イコライザー THE FINALのレビュー・感想・評価
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マッコールさんの旅路の終点
CIAエージェントを引退後、たまたま目にした暴漢やたまたま話を聞いた善良な市民を食い物にする悪党達を、頼まれてもいないのに掃除し居所を定めずに暮らしてきたマッコールさん。
私的な仕置きのリスクを承知し、信念を持って続けていても限界が来るのか、今作のマッコールさんは荒んでいる。よりサディスティックにより暴力的に悪を薙ぎ払っていく。前2作にあった、若者を更生させたり成長を手助けするパートも今作にはない。
本作は、仕置人を続けるうちに友を失い、落ち着く場所もないマッコールさんが自身をケアする物語だった。
バイオレンスアクション映画としては今作だけでも楽しめるが、前2作を観た上で本作に臨むと、劇中でマッコールさんが語る言葉やラストに味わいが増すだろう。
なお、マッコールさんの心理を表現するためか、画面が暗いシーンが多いのでスクリーンが明るい劇場で鑑賞することをおすすめします。スクリーンが暗い劇場だと見づらいレベルでした。
極上のエンターテイメント!でも…
少し注意が必要です。特にシリーズを全て観ている人は。
殺し方が…以前の2作より…惨忍です。映像としてもかなり「グロ」です。そこはご覚悟を…。
しかし…あの爽快感は健在です。完全な「勧善懲悪」です。あら?(^_^;)
殺人兵器のはずのマッコールが、小さな町で人情に触れます。たぶん初めて…「日常」を楽しむことを知ります。この人々を守るために。世界とか国家とか…そんな大きなものは…逆にどうでもいい。この人々との時間を守るために、もう一度立ち上がります。
70歳手前とは思えない。見事なアクションです。
そして…2作目との関連が…最後に。
ああ…なるほど\(^o^)/
スッキリした(*^^*)
「ジョンウィック」より楽しめますぞ!
謎解き要素もあるアクションサスペンス
マッコール最後の世直し。舞台をシチリアに移して冒頭からハードアクションが続きます。まさにフルスロットル発進です。
一転窮地に陥ってからの展開が素晴らしく謎が謎を呼んで(観客側の感想)引き込まれました。久しぶりの共演ダコダ・ファニングも好演だったと思います。
これで最後は少し寂しさを感じますがお疲れさまと言いたい気持ちもあります。
是非映画館で🎦お楽しみください♪
109
一応警告するけど
マッコールさん、ぶっ殺す相手に一応警告はするけど、相手がいうことを聞くわけないと分かってるよね。自分への言い訳としてやるプロセスでしかない笑
9秒のシーンを楽しみにしてたけどあっという間に過ぎてしまった。キングスマンみたいに極端でなくていいからもう少しタメてじっくり見せてほしかった気も。
カモッラ弱すぎて拍子抜けの感もあるけど全体には満足です。
文章が、けどけどばっかりになったけど笑
陽気なロベルトの物語。
前作は少し物足りなさを感じた記憶があるけど,今作は満足の行く内容だった。
ストーリーはシンプルだったけど,このシンプルさがイコライザーにはマッチしていると思う。
ファイナルと言わずに続編を作って欲しい。
隣の席のおじさんが,面白いと感じた場面で声に出してリアクションしていたのが煩かった(笑)
寡黙なプロ
イコライザーは『1』も『2』も楽しく観たので、この『THE FINAL』の公開を楽しみにしていた。連休中を避けて、休み明けに鑑賞。
字幕版で観たけれど、ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)が「リフト」で客を乗せたという表現がある。これは米国の配車サーヴィスの呼称らしいね。ボストンで「リフト」に乗せた老夫婦が、年金をハッキングで盗まれて困窮していると知ったロバートは、犯人を追及。シチリア島の葡萄園にたどり着いて、犯人グループが覚醒剤密輸にも関与していると知る。戦闘になって犯人グループを瞬殺するが、農園主の孫息子に油断して背中を撃たれてしまう。
