【本日公開】ホアキン・フェニックス、子どもの質問攻めにタジタジ 「カモン カモン」本編映像
2022年4月22日 12:00

「20センチュリー・ウーマン」などのマイク・ミルズが監督・脚本を務めたA24製作映画「カモン カモン」が本日4月22日から公開され、本編映像の一部が披露された。主演を務めたホアキン・フェニックスの優しくてピュアな“素”の姿を感じるシーンを収めている。
ラジオジャーナリストのジョニー(フェニックス)が、9歳の甥っ子ジェシーとの突然始まった共同生活を通して、初めての子育てに戸惑いながらも、絆を見出していく姿を描いたヒューマンドラマ。
本編映像は、ジョニーがジェシーを寝かしつけようと「オズの魔法使い」を読み聞かせるシーンから始まる。読み聞かせを遮って「なぜ結婚してないの?」と唐突に尋ねるジェシー。ジョニーは、別れた彼女の名前を出し「ルイーザと長いこと一緒だった」と答えてから読み聞かせを再開するが、ジェシーは再び「好きだった?」などと質問を重ねていき、ジョニーは質問攻めにたじろぎながらも、優しく真摯に答えようとする。
フェニックスは、撮影前に「自然でリアルに見えることを目標とした。しかし、自然な演技をしている、というものにはしたくなかったんだ」と決めていた。それにはジェシー役のウディ・ノーマンの存在が大きかったそうで、「ウディがどうやればいいのかという例となり、毎日僕の目の前にいてくれた。僕にとって大事だったのは、ウディのやっていることをしっかりと聞いて、彼のやったことを受けて反応するということだったんだよ」と、自然体な演技のコツを明かしている。
また、このシーンで「オズの魔法使い」が選ばれたのには、ちょっとした裏話がある。著作権があるものだと使用料がかかってしまうため、パブリックドメインの「オズの魔法使い」が使われた。本作と「オズの魔法使い」には共通点があり、ミルズ監督は「どちらも主人公が旅路の中で自分を発見していくロードムービーの側面がある。その繋がりに気がついて、撮影の直前にこの本を使うことを決めたんだ。撮る側が感性を磨きさえすれば、魔法のような機会を引き寄せることができると思っている。本当にたまたまだったんだけど、『オズの魔法使い』を選んだことも映画のマジックが効いたと思っている」と振り返っている。
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