幻想の魔術師が作り上げた究極のアニメーション10作&短編を上映 特集「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」予告編
2022年4月8日 15:00

4月23日から新宿K's cinemaで開催される、チェコ・アニメーションの巨匠カレル・ゼマンの初期から晩年に渡る代表作10作品(+短編1本)を上映する「チェコ・ファンタジー・ゼマン!」の予告編(https://youtu.be/zXI1Cc-toWA)が公開された。
スティーブン・スピルバーグ、宮崎駿、ジョージ・ルーカス、ピーター・ジャクソンらにも多大な影響を与えた、チェコ・アニメーションの創設者のひとりであるゼマンは、第2次世界大戦中、チェコ・アニメの発祥地ズリーンを拠点にアニメーションの制作を開始。チェコの伝統でもある人形劇への愛着を強く持つ一方で、切り紙アニメに人形アニメ、実写とアニメの合成など様々なスタイルを駆使した斬新な作品を多く生み出した。ゼマンの描くその世界は、少年時代にのめり込んだジュール・ベルヌの小説のように、潜水艦や飛行船、恐竜や架空の動物など魅惑的な乗り物や動物が次々に登場するSF冒険小説を思わせる作風が特徴的だ。
特集では、ジュール・ベルヌ原作の「悪魔の発明」「盗まれた飛行船」、加えてG ・ビュルガーの原作をアニメと実写の合成で作り上げたゼマンのファンタジー大作「ほら男爵の冒険」など全10作品と短編「プロコクウ氏 映画制作の巻」をラインアップ。初期から晩年に至る詩情とロマン溢れる代表作を一挙に見ることができる。
予告編では、「悪魔の発明」「盗まれた飛行船」「クラバート」を中心に、アニメと実写が融合された万華鏡のような作品表現の一部を楽しめる。CGが発達し、リアルな映像表現が可能になった今、アナログなオリジナリティあふれる少年のような遊び心と、溢れ出る想像力の豊かさが新鮮に映ることだろう。
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