劇場公開日 2024年3月1日

「不幸な杉咲花を存分に満喫出来ます!」52ヘルツのクジラたち お主ナトゥはご存じか2世さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0不幸な杉咲花を存分に満喫出来ます!

2024年3月2日
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日本アカデミーは幸が薄いで賞という部門を作らないとダメ絶対!市子で完全に杉咲花にKOされて好みのジャンル関係無く杉咲花が出演してる作品を公開初日に絶対見るシリーズ最新作のクジラ52です!
奇跡的に杉咲花をそもそも知らなくて市子で初めて見まして この人演技上手くね?(はあ?今更かよ!気づくの遅過ぎだろがバカかよお前は!)となりましてウチの学校の花パイセンはマジパネエから!という経緯です)
今日本で世界一不幸が似合う若手女優と言えば・・・という事で今回杉咲花が憑依チャレンジで降臨した人物は母親に虐待されて父親の介護無限地獄に落ちて〇〇しようとする人でした!
というわけなので当然のように不幸の連鎖が始まる訳なんですね〜
シソンと杉咲の演技400%炸裂のMAXクソ重い家系&次郎系作品なんですが演出のせいなのか案外アッサリサッパリ塩味風味やないか!!!感じに思ってしまい???何故や?何故なんや?どないなってん?なまら普通だべや!でーじアッサリやんけ!ホワイ?って事で3時間ほど考えまくって分析結果が出たので公表します!!!!(地球上の全人類に同意されないのを分かった上で超個人的な感想を書きます)
自分の気になりポイントは効果音と専務の演技の二つなのですが最近自分が落下の解剖学や枯れ葉やパーフェクトデイズや市子やクローズやターやビヨンドユートピアなど効果音がほぼ無い作品を見てる割合が高くて効果音が邪魔に感じるという自分の間違った基準のせいでピアノの音いらないよねとかBGMが全てのシーンで延々とかかっとるがな! それに違和感を感じて更にエンドクレジットの曲は内容の割には軽くね!と感じました!あとここが妙に違和感あって専務だけピンポイントで演技とセリフの言い方がマイナスゴジラの人間ドラマパートレベルの過剰演出かよ!ってくらい大袈裟に無駄に叫んだり(食事のシーンのア〜ンからおやおやなんだか様子がオカシイぞ!って思ってました)(あと結婚相手が居て杉咲を愛人にしようとするドクズのクセにシソンの不幸の手紙のお陰で結婚破談になったんだけどなんで俺がこんな目に合わないとダメなんだよーって大声張り上げてるシーンは自業自得だし当たり前やんけバカかよとしかならないし演出がどうかしてるので思わず大爆笑してしまいました)最後の杉咲が死のうとする重要シーンでどういう力の加減を駆使して杉咲の背後に回って包丁を刺そうとしてるのを回避するつもりなんですかあなた???笑笑笑ってなってしまったり(更にはクズでめちゃくちゃ悪人なのに演技力と声のトーンバリエーションがたったの一個しかないお陰で杉咲花ちゃんを殴ったりシソンに悪態つくシーンもムカつきすらしない有様で面白演技やってるお陰で花ちゃん可哀想って言うよりこんな棒演技のやつを相手に鬼がかった憑依演技してるとか天才天才天才天才マジ天才って思いながら見てましたよ!)考察する作品の何倍も色々と考えた作品でした!
あと余談ですが この手のジャンルだと去年公開された沖縄の闇をドキュメンタリーレベルで描いた遠いところって作品がテレビ放送不可能なくらい放送禁止の言葉やキツい描写とそれ以上の内容でそのイメージがあったからより軽く感じたって部分はあります!(そっちの作品の主人公は杉咲花ちゃんの数万倍不幸でクジラ52がディズニー作品に感じるくらいのハードコアな内容です)
あと原作知らないからシソンが注射打って女になろうとしてるって勘違いしてたから後々実はシソンの元は女でしたの場面はホラー映画のビックリシーンよりビックリしました!
重いテーマの割には案外軽めに感じるのは演出と音楽のせいなんでしょうね(これくらいの感じにしておかないと児童虐待シーンとか思い切り入れたりするとまた違う感じになるのでそこはしょうがないしテーマが十分重いから少し和らげる為にさじ加減を上手く調整したんでしょうね!これくらいがちょうど良いんだと思いますしこれ以上に激しい描写を入れたら感動とかゼロで不快感のみの超胸クソ作品になってしまいますから)
とはいえ杉咲花は相変わらず泣き演技のバリエーションが豊富で(今回も市子同様三種類くらいの違う感情での泣くパターンを見せつけてきましたね!あんな泣き方されたら日本国民全員もらい泣きしてしまうがな!シソンも絶妙に良い顔演技してましたねー
とはいえ原作がとても良く出来てるのは理解してますし映画の内容も激烈に良いし児童虐待やヤングケアラーやトランスジェンダー問題など盛りだくさんで普通にみんなが面白かったっていうのは 超完全同意で自分が間違ったフィルターかけて鑑賞して因縁つけてる悪質クレーマーなのは完璧に理解していますのでご勘弁を!
これ誰かが感想で書いてましたがドラマじゃないですが分けてじっくり描いても良かったと思いますね
あと人物の描き方は人物ごとに分けて見せる呪怨や市子スタイル(アンのパートとか虐待されてる男児とか)でも良かったかもしれませんね!
気になったのが結局効果音と専務で(専務もカイジの藤原くらい熱演だったわそういや)文句があるのに総合的には高評価で楽しく鑑賞できましたよ!
あと凄ポイントですがあの西野七瀬が元々静かで大人しいタイプなのにブチギレDQNクズゴミ尻軽ビッチ底辺女を上手く演じていて凄凄凄でしたね!
ラストにチラっとでるだけで存在感バリバリでラスボス感しか無い倍賞パイセンは流石っす!
最後に二作品連続で不幸が続いてる完全に呪われた杉咲花ちゃんが不憫ではありますがこの路線で更に20本くらい連続でありとあらゆる不幸なパターンの役をやるのも面白いと思いますが息抜がてら次の憑依チャレンジでは楽しい事が起きる人を降臨させて偏差値低めのウルトラバカコメディとかに出て下さい。
と言いましたが4月から記憶がリセットされる医者のドラマからの6月劇場公開のミスをした刑事役ってなんやそれ???(役の難易度が妙に高いのよね笑)

