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浅野忠信&宮沢りえが白洲次郎、正子夫妻 小林薫が吉田茂に 「日本独立」12月18日公開

2020年10月31日 09:00

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終戦から憲法制定、独立に至る歴史の裏側のドラマ
終戦から憲法制定、独立に至る歴史の裏側のドラマ
(C)2020「日本独立」製作委員会

第2次大戦終戦直後、米国主導で早急に憲法改正を推し進めようとするGHQに抵抗した、吉田茂と白洲次郎の活躍を描いた映画「日本独立」が、12月18日公開される。

GHQ占領下で一刻も早い日本の独立回復にこだわって熾烈な“戦い”に挑み、本音で激論を交わすことをいとわない、親子ほども年の違う二人の絆、そして日本の未来を見据えた熱い思いと覚悟を活写。終戦から憲法制定、独立に至る歴史の裏側のドラマを、日本側とアメリカ側の両方の視点から、歴史に基づくイマジネーションを交えてスリリングに描き出した。

白洲次郎を演じるのは、浅野忠信。次郎の妻・正子に宮沢りえ、吉田茂に小林薫が扮している。他に、国務大臣・松本烝治役の柄本明、内閣総理大臣・幣原喜重郎役の石橋蓮司、元内閣総理大臣・近衛文麿役の松重豊、戦艦大和からの生還者・吉田満役の渡辺大、その母・ツナ役の浅田美代子をはじめ錚々たる俳優陣が、重厚な人間ドラマを繰り広げる。監督は、「女囚701号 さそり」「プライド 運命の瞬間」「ロストクライム 閃光」を手掛けた社会派の名匠・伊藤俊也

12月18日からTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。

画像2(C)2020「日本独立」製作委員会
▼キャスト陣コメントは以下の通り
浅野忠信
ダンディで魅力的な白洲次郎さんを演じることにワクワクしたのを覚えています。彼の情熱やピュアな面に想像を膨らませて役作りさせていただきました。あの当時、いち早く世界に目をむけ、語学にも長けていて、外国の方とも対等にやり合うところに興味を持ちました。僕自身、アメリカの血も入っていて子供の頃から外国に興味があったので、そういう部分では共通する部分があったのかもしれません。神戸での撮影はとても素敵な時間でした。監督に感謝します。白洲さんの熱い生き方から何か受け取っていただけたら嬉しいです!
宮沢りえ
当時その場所が本当にそこに存在していたんだろうと思うような素敵なロケ場所で撮影をして、そこの空気感に馴染むように自然と正子さんになれたような気がします。この脚本を読んで目から鱗が落ちた、という、この感覚が観てくれた人達に伝わりますように
小林薫
当時の背景や歴史上のことなどはわからないことも多いので、ある意味監督にお任せして楽しみながらやれたらいいかなという想いで演じました。
今回登場する人物のなかでも吉田茂という人は、顔つきから人物像からよく知られているので、あまりにも顔付が違ったりしてると、いくらなんでもあれは吉田じゃねえ、となっちゃうのもやりにくいなと思っていたんですよね。それで冗談ぽく「とりあえず吉田さんにしてください」というのでこういうメイクになったんですけどね(笑)。まあ、そういう言い方するとあれですけど、見た目から入ったというところはあるかもしれませんね。
伊藤俊也監督】
プライド 運命の瞬間」(98)で東京裁判を描いた際、主人公の東条を取り上げることとか、東条の罪を描かずして人間性を描いた、とか、いろいろ批判は受けたのですが、日本の戦後における二大事件の一つである、極東国際軍事裁判がどのようなものであったかを描いたつもりです。その後、どうしてももう一つ事件である日本国憲法の成立に関わる映画を作りたいと思いまして、2000年のはじめに発想し、「日本独立」の基となるシナリオを作ったのです。依頼、17~18年もの間、企画が浮上してはダメになったりの経過を繰り返し、ようやく今回映画化が実現しました。
今もって日本の憲法9条をめぐる問題には、平和条項とか永久平和とか、憲法成立時に作られたある種の美名の中に包み込まれていて、多くの日本人が誤解しているということが、今の曖昧な日本、そして国の形を作っているのだという強い思いがあります。本作がようやく世に出るということは、とても意義があることだと思ってます。

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