韓国ホラー「コックリさん」今夜放送！　ストーリー＆キャストまとめ

「ボイス」で脚光を浴びたアン・ビョンギ監督がメガホンをとった「コックリさん（2004）」は、日本ではR-15指定で2005年4月23日に封切られました。いじめられっ子の転校生が悪戯で始めた“コックリさん”が怨霊を呼び起こし、際限のない呪いが次々の連鎖していくコリアンホラーです。

今作には、日本では公開されることも、ビデオスルーも存在しない続編「コックリさん2」が存在します。韓国と中国の合作で、主演のパク・ハンビョル以外のほぼ全てのキャストが中国人俳優だったため、セリフの多くが中国語でした。

夜の教室から怪しげな呪文が聞こえる。声の主は、転校生のユジン（イ・セウン）。同級生と共に机を囲み、イジメを繰り返すクラスメイトに対し、“コックリさん”で呪いをかけようとしていた。

「コックリさん、コックリさん、おいでください……」。机の上には、クラスメイトの名前が記されたノートが広げられている。ノートに直立するような姿で、ボールペンを握りしめるユジンたち。やがて、異変は起こった。ボールペンは、まるで意思をもったかのように、ひとりでにノートの上を動き始めた。

翌朝、2年7組29番の席で、変死体が発見された。被害者は、“コックリさん”で呪いをかけられクラスメイトのひとり。やがて、呪いをかけられたほかの生徒たちも、次々と謎の死を遂げていく。

予想以上の結果に、ユジンは怯えていた。というのも、“コックリさん”の呪いの効果を高めようと、ユジンたちは倉庫の奥にしまわれた“呪われた29番の席”を持ち出して行ったから。さらに、友人たちには秘密にしているが、“コックリさん”の最中に、おぞましい「何か」の姿を目撃していた……。

「呪われた29番の席」の物語は、校内に伝わる有名な怪談話。“コックリさん”を行った夜、ユジンたちが呼び寄せたおぞましい「何か」の正体とは？　そして、「呪われた29番の席」という怪談話に秘められたおぞましい真実とは？