Netflix「Marvel パニッシャー」「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」がそろって打ち切りに
2019年3月3日 23:30

[映画.com ニュース] 米ストリーミング大手Netflixのオリジナルドラマとして配信されている「Marvel パニッシャー」と「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」が、そろって打ち切られることが明らかになった。
「Marvel パニッシャー」は1月にシーズン2の配信を開始、「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」に至ってはシーズン3の撮影を終えたばかりの段階だが、マーベルの親会社であるウォルト・ディズニーとの対決姿勢を打ち出すNetflixは、これで同社で配信中のすべてのマーベルドラマの更新を中止にしたことになる。
Netflixといえば、2013年にマーベル・テレビジョンとの大型契約を発表。「Marvel デアデビル」「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」「Marvel ルーク・ケイジ」「Marvel アイアン・フィスト」というドラマ4本と、ミニシリーズ「Marvel ザ・ディフェンダーズ」を含む計60話を一挙に発注して話題を集めた。その後、それぞれのドラマを更新する一方で、「Marvel デアデビル」のスピンオフとして「Marvel パニッシャー」をシリーズ化するなど、両社の蜜月が続いた。
しかし昨年になると、Netflixは「Marvel アイアン・フィスト」と「Marvel ルーク・ケイジ」に続き、もっとも高い人気を誇るはずの「Marvel デアデビル」の打ち切りを発表。その背景には、ディズニーが独自のストリーミングサービス「Disney+」の立ち上げ準備に入ったことと関係があるようだ。人気コンテンツとはいえ、巨額のライセンス料を求められるマーベル作品よりも、オリジナルコンテンツに投資する路線に切り替えたものと思われる。
なお、「Disney+」を率いるケビン・メイヤー会長は、ハイクオリティな番組に関しては同サービス向けに復活させる余地があると述べている。そのため、Netflixで打ち切りになったマーベルドラマが「Disney+」で継続する可能性はありそうだ。実際、今回の2番組の打ち切りにあたり、マーベル・テレビジョンを率いるジェフ・ローブ氏は「われわれの配信パートナーはこれらの偉大なキャラクターの物語を続けることを拒んだかもしれないが、みんなはマーベルのことを誰よりもよく知っているはずだ。かつてマシュー・マードック(デアデビル)の父親が言ったように、男の価値はいかに倒されたかではなく、いかに立ち上がるかで決まるものだ」と声明を発表。最後に「To Be Continued(続く)」と締めくくっていることから、すでに「Disney+」での復活に向けて準備を進めているようだ。
「Disney+」は、アメリカでは今年下半期にローンチされる予定。
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