コッポラ監督がマーベル批判のスコセッシ監督を擁護「嫌悪すべき」
2019年10月26日 12:00

[映画.com ニュース] 巨匠マーティン・スコセッシ監督がマーベル作品を「映画ではない」「テーマパークだ」などと批判して論争を巻き起こすなか、「ゴッドファーザー」シリーズや「地獄の黙示録」で知られるフランシス・フォード・コッポラ監督が同調したと、仏ニュースチャンネルのフランス24が報じている。
仏リヨンで開催中のリュミエール映画祭で、コッポラ監督には功労賞にあたるリュミエール・リヨン賞が授与された。その場で、スコセッシ監督のコメントについて意見を求められると「マーティン・スコセッシ監督がマーベル作品を映画ではないと言ったのは正しい」と明言。「なぜなら、映画を見たときに、我々は何かを学習することを期待する。なんらかの啓示や知識やインスピレーションが提示されなくてはならない」。
さらに、マーベル映画に対して過激な発言をしている。「映画でないと言ったマーティンは寛大だったと思う。彼は嫌悪すべきものだとは言わなかった。私ならば、そう言うがね」。
御年80歳のコッポラ監督は、長年の悲願である「メガロポリス(原題)」の準備を進めている。大災害のあと、ニューヨークに理想郷を生み出そうとする建築家の話で、「『地獄の黙示録』を含め、これまでのどの監督作よりも野心的な作品だ」とコッポラ監督は意欲を燃やしている。
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