コラム:シネマ映画.comコラム - 第30回
2023年6月21日更新
映画.comスタッフの7割以上が鑑賞済み! 「RRR」の 日本語吹替版も配信決定‼
興収20億円を突破し、日本国内におけるインド映画歴代No.1興収を記録する快挙を達成した「RRR」が、7月5日から「シネマ映画.com」で配信されることが決定(字幕版/吹替版)。その前売りチケットは7月4日まで発売中。チケット購入者はシネマ映画.com限定「RRR」特別壁紙がもらえます。
「RRR」は、「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督が、英国植民地時代の激動のインドを舞台に、2人の男の友情と使命がぶつかり合う様を豪快に描いたアクションエンタテインメントです。英国軍に捕らわれた村の少女を救い出す使命を背負った“野性を秘めた男”ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr./通称NTR Jr.)と、英国の警察官で“内なる怒りを燃やす男”ラーマ(ラーム・チャラン)。敵対する立場の2人は互いの素性を知らぬまま唯一無二の親友となっていくというストーリー。劇中の楽曲「ナートゥ・ナートゥ(Naatu Naatu)」とダンスも話題となり、第95回アカデミー賞でインド映画史上初となる歌曲賞受賞を果たしました。
■インド映画として空前絶後の大ヒット! 最高濃度の映画体験
インド映画として空前絶後の大ヒットとなった「RRR」。この最高濃度の映画体験を、映画好きが集まる映画.comスタッフにアンケートをとったところ、7割以上が鑑賞済みであることがわかり、作品評価(5点満点)の平均スコアも4.6と高く、改めてその人気と大ヒットの要因がここでも証明されました。そして、7月5日からの「シネマ映画.com」での配信スタートで“全員初体験”となるのが、日本語吹替版の鑑賞です。
■杉田智和、日野聡 内田真礼ら豪華声優陣集結
「銀魂」シリーズの坂田銀時役でも知られる杉田智和がビーム、「鬼滅の刃」シリーズの煉獄杏寿郎役を務めた日野聡がラーマの吹き替えを担当。さらに、内田真礼がビームが恋をする女性・ジェニー、野島昭生が英国領インド帝国総督・スコット、久保ユリカがラーマの許嫁・シータ、田所あずさがビームの村の娘・マッリ役を務めているのも話題です。そして、吹替翻訳は橋本有香里、吹替演出は市来満が手掛けています。
■字幕版と見比べてみる楽しさ
映画館で味わった字幕版による最高濃度の映画体験が、今度は日本語吹替版を自宅で堪能することできるのです。人気声優たちによって日本語に吹き替えられることで耳から台詞を理解することができ、映像の細部や時代背景と物語展開、音楽やダンス、歌詞に集中して鑑賞することができます。主要キャラクターへの愛着もさらに増すのではないでしょうか。
また、吹替翻訳と演出により、意味は同じでもちょっとした言い換えがあるので、字幕版と見比べてみるとさらに楽しさが増すことでしょう。例えば、代表的な台詞を2例ほどピックアップすると、
<字幕版>
サルサでもフラメンコでもない
“ナートゥ”をご存じか?
↓
<吹替版>
サルサでもフラメンコでもない
ご存じかな?
“ナートゥ”
<字幕版>
英国の金属で製造し7つの海を渡った
1発の銃弾はインド人の命より尊い
↓
<吹替版>
イギリスの金属で製造され7つの海を渡った1発の銃弾
この銃弾はインド人の命より尊い
というような言葉の置換です。
■映画.comスタッフの感想とおススメの見どころ
映画館で未見の方はもちろん、すでに字幕版を鑑賞済みの方も今度は自宅で思う存分、全身で「RRR」を浴びてください。「RRR」を映画館で2回以上見た映画.comスタッフの中から感想や見どころをいくつかピックアップしますので、ご参照ください。
▼スタッフH:4回鑑賞/作品評価5
ラーマが1対1万の戦いを終えて戻ってきたあとに足を揃えてビシィィィ!っとやるところ。
▼スタッフM(DBチーム):3回鑑賞/作品評価5
3日以内にまた劇場に足を運んでしまう辛抱たまらん映画との出会いはごく稀にありますが、「RRR」は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」以来の辛抱たまらん快作。おそらく世界で最も体感の短い179分!
▼スタッフT(アニメハックチーム):2回鑑賞/作品評価5
インドの神話はあまり詳しくなかったですが、神話がもとになっていながら歴史もふまえてしっかりエンタメになってるところが凄かったです! ラージャマウリ監督らしい音楽にあった画面づくりも気持ちが良くて最高です。
▼スタッフI(マーケティングチーム):2回鑑賞/作品評価4
主人公のビームとラームの5年はリハーサルが必要そうな息の合い具合も、さすがに新しすぎる肩車戦法も、最後に弓と矢で戦いに挑む胸アツ展開も全部良かったです。
▼スタッフO1(編集部):2回鑑賞/作品評価4
「日本語字幕(翻訳)の美しさをもう一度観たい」を理由にリピートした人生唯一の映画。字幕への興味から独自の取材も行った、個人的に思い入れの強い作品でもある。インド映画だけど、インド映画として宣伝していなかったことも大ヒットの要因であり、マーケティングの面白さも詰まった一作という点も興味深い。
▼スタッフO2(編集部):2回鑑賞/作品評価5
やっぱり「ナートゥダンス」。初鑑賞→あまりの衝撃にYouTubeで音源を探す→1カ月くらい延々と聴き続けるほど“ナートゥ中毒”になっていました。
▼スタッフS(UI開発チーム):2回鑑賞/作品評価4
最推しのシーンは、やはりエンディングの赤シャツのおじさん、つまりS・S・ラージャマウリ監督が唐突に現れるシーンです。本作はラーム・チャラン、NTR Jr.、ラージャマウリ監督の3人の「R」が集まって始動した企画で、最後に「R」「R」「R」が集まって歌って踊って終わるという祝祭性が素晴らしいです!
▼スタッフK(営業部):2回鑑賞/作品評価5
見てみ、飛ぶぞ?
シネマ映画.com限定「RRR」特別壁紙は、N・T・ラーマ・ラオ・Jr.が演じるビーム、ラーム・チャランが演じるラーマ、アーリアー・バットが演じるシータに加え、ラージャマウリ監督も入ったさわやかなイメージの壁紙となっています。7月5日中に購入者宛にメールにて送付します。
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