お主ナトゥはご存じか2世
ゆきさんのコメント
2024年3月9日

こんにちは。
この様な繊細な作品で笑うなんて。。と、自分の感性を疑いましたが。。
専務パートは笑っちゃいましたよね!
同じ感覚の方がいて安心しましたw
くそ〜!くそ〜!逝くなぁ〜!!は、日常でも使いたくなるおもしろワードでした笑

ゆき
大吉さんのコメント
2024年3月8日

私の爆笑ポイントは、専務の「クソー、クソー、クソー」でした。

大吉
さんのコメント
2024年3月8日

コメントありがとうございました。
「市子」で杉咲花を初めて観て、一発でノックアウトされたのは私も同様です。
「片思い世界」の公開が来年になってしまったのは残念ですが、楽しみを来年に取っておくと考えてます。

「ビヨンドユートピア」は私も観ました。あちらはまさに国ガチャでしたね。

鶏
たれぱんだ2さんのコメント
2024年3月8日

もやもやする違和感はコレかー!!とすごく納得してしまいました。
ずっとBGMかかってるのも、エンディングが軽いのも、確かに。
専務が逆ギレするのも、自業自得じゃない??と思いましたね。

杉咲花ちゃん、志尊淳くん、西野七瀬ちゃん、ほんと凄いですよね!!改めて演技力に驚かされました。
元々は金子大地くん目当てに観に行ったのですが。十分存在感はあったけど、もう少し見たかったな〜

たれぱんだ2
赤の他人さんのコメント
2024年3月7日

共感&コメントありがとうございます。

私は途中からシュール系のギャグ映画として観るようにしたら、それなりに楽しめました。

自分の爆笑ポイントとしては、専務がシソンに「親にも打ち明けられないような状態で……!」とドヤった所ですね。
特大ブーメランが過ぎるだろうと…

赤の他人
かばこさんのコメント
2024年3月3日

こんにちは
幸薄グランプリ、そのうちギャグになっちゃいそうと思いました

かばこ
トミーさんのコメント
2024年3月2日

共感&コメントありがとうございます。
大共感! ユーチューブの「夫は真っ青になっていた」「一瞬怯んだがすぐに嘲笑してきた」等の再現フィルムのように感じてしまいました。音楽は確かにちょっと過剰感が。

トミー