織田裕二、銀行員役に初挑戦!池井戸潤「株価暴落」ドラマ化に主演
2014年6月23日 08:00

[映画.com ニュース] 俳優の織田裕二が、池井戸潤の人気小説をドラマ化する「株価暴落」に主演し、組織の論理に染まらず自らの信念に基づき突き進む孤高のバンカー・板東洋史に扮することがわかった。
WOWOWが、「空飛ぶタイヤ」「下町ロケット」に続き池井戸作品をドラマ化する第3弾。爆破テロの標的にされた経営再建中の巨大スーパーをめぐり、銀行員たちの思惑が激しくぶつかり合う姿を描く。
織田がWOWOWのドラマに出演するのは今作が初めて。これまではいち視聴者だったといい、「今回初めてWOWOWに出演できるということを、すごく楽しみにしています。池井戸潤さんが書かれた『株価暴落』を読ませていただいて、考えてみると銀行員役もはじめてなのですごく新鮮な気持ちです」と話している。
演じるのは、メガバンク・白水銀行審査部審査役の板東。「融資の要諦は回収にあり」を信条とし、再建の努力をしない巨大スーパー・一風堂への融資に異議を唱えるという役どころだ。脚本を読み、「板東の筋を通そうとしている生き方はものすごく大変だろうな、と感じた」という。生きざまの異なる多くの登場人物にも触れ、「自分なら最終的にどういう生き方を選択するかを投げかけられている気がしました」。さらに、「今は彼が筋を通すことにきっちりしているので、逆に弱さとか優しさなど、彼が普段人には見せない表情も出していければと思っています」と意欲を明かした。
原作の池井戸は、「『株価暴落』を書いていたのは、暗中模索で小説の書き方を探っていた頃でした」と述懐。そして、「『空飛ぶタイヤ』や『下町ロケット』など、その後書くことになる群像劇の原石とでもいうべき作品を、ドラマ化という形で再び世の中に問えることは作者としてうれしい限りです」と喜びのコメントを寄せた。
また、上昇志向が強く銀行内の派閥形成に余念のないエリート行員・二戸哲也を高嶋政伸、爆破事件現場に居合わせた青年・犬鳴黄を瀬戸康史、その恋人を川島海荷、爆破事件を追う刑事・野猿宏満を板尾創路が演じる。さらに平山浩行、竜雷太、鶴田真由、石黒賢、石橋凌らが脇を固める。
WOWOW連続ドラマW「株価暴落」は、今秋放送。
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