断捨離パラダイス

劇場公開日:

断捨離パラダイス

解説・あらすじ

ごみ屋敷で暮らす「捨てられない」人たちの生態をリアルかつコミカルに描いた人情喜劇。

ピアニストの白高律稀は原因