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小栗旬、実写「響 HIBIKI」に出演!小説家・山本春平役で平手友梨奈と激突

2018年6月5日 05:00

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芥川賞に執念を燃やす山本春平役
芥川賞に執念を燃やす山本春平役
(C)2018映画「響 -HIBIKI-」製作委員会 (C)柳本光晴/小学館 ビッグコミックスペリオール

[映画.com ニュース] 柳本光晴氏の人気漫画を「欅坂46」平手友梨奈主演で実写映画化する「響 HIBIKI」に、小栗旬が出演していることがわかった。芥川賞を目指す小説家・山本春平役に扮し、初共演となる平手と真正面からぶつかり合う。

「マンガ大賞2017」の大賞を受賞し、累計発行部数は150万部を突破した「響 ~小説家になる方法~」を実写化。共演には北川景子をはじめアヤカ・ウィルソン高嶋政伸柳楽優弥野間口徹小松和重黒田大輔板垣瑞生らが顔をそろえ、メガホンは小栗と北川が出演し大ヒットを記録した「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督がとっている。

物語は、出版不況に苦しむ文芸界が舞台。文学誌「木蓮」編集部に、要項を一切無視した新人賞応募作が届く。破棄されるはずだった鮎喰響(平手)による「お伽の庭」だが、編集者の花井ふみ(北川)は、その圧倒的な才覚に目を留める。何者にも惑わされず、己の信念を決して曲げない響が、やがて様々な人々に計り知れない影響を与えていく。

そのなかで小栗は、芥川賞候補に3度も名を連ねながら受賞を逃し、苦しい生活を強いられながらも4度目のノミネートに執念を燃やす山本役に。小説への情熱、そして家族への思いを背負い執筆に向かうなか、突如として文学界に現れた天才女子高生小説家・響と対峙していく。

画像2

「この作品は、自分たちも生きながら感じている『本当はこうしたいのに、こうしてはいけないよな』ということに関して、背中を押してくれると思います」と話す小栗。初共演となった平手については「思っていたよりも、すごく“普通”な感じがしました。色々なものを背負いながら頑張っている方だと思うので、それが響という役にマッチして、肝の据わっている10代だなと思いました」と語り、「また、月川組の雰囲気は『君の膵臓をたべたい』の時とあまり変わらず、皆が監督のために何かしようとか、監督を盛り上げようというムードが漂っていて素敵な現場だと思いました」と振り返っている。

4月下旬に始まった撮影は、6月1日にクランクアップを迎えた。映画初参加ながら、積極的に意見を出し響を生きた平手は、「クランクイン前は、初めての映画ということで、『無事に終われるか』という不安もありました」と吐露。それでも「共演者やスタッフの方が“鮎喰響”として接してくれたこともあり、お芝居をしているという感覚があまりなく、普通でいられました。響という役の性格や行動に共感する部分はありましたが、演じる上では、身長を小さくしたかったです。誰に聞いても無理だと言われてしまいましたが(笑)」とコメントを寄せ、小栗に対して「小栗さんは撮影の合間に気さくにはなしかけてくださるなど、とても優しい方でした。山本という役を自然体で演じていらっしゃるように感じました」と感謝を述べた。

響 HIBIKI」は、9月14日から全国で公開。

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