めぐり逢い(1957)

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

ケイリー・グラントとデボラ・カーが共演し、運命的な恋に落ちた男女のすれ違いの行方を描いた名作ラブストーリー。1939年の映画「邂逅(めぐりあい)」を、同作の監督を務めたレオ・マッケリー自らのメガホンでリメイクした。プレイボーイとして名を馳せるニッキーは、ニューヨークへ向かう豪華客船で魅力的な女性テリーと出会う。ニッキーとテリーは船内で何度も出くわすうちに親しくなり、次第に惹かれ合っていくが、2人にはそれぞれ婚約者がいた。ニューヨークに着く頃には互いにかけがえのない存在となった2人は、6カ月後にエンパイアステートビルで再会することを約束して別れるが……。

1957年製作/119分/アメリカ
原題または英題:An Affair to Remember
配給:20世紀フォックス映画
劇場公開日:1957年10月23日

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映画レビュー

4.5ラブロマンス

2022年3月26日
iPhoneアプリから投稿
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ジョニーデブ

5.0エンパイア・ステートビルには泣かされる。

2020年12月3日
PCから投稿

楽しく軽快に進む超恋愛作品ですが、
ラスト1分、号泣に襲われます。

しかし、なんですね、エンパイア・ステートビルが出てくる作品には泣かされますね。

キングコングにも号泣しましたし(゚∇゚ ;)。

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miharyi

4.0エンパイアステートビル

2020年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 トム・ハンクス、メグ・ライアン共演の『めぐり逢えたら』はこの映画の約束をモチーフにしていたんだ。船を下りた後のデボラ・カーの心理描写は上手いけど、女たらしという設定だからなのかケイリー・グラントの描写がよくわからない。

 当時は世界一高いビルディング。展望台で待つニッキー、そして事故に遭うテリー。2人の運命や如何に・・・といった展開。

 歩けないテリーがいじらしくてとても可愛い。子供達に音楽を教えているシーンも印象的です。そしてニッキーが突然訪ねてきて・・・

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kossy

3.5恋の妖精は何でもお見通しの、ハッピーエンドが心地良いハリウッド映画のお手本

2020年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、TV地上波

同監督レオ・マッケリーの1939年制作の恋愛映画の古典「邂逅」のリメイク作品。渋みを増した中年男の色気が漂う53歳のケーリー・グラントと、エレガントな美しさに磨きがかかる36歳のデボラ・カーによる大人の恋のスイート・ラブアフェアー。男女間の洒落た会話劇の楽しさ、恋に正直であろうとする主人公ふたりを取り囲む人たちの温かさが観ていて心地良い。事故後のデボラ・カーが子供合唱団で指揮する二つの楽曲の歌詞も、ふたりの未来を包み込む優しさに溢れ、テーマ曲「想い出の恋」と共に作品を品良く仕上げている。祖母のショールが再び二人を結び付けるストーリーの流れも自然で綺麗に繋がる。映画的な表現では、ニューヨークに到着した豪華客船のデッキから互いの婚約者とする再会のやり取りの場面で見せるグラントとカーの嫉妬交じりの反応が面白く、更にカーの表情がチャーミング。祖母の別荘に響く客船の汽笛音、船旅の最後の夜にデッキで佇むふたりに聴こえてくる(蛍の光)の音楽と、音の効果もさり気無い演出だ。ラストの男と女の意地の裏返しで牽制しながら嘘をつき、尚相手を思い遣る言葉の積み重ねでグランドがカーの真実を悟る急展開は見事であるし、唯々美しい。恋の妖精は何でもお見通しの、ハッピーエンドが成立するハリウッド映画のお手本映画。

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Gustav