き声が貴瑚達を投影しておりました。物語も過去と現在を行き来し、冒頭の状況について、徐々に明るみになってきます。
杉咲花さんのピュアで凛とした表情と志尊淳さんの何気なく闇を抱えている表情が伝わってきます。
子役は女の子に見えましたが…。
ラストから2番目のシーンは、心を揺さぶる名場面です。
今年見た中では一番感動した映画です。
きな子は、あの警察犬を思い出します。

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ゆきとう

3.5泣ける映画?

2024年3月1日
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悲しい

難しい

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ゆい

4.0【"二つの魂の番い。”今作は児童虐待やトランスジェンダーの悩みと言う重いテーマを絡めながら、その中で孤独な心を持ちながら必死に生きようとする人達や、彼らを支える人を描いた作品である。】

2024年3月1日
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悲しい

知的

幸せ

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NOBU

3.0自分でも驚く程

2024年3月1日
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悲しい

単純

心が動かない。ユーチューブの実話チャンネルを見過ぎだろうか? 死ぬな! という所位。
子役良かった、西野七瀬仲々凄い。

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トミー

4.0心の声を聞いてあげられる人でありたい

2024年3月1日
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生きている中でのやるせなさとかどうしようもないもどかしさを感じた。
人の心の声に耳を傾けられる人間でありたいと思った。
愛の偉大さを感じた。

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you

4.0またひとり好きな俳優ができた

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

杉咲花の「市子」を見て、この作品も見ようと決めてた。志尊淳も最近いいなと思ってたけど、今回の役でまた凄さを感じた。崩れ落ちて泣き叫ぶシーンが印象に残った。
原作未読だから本当はどうなのかわからないけど、育児放棄されてた男の子の存在をご近所さん達知っててなぜ放置?あんなに怒鳴りちらす母親なら虐待もわかってたのでは?すぐに噂が広まる地域なのに。

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Olivia

5.0杉咲花さん良かった

2024年3月1日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

杉咲花が良かったです。
原作 町田そのこ の世界を誠実に再現していて良かったです。
最後は、アントニオ猪木の元奥さんの賠償美律子が締めてまとまりました。原作では最後の締めがいまいちだったけど。

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こえん

5.0聴こえない癒しと幸せの声。

2024年3月1日
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泣ける

悲しい

幸せ

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SAKURAI

5.0さすがの内容・演者で見入りました

2024年3月1日
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泣ける

知的

濃密な内容と見事な演者のパフォーマンスでかなり見入りました。映像や音楽もかなりよかったので、映画として作品の質はかなりのものだと思いました。悪くいえば暗くて地味な印象を受けてしまいますが、極力抑えたようなその映像と音響音楽は作品の内容と非常に馴染んでいて、なかなか感動的です。かといって、泣くだけではなかったようなもしかしたら泣けないような色々と深みがある物語でした。ヒール的な役柄を演じた人たちはあまりメリットがないような気がしちゃいましたが、それらが作品をもり立てていたと思えば、まぁ・・・
なかなか意義深い内容ですけれど、悲惨な現実ばかりが強調されている印象で、正直もうこんな世の中嫌だー!なんて思ってしまいます。このドラマで泣いて明日から自分の人生をしっかり生きていこうと思ったり、この事柄は決して絵空事ではないのだからしっかり受け止めあらゆる現実に目を向けていこうと思ったり・・・分かりやすくてよく理解できる作品で、質も高く見応え十分、それ故に難しさも感じます。

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SH

5.0つがい

2024年3月1日
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今回も杉咲花さんの演技に圧倒されました。心の奥の方がぎゅーーっとなり涙。とても良かったです。

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M U

4.0染まる

2024年3月1日
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原作読了も、数年前なので細部は記憶が怪しいけど、成島監督が内容を丁寧に描いていて好感。海をたゆたう感覚のテンポを崩さず、過酷なシーンも含めてすんなりと話が入ってくる。社会問題を取り扱いながら、声高に社会派ぶることもなく、ドラマとしてしつかり昇華させていて、感情の揺さ振り方についても後味が良い。

それはさりとて、杉咲花が秀逸。この方、どんな作品にもさらりと溶け込むところが怖い。作品に色を付けるというより、作品に染まる方面の役者さんだと思うが、ここまでいろんな役柄にはまるのだから、多くの監督は自分の作品で撮ってみたいと思うだろう。華奢であどけない顔立ちで、アイドル方面でもいけそうな明るい雰囲気だが、「市子」の恐ろしい難役や綾野剛と共演の「楽園」など、割と過酷な境遇の不幸な役が多い印象なのは、S系の監督達が、愛くるしい顔から恐怖や絶望の表情を引き出したくなるからなのかも。
主人公の人生を助けるミステリアスな岡田安吾役の志尊淳、とにかく友達思いの親友、三春役の小野花梨も、下手すると変に悪目立ちしそうな、キャラクターや立ち位置が難しい役どころかと思うが、うまくハマっていた。それほど出番は無いものの、ベテラン俳優陣も映画を引き締める。倍賞美津子、余貴美子は、それぞれ重要なターニングポイントで途中登場となるが、綺麗に物語の転調を支えていた。こうした演者や演出、物語など、良いチームワークで出来上がった秀作だと思った。

原作読んで無くとも、充分楽しめると思うので、おすすめできる作品です。

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AMaclean

3.02時間半には収まらない

2024年3月1日
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ぽちゃこ

3.5タイトルなし

2024年3月1日
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今回も杉咲花の演技は素晴らしかった。好きなお話しでは有るが、先が予想出来る展開と過剰すぎる演技プランはマイナス。惜しい。

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こち

4.0うまくまとめたなぁ

2024年3月1日
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れっどでび

4.0永遠の52ヘルツ

2024年3月1日
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海の中でひとり
スイスイと
気持ちよさそうに通り過ぎる誰かとはちがう自分
泳ぎ方も、なにかちがう自分

わかってもらいたいと
願いながら
声をあげることもできない
闇夜の手探り
やがてそれもあきらめる

自分の居心地は自分にしか
わかり得ないのに
もしかしたら
そのおかしさにさえ気がつかぬままの
いのちもある

たったひとりのクジラたち

そこから救いあげることができるのは
本当に聴こうとする存在だけ
そんな人がひとりでも増えれば
今日も誰かを救えるのかもしれない

そして寄り添う人に
また寄り添う人がいてくれたなら
どんなに心強いことかを知る

ふたりの心の前に現れたくじらは
巨大に光る黒い体を空中で捻らせて何を言ったか

〝どうか彼女を幸せにしてください〟
全身に漲る感情は
海原を叩き割る
ざばざばと慌ててうごめく波間に
蹴散らされた海水が
おお粒のしぶきをきらめかせ消えていく

貴瑚は52ヘルツの音に耳をすませて
手をさしのべ愛を救った

晴れ上がる空と海を臨む高台で
笑顔が集まる光景に貴瑚と愛が和む

それは安吾が貴瑚にかけた言葉が辿り着かせた居場所だ
〝抜け出していい〟
〝生き方をかえてみない?〟

そして、そう教えてくれた彼さえも貫けなかった現実

深すぎる海に再び消えた
永遠の52ヘルツの響きを忘れてはいけないのだろう

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hum