劇場公開日 2018年8月4日 PROMOTION

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バンクシーを盗んだ男 : 特集

2018年7月30日更新

いま映画ファンに推したいのは、人気俳優でも受賞監督でもない《この男》
世界のセレブも映画.comも夢中な“覆面アーティスト”、彼の正体は!?
[世界最速公開]パレスチナの超巨大な壁に“突然現れた絵”が起こした大論争!

正体不明の世界的アーティストが、“中東の火種”パレスチナでいったい何をやった?
正体不明の世界的アーティストが、“中東の火種”パレスチナでいったい何をやった?

ブラッド・ピットライアン・ゴズリングエマ・ストーンらいまをときめく映画俳優でもなく、ギレルモ・デル・トロウェス・アンダーソンといった映画賞が評価する監督たちでもない──映画.comが、いま最も映画ファンに推したい人物は、世界をまたに掛ける覆面アーティスト「バンクシー」! 正体不明、神出鬼没、そして生み出す作品は数千万の価値。映画のストーリーを地で行くカリスマが、またもや大問題を引き起こした。その全貌を、8月4日公開「バンクシーを盗んだ男」が世界最速で明らかにする!


作品価値は数千万円! 有名セレブが収集、だが誰もその素性を知らない……
存在自体が事件、神出鬼没の覆面アーティスト《バンクシー》って一体何者?

神出鬼没! 思わぬ場所に突然出現するバンクシーのアートは、反権力の精神にあふれる
神出鬼没! 思わぬ場所に突然出現するバンクシーのアートは、反権力の精神にあふれる

街中の壁や公共物に、ステンシル(型紙)を使ってグラフィティ・アートを仕上げるという「違法行為」にも関わらず、作品の持つ反資本主義・反権力のメッセージ性と、優れた芸術性で高く評価されているバンクシー。さらに「何者なのか分からない」という神秘性、「いつどこで作品が描かれるか分からない」という神出鬼没ぶりから、彼の存在自体が「事件」であると言っても過言ではない。全世界が注目する覆面アーティストを、アート・ファンだけではなく、ぜひ映画ファンにも知っておいてもらいたい。

有名人や有名作品すら勝手にモチーフに! 圧倒的な芸術性とスキャンダラス性が魅力
有名人や有名作品すら勝手にモチーフに! 圧倒的な芸術性とスキャンダラス性が魅力

彼の活動はまさに「ゲリラ」的! 自作を世界の有名美術館の展示室の一角に勝手に展示したことで注目を浴びたことからも、その神出鬼没ぶりが異彩を放つ。いつ、どこで彼が作品を発表し、そして何をやらかすのか──全世界が常に「その時」を待っている状況なのだ。

先鋭的なセンスと活動がハリウッド・セレブやロック・スターまで引きつけている
先鋭的なセンスと活動がハリウッド・セレブやロック・スターまで引きつけている

ブラッド・ピットアンジェリーナ・ジョリーが夫婦だった際には約2億円で買い占めたと話題になり、キアヌ・リーブスジュード・ロウも作品を所有。ミュージシャンでも、ジャスティン・ビーバージョージ・マイケル、U2のボノらの心をつかみとっている。

作品価値の過剰な高騰ぶりが、本作でも焦点を当てられている盗難騒ぎまで誘発!
作品価値の過剰な高騰ぶりが、本作でも焦点を当てられている盗難騒ぎまで誘発!

価値が分からない人にとっては「壁に描かれた落書き」に見えてしまうのがグラフィティだが、バンクシーの作品は数千万円以上の価値。過去最高の落札額となったのは、2008年米ニューヨークのサザビーズで競り落とされた作品で、なんと約1億9700万円(180万ドル)!

監視態勢と情報化がここまで極まった社会においても、正体不明なのが衝撃的
監視態勢と情報化がここまで極まった社会においても、正体不明なのが衝撃的

バンクシーのカリスマ性を高めているのが、彼が「正体不明」であるということ。監視カメラの映像や目撃証言は伝えられるが、誰も本人に行き当たることも、彼が実名で名乗り出ることもない。ジャーナリストから一般人を巻き込んだ、正体をめぐる推理も熱い。

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バンクシー次なる“キャンバス”は超ナナメ上、まさかのパレスチナの分離壁
これは「芸術」なのか「希望」なのか「暴挙」なのか──大論争勃発!