命からがらシチリア島からフェリーで脱出して、CIAのエマ・コリンズ(ダコタ・ファニング)に覚醒剤密輸を密告。レンタカーでアマルフィ海岸を逃走するが、そこで気を失ってしまう。
国家憲兵隊のジョルジョ・ボヌッチ(エウジェニオ・マストランドレア)に救助され、美しい港町アルトモンテの町医者エンツォ・アリシオ(レモ・ジローネ)のもとに担ぎ込まれる。ロベルト(ロバート)にいい人間か悪い人間かと尋ねて、「分からない」と返答されたエンツォは、そう答える人間はたいていいい人間だと判断して、ロベルトを匿うことに。
人々に親切にされて傷を癒したロベルトは、アルトモンテを去ろうとするが、気のいい魚屋や正義感あふれるジョルジョがナポリの犯罪組織カモッラに抑圧されているのを目にして、ふたたび立ち上がる――といったストーリー。
このシリーズのいいところは、ロバートが寡黙なところ。『ミッション・インポッシブル』も『1』はそうだったが、シリーズが長引くにつれて、イーサン・ハントのキャラを深掘りしようとして、軽口を叩かせたりするようになった。けれども、プロはそうじゃないよね。
もう1つ気に入っているのが、ロバートが決して国家的陰謀に立ち向かうのではなく、身近な人々を苛む悪を断とうとするところ。ロバートもすべての人々を救うことはできないと承知しているけれど、目に止まった悪は許さないと決意しているんだよ。このあたりは西部劇のテイストに近いかもしれないな(ただそのやり方が徹底していて、『1』ではロシアにまで乗り込んでいってロシア・マフィアの首領を処断しているし、今作でもカモッラの一家を全滅させているけれど)。
ラストでなぜロバートがエマに親切にするのかが明らかになって、『1』『2』とのつながりも鮮明になっている。
原題は『イコライザー3』だから、『4』もありえなくはないな。
シリーズの中で一番分かりやすい
デンゼル・ワシントン主演のシリーズモノで「イコライザー THE FINAL」を見てきました。
本作品の最初の作品から10年が経ち、一番最初の作品にはクロエ・グレース・モレッツが出ていたんだよな・・・
シリーズの中でもお話が一番わかりやすい作品で、また安定してみる事が出来る作品だったかな・・・
前作品、前々作品を見てなくても楽しめる。
敵対するマフィアとの戦いがもう少しあるといいのだが、結構、敵さんあっさりやられてしまうので、ちょっと物足りない・・・
舞台となるイタリアの小さな町がとてもいい感じで、主人公が気に入るのも分かる・・・
しかし、主人公は強すぎ・・・・
弱い面もあるんですが、しかし、強すぎるね・・・・もう少し人間ぽい所も有っても良かったと思うけど・・・
変な恋愛感情もなく、ひたすら硬派なアクションが続きますが、実はほろっとさせられる部分も有って良かった。
本当に最後だったら、主人公が何処に落ち着くのか分からない方が良かったかな・・・・
一瞬ボーン・コレクターかと思ったw
負傷して療養中のアマルフィで引退を考えたロバート・マッコールがマフィアと対峙する話。
シチリアのブドウ園で一暴れしたけれど、油断して転んで大ケガしたマッコールが治療を受けて療養して中巻き起こっていくストーリー。
派手なオープニングに辿り着くまでがちょい長目、そしてこれはこれで圧倒的でスカッと感はあるけれど、ちょい呆気なさも感じる9秒。
ところで何で?は後から説明ですか…。
ストーリー展開は一応練られている感はあるけれど、なんだか回りくどいし、あまりにも善悪がハッキリし過ぎ。
そして見せ場のアクションは何度かあるにはあったけれど、どれも圧倒的過ぎちゃって物足りず。
庶民と主人公の哀しさと思いやりが詰まったお話しは良かったけれど、見せ方がいまいちタルいし。
面白かったけれど、109分でもちょっと長く感じた。
『勧善懲悪』の権化
『勧善懲悪』の権化、超絶に気持ちいい映画の第3弾もやっぱり外さない。巨悪の極悪人たちに迫り来る恐怖を与え、瞬殺ではなくこれでもかって程痛めつけ、苦しめて葬る弱きを助け強きを挫くスーパーヒーロー像は爽快!
