劇場公開日 2023年10月6日

「マッコールさんイタリアで大暴れの巻」イコライザー THE FINAL なもしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5マッコールさんイタリアで大暴れの巻

2023年11月1日
iPhoneアプリから投稿

ロバート改めロベルト・マッコールさんがイタリアで大暴れする話。

本作は、少なくとも「イコライザー2」を鑑賞していないと全てを理解出来ない作りなのでご注意を。

なんで舞台がイタリアなんだろ? というのが正直な感想。
登場人物のほとんどがイタリア人でイタリア語を話す関係で
画面は字幕on字幕で見にくいことこの上ない。

アメリカの片田舎、もっというとボストン郊外が舞台でも通用したんじゃないの、この話?
と思ってしまった。

マッコールさんも性格が変わったかのように好戦的になってガッカリ。
今までは、襲われるから仕方なく、でも徹底的に。という感じだったのに。

ダコタ・ファニングの役も、最後まで「必要か?」の疑念が晴れなかった。 最後まで引っ張った「彼女を選んだ理由」も「そうですか。。」以上ではないし。

イタリアまで出向いた理由も、最初〜中盤に明かしていればグッと印象は変わったと思う。

最後に、

作品の出来とはあまり関係ないが、
字幕翻訳の人もセンスがない。
特にヒドいと思ったのは、エンゾのセリフの訳。
悪党を評して「あれは癌だ。 治せない。」と言ったのを
字幕では「あれは寄生虫だ、駆除できない。」となっていた。
エンゾは医者だから「癌」に例えて言ったのに
ヒドい意訳で台無しにした。

最後の最後

邦題の「THE FINAL」ってなんやねん!
もう一本できたら「RETURNS」か?
適当邦題はやめてくれ。

なもし