劇場公開日 2021年5月7日 PROMOTION

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ジェントルメン : 特集

2021年4月26日更新

ロンドン版「アウトレイジ」 異才ガイ・リッチーが
全開で描く“一流のワル”たちの華麗&凶暴な騙し合い

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相次ぐ洋画大作の公開延期に、“新作鑑賞欲”がカラカラに乾ききってしまった映画ファンへ……待たせたな!

我らがガイ・リッチー監督が降臨する――! 「シャーロック・ホームズ」や「コードネーム U.N.C.L.E.」など、新作を出すたびに映画好きのハートをわしづかみにしてきた彼が、新たにスクリーンにたたきつけるのは“ロンドン版「アウトレイジ」”。

マリファナ王の資産をめぐる曲者たちの壮絶バトルを描いた「ジェントルメン」(5月7日公開)だ。豪華キャストとスタイリッシュな映像で魅せる、一流の紳士(ワル)たちのコンゲーム。久々に壮絶な興奮を味わえる本作、頼むから、見逃さないでほしい。


【予告編】最後に笑うのは誰だ? 超痛快クライム・サスペンス

凶暴でスタイリッシュな“紳士(ワル)”たちの狂宴
G・リッチーのセンス爆裂!500億円をめぐる騙し合い

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映画ファンの大好物である“推し監督”と“アツい物語”が組み合わさったら、何が起きると思う? 至福&至高の2時間の出来上がりである。

我々がやるべきことは、映画館のシートに身を沈めるだけ。あとはリッチー監督が創り上げた劇的な世界が、見る者のテンションを手際よく上げまくってくれる。

では、気になるその内容は? 「ジェントルメン」でしか味わえない面白さを、「秀逸なストーリー」「シビれる映像センス」「映画ならではのカタルシス」の3つのパートで紹介していく!

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○マフィアVSギャングVSマスコミVS探偵 華麗なるロンドン版「アウトレイジ」

イギリス・ロンドンの暗黒街。麻薬王のミッキー(マシュー・マコノヒー)が、総額500億円に相当するといわれる大麻ビジネスのすべてを売却して引退するという噂が駆け巡った。

それを発端に動き出したのは、強欲なユダヤ人大富豪、ゴシップ紙の編集長、ゲスな私立探偵、チャイニーズ・マフィア、ロシアン・マフィア、下町のチーマーといったワルたち。紳士のふりをして、本性は凶暴――。裏切りと騙し合いは当たり前、非道も暴力も厭わない超スリリングな駆け引きの火ぶたが、切って落とされた!

クレイジーなキャラたちが熱量高くぶつかり合うさまは、さながらロンドン版「アウトレイジ」。丁々発止の鋭い舌戦、刻一刻と変化する勢力図、先の展開を予測させない巧妙な物語運び……細部に至るまで、一切手が抜かれていない。ルール無用の裏社会の覇権争い、最後に笑うのは一体、誰だ?

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○ガイ・リッチーの“これが見たかった”!スタイリッシュにツイスト、とにかく“かっこいい”一作

映画ファンが待っていたのは、このガイ・リッチー! ビールに血が沈殿する衝撃的な冒頭シーンから、彼のセンスがフルスロットルで炸裂。衣装、小物、構図……シーン一つひとつが「かっこいいの極み」と言わざるを得ないデザイン性あふれる世界観で、観る者の映画的記憶をこれでもかと刺激する。

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」で映画ファンを“沼”に引きずり込んだ男が、ホームタウンを舞台に原点回帰。いや、原点に帰ってきたうえに“自己ベスト”を大幅に更新する猛烈な仕上がり、といったほうが相応しいかもしれない。生きざまの美学を感じさせるセリフの応酬に、ドライブ感あふれるストーリー展開など、どこを切っても隙がなく、見事に洗練されている。

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○痛快、豪快、爽快 伏線が次々と回収され、パズルがハマっていく映画的快感が味わえる

映画好きを唸らせる作品の絶対条件、それは「伏線」と「回収」。本作にも満載だ。一見、取るに足らない些末な出来事が、のちに大きなうねりへと変貌する気持ち良さたるや……。幾重にも張り巡らされたストーリー上のトラップが“連鎖反応”し、「あの時のあれが、こうつながるのか!」と目が覚めるような「騙される快感」を味わえる。

その様子はさながら、一流シェフが丹精込めて作り上げた贅沢な一皿。適度な刺激に脳が活性化され、得も言われぬ後味が口内に広がり、思わず恍惚の表情を浮かべてしまうことだろう。

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映画ファン垂涎の豪華キャストが、意外すぎる役に挑む
海外メディアも称賛 シリーズ化決定済みのヒット作

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ここまでは主に監督・脚本を務めたガイ・リッチーの手腕について語ってきたが、この映画はそれ“だけ”ではない。画面を彩る超A級キャストの変身ぶりも、強烈に突き刺さる。

リッチー監督の美学に沿いながらも、こだわり抜いた演技で魅せる彼ら。そのコラボレーションも、本作を特別な領域にまで高めた大きな要因だ。また、ひと足先に公開された諸外国では、大ヒット&絶賛の嵐。なんと、すでにシリーズ化が決定。これで慎重派のあなたも、見るしかなくなったのではないだろうか。

どうか安心して、期待値をハイレベルに設定していただきたい。

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○映画ファンなら誰もが知るスターが、一見すると“誰かわからない”役に

憑依演技に定評があるオスカー俳優マシュー・マコノヒーが伝説の麻薬王をエネルギッシュに演じて作品を強くけん引すれば、「キング・アーサー」でもリッチー監督と組んだチャーリー・ハナムが、その右腕を渋く演じる。

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「ファンタスティック・ビースト」シリーズからA24映画までフィールドを問わない実力派コリン・ファレルと、「コードネーム U.N.C.L.E.」では作品を締める役割を担った名優ヒュー・グラントは、注視せねば本人とわからないレベルで役になりきっており、腹に一物を抱えた男たちを怪演。

このメンツが揃うだけで一見の価値ありだが、そこに“あぐら”をかくことはない。こちらの想像を凌駕する演技対決を、存分に見せつけてくれる。

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○世界興収1.15億ドル超の大ヒット すでにシリーズ化が決定

本作は「男たちの色気にハマる」(Daily Mirror)、「華麗で、エキサイティングで、爽快!」(OUTTAKE)、「とてつもなく面白い」(FILM FOCUS)など、海外メディアからも絶賛で迎えられている。世界興行収入は1億1500万ドルを突破しており、評価と数字面の両方で成功を収めた。

この結果を受けて、ミラマックス制作・リッチー監督が続投する形でTVシリーズ化も決定した。世界が認めたといって過言ではないこの映画。リッチー監督の新たな代表作になるであろう上質で刺激的な本作、劇場で体験して損はない。

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