ファイナル?まだいけるでしょ
「イコライザー」って、元凄腕エージェントが悪をただただこらしめる(殺しまくる)って映画だから、意外と動機は適当なときもある。そんなところも含めて、そこそこ好きなシリーズ。この手の実はすごい人ってジャンルには目がない。冒頭、マフィアのアジトで結構大暴れした後というシチュエーションから始まるのがまたニクい演出。マッコールの凄さをちゃんとわからせる作りになっている。
その後はシチリア半島での療養となっていくわけだが、ここである必然性はない。ここでロケしたかっただけなんじゃないの?と思ってしまうほど。アメリカの田舎町よりはこっちのほうが観る側も楽しいのは確かなんだけど。ただ、アメリカの都会よりは悪人が少ないし限られているから、当然そいつらとの戦いになるってのはわかりきった展開。走り出したら止まらないぜ!的な(横浜銀蝿みたいな表現)後半はたまらなかった。さすがにお年なのでわかりやすいアクションより、暗がりの隠密行動や狭いところでの動きの少なめなアクションが多かったが、それでも十分満足できた。正義を執行しているはずなのに、少し楽しそうなところもイカれてていい。
3作目となって多少のパワーダウンを覚悟していたが、意外にもちゃんとした脚本。ダコタ・ファニング演じるコリンズとの関係性や冒頭のシーンの答え合わせがちゃんと待ち受けていた。邦題で勝手に(勝手にかどうかはわからない)ファイナルってつけられていたけどまだ続編行けるんじゃない?デンゼル・ワシントンがそろそろしんどいから最後にしたいって言ったのかもしれないけど。それでもまだ続編の可能性はあるはず。少しだけ期待しておこう。
これだよこれ
2で髪が生えていたけど今回は初心に戻ってスキンヘッドだ
冒頭のアレでマッコールさんも衰えたのかなと思わせつつの序盤から終盤にかけてのアレからの終盤の怒涛の畳み掛け
いゃぁ~良かったですね~😂👍
英題は普通にイコライザー3なのに邦題とキャッチコピーセスの無さは❌
9秒なんて冒頭のワンシーンだけじゃん
実際、監督は最後だと言っているしマッコールさんのアレも譲っちゃったから最後なんだろうな
気軽に観る週末アクション映画
画も内容も全体的に暗め。
先が見える展開だけれども、イコライザーの良さはそこではない。
いかにスカッとやってくれるか。それに尽きる。
そのために悪役はとことんヘイトを集めるし、善良な市民はとことん徳を積む。
そんな勧善懲悪の映画。
アクション映画の王道中の王道。
気軽に観れる!
内容はあまり深くはない
ヤバ過ぎる映画です
前の2作、結構見ているけど、正直、この作品はあまりに説明がなさすぎるし、何のための暴力、あるいは殺戮なのかよく分からないところがかなりあるんですが、不思議なもので見ているとしっかりと伝わってくるし、それとともに、この作品のヤバさもまた徐々に伝わってくる─表現的なヤバさ、質的なヤバさ・・・いずれもが超絶すぎます。
当然、シリーズを見ていれば作品を把握しやすいとは思いますが、この3が初見であったとしても、十分楽しめるはずです。
カメラのアングルや捉え方が非常に面白いと思いました。なので、見ているだけでかなり楽しむことができました。
音楽もかなり気に入っているので、復讐と同時に鳴り響くメインテーマがまたたまらないカタルシス─。ああ、いい、なんて思っているとマッコールの睨みや囁きで恐怖に貶められる・・・やっぱこの作品はヤバ過ぎます。
今度は絶対正義だマッコール !
とても楽しめました。
大好きな映画があります。
トレーニングデイです。
私の中ではトレーニングデイでデンゼルが演じたアロンゾは全映画の中で最も怖いキャラの一人・・・。
あの目付き、あの笑み、あの言葉遣い、あの思考回路、歪んだ正義、捩じれた倫理観・・・どれをとっても最恐の悪人です。
いや、こんな人間いないのかもしれないが「いてもおかしくない・・・いたとしたらこんな人間に目を付けられたら一巻の終わりだ・・・」と思わせる完全な悪人を生々しく演じきっており、ホラー映画より身が縮む思いをした映画です。
監督はアントワーン・フークアという方。
トレーニングデイからこの監督さんの作品は追い続けています。
この監督さんは悪や悪人をとても魅力的に描く監督さん。
悪なのですがでも魅力的なんです。
怖いのにアロンゾを再度見たいという欲望に駆り立てられます。
イコライザー THE FINALはそのアントワーン・フークア監督とデンゼル・ワシントンが何度目かのコンビを組んだ最新作。
本作でも悪の組織が魅力的に妙にリアルに描かれています。
厳つい体型を誇示し身体を這うタトゥーをだらしない服装からちらつかせ徒党を組んでバイクで街中を我が物顔で走り回り住民を威嚇する反社的な一党。
一見、どの街にもいる困った若者たちにも見えなくない。
しかし彼らが街中を走りたどり着く場所は、高級車が何台も止まりさらにデカい身体を黒スーツで覆い物腰や所作は社会的でさえありながらしかし人の命を何とも思わない残忍さも持ち合わせる強烈にガバナンスが効いた組織的な巨大な悪を感じさせるマフィアの元であった。
こういったシーンを通して我々が街中で見かける小さな些細な悪は、辿っていけば社会全体へ強いインパクトを持っている巨大な悪の組織の氷山の一角に過ぎない、こんなことを分かりやすくそして説得力を持って示したりする。
本当に悪や悪の組織を描くのがうまいです。
本作で更に魅力的に描かれているのは悪に対する光の部分です。
金銭的裕福はないかもしれないが慎ましい人々の生活、真っ当に生き支え合い助け合う人々、一言二言交わすすれ違った街の老人とのささやかな会話、人々から向けられる小さな優しい好意、美しい街並み、愛しい家族、そして少しずつ主人公がその街や人々に溶け込んでいく様子・・・
悪があるから光が際立つのか、光あるところに影は生まれるものなのか、本作ではこの光の部分をとても丁寧に悪との対比という形で描き出していく。
作品の性質上、この光が悪に蹂躙されるストーリー展開は明白でありだからこそ悪に対する怒りややりきれない思いが丁寧な光の描写の過程で募っていく・・・
リアルな悪が描かれているからこそここの感情移入は高まります。
冒頭であげたトレーニングデイのデンゼル演じる完全悪アロンゾは私利私欲の限りを尽くした結果、さらなる巨悪に打ち倒される。
闇はさらなる闇に飲み込まれ、きっとそのさらなる闇はより深い濃い闇に飲み込まれる運命なのだろう。
この輪廻の中に飲み込まれることで最悪・最恐の悪アロンゾが消滅するストーリーであった。
イコライザー THE FINALでは悪と光の対比を明確に行い、光側を助け支える絶対的な力を持った存在としてデンゼル演じるマッコールが描かれる。
映画の中で時間をかけて丁寧に描かれるのは悪と光の対比であり、マッコールが悪を打ちのめすシーンではない。
むしろそこは絶対的な力でとても速やかに確実に正義が実行されていく。なんならその時点で既に悪側の逆転があり得ないことは意図して明らかにして絶対的に正義が実行されていく。
しかしそこに物足りなさや淡白さは一切感じず、悪と光の対比を丁寧に描いたからこそのカタルシスが大きく存在している。
このカタルシスがエンタメとしての満足度を満たしてくれる。
絶対的な正義の存在であるからこそ今自分の目の前の悪だけを打ちのめす行為に疑問を感じ葛藤するマッコール。
隣の街に行けばきっとまた違った悪が根を張っているのだろう。自分の力を使って人々を助けることが正しいのならば、なぜ今目の前の悪にのみこの力を下すのか・・・。全世界で至るところでこの力を行使することが本来なのではないか・・・。それが出来ないなら等しく全てに干渉するべきではないのではないか・・・。
この悩みの末しかし今目の前にある悪とそれに抗う術を持たない光を看過することができず己の絶対的な力で悪を打ち砕き光を助けるマッコール。
この人間味溢れる心情がドラマとしての満足度を満たしてくれる。
トレーニングデイでは絶対悪として存在し、更なる悪に飲み込まれることで消滅するアロンゾを演じたデンゼル。
イコライザー THE FINALでは絶対正義として存在し、その力で悪を完全に打ち砕くマッコールを演じたデンゼル。
この対比。このシンメトリー。
これはもはや二つで一つの作品なのかもしれない・・・。
イコライザー THE FINALも好きな作品になりましたし、トレーニングデイもより一層好きになりました。
書きたいと思わせたゾ
コロナ明けからレビュー、メンドクサーてなってたけど・・・
これは面白かった。1が大変面白く、2がつまんなかった!
2と同じ監督だと聞いたので、だいぶ心配だったけど、杞憂でした。
やっぱ、この人は市井の人を助けなきゃ、キャラに合わない。
町中のチンピラを圧倒的に倒す!これが魅力。
今回はマフィアのボスだったけど、まぁ、チンピラに毛が生えた位の貫目だったし。
危機なんて無縁、圧倒的強い!圧倒的に倒す!
圧倒的におもしろかったです。
怖い面白いもっとやって!
ファイナルなんて言わずに、いいぞもっとやれ!な3作目、ホラーだし・・・戯けながら近づいてきてバシバシっと敵をたたんでいくマッコールさん・・怖〜笑
最後街の人たちの中に戻ってたけど・・・
エンドロールの最後の方、不穏な音楽に変わって終わるところが良かった。
流れがわかる。
派手なアクションはないものの、デンゼルワシントンならではの哀愁漂う感じとクールなアクションはかっこいい!
シリーズ的にちょっと先が読めちゃう感じはあったが。
最終的にスッキリ!
個人的には2が1番好きだったかなぁ。
ちょっと強すぎてあまりハラハラしなかったw
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