パレスチナとイスラエルを分断する巨大な壁を、壁画が「心をぶち抜くヤバイ武器」に!
パレスチナとイスラエルを分断する巨大な壁を、壁画が「心をぶち抜くヤバイ武器」に!

バンクシーが、アート界の範ちゅうを超え、全世界から注目を集め、そして影響を及ぼす存在なのか伝わったはず。その彼が、今度は世界で最も激しい紛争を抱え、「中東の火種」と表されるパレスチナでまたもや大問題を引き起こした! 「バンクシーを盗んだ男」は、バンクシーが巨大な壁に描いた絵をきっかけに、民族問題、芸術と著作をめぐる問題にまで大きな問いを投げかける、衝撃作なのだ。

あらゆる立場の人間を巻き込む大論争の象徴となったのが、この「ロバと兵士」の絵
あらゆる立場の人間を巻き込む大論争の象徴となったのが、この「ロバと兵士」の絵

なぜこんな場所に、これほどまでに大きな壁画が!? 一夜にしてパレスチナ・ベツレヘム地区の巨大な壁に、バンクシーによるグラフィティが現れた! イスラエルとパレスチナを分断する、世界で最もセンシティブなこの場所が選ばれた意味とは? バンクシーが込めたメッセージが、あらゆる者を巻き込む大論争を引き起こす!

バンクシーの絵のおかげで繁盛するギフトショップ店主は、カリスマ芸術家に賞賛を送る
バンクシーの絵のおかげで繁盛するギフトショップ店主は、カリスマ芸術家に賞賛を送る

あなたなら、自分が暮らす街の壁に、世界的アーティストの絵が突然描かれたらどう思う? 抑圧され、虐げられている感情を持つベツレヘムの人々にとっては、この絵はバンクシーの言葉通り、「人の心をぶち抜くヤバイ武器」と化した! 絵を目的に世界中から人が集まれば、この地の現状が伝えられるというわけだ。それはバンクシーの思惑通りなのか!?

「バンクシーなんてクソ食らえ!」とほえるワリドと、壁画を切り取っている様子
「バンクシーなんてクソ食らえ!」とほえるワリドと、壁画を切り取っている様子

しかし、そうは思わない人物たちもいた。その象徴が現地タクシーの運転手、ワリド。「ロバと兵士」を描いた壁画に激怒し、「ヤツは俺たちを馬鹿にしている。いい気になってるんじゃねえ!」とバンクシーを罵倒する。ロバはアラブ世界では「侮蔑」を意味しているのだ。挙げ句、ワリドは仲間たちと結託して、建物の壁に描かれた作品を壁ごと切り取ってしまう!

切り取られた壁画は、厳重に梱包されて海外へ運び出されるが……
切り取られた壁画は、厳重に梱包されて海外へ運び出されるが……

ワリドと彼のボスの言い分は、「壁の所有者に許可を取ったのだから問題ない」。だが考えてみてほしい、本当にそうなのか? 劇中では、アーティスト、描かれた建物の所有者、画商、収集家、住民たちが登場し、それぞれの持論を展開。誰が正しく、誰が間違っているのか? いや、そもそも答えなどあるのか……? 論争の行方から目が離せない!

「芸術はいったい誰のものなのか?」という問題と同時に、落札価格も気になる!
「芸術はいったい誰のものなのか?」という問題と同時に、落札価格も気になる!

そして、切り取られた4トンのコンクリートの壁は、輸送船に乗せられて、デンマークからアメリカの美術収集家たちが待つ高級オークションハウスへと運ばれていく。「億は超える」と目されるこの「ロバと兵士」の絵。その一部始終は──ぜひ、自分の目で確かめてほしい。



プレミア上映に参加した映画ファン、映画監督&評論家も大論争の渦中に!
あなたが出す答えは? “この絵”はいったい“誰のもの”──!?

正当な権利を持つのは誰か? 本作は、見る者にさまざまな問いを投げかける!
正当な権利を持つのは誰か? 本作は、見る者にさまざまな問いを投げかける!

片桐仁松江哲明といった著名人たちも、本作にいち早く反応! 圧倒させられ、思考を深め、熱い思いを吐露している! さらに、東京・新宿シネマカリテで7月21日に行われた本作のプレミア上映には、公開を待ちわびていた熱い映画ファン、アート・ファン、バンクシーのファンが集結! 彼らはこの“問題作”をどう見たのか? バンクシーの唯一無二の生きざまが、論争の起爆剤となる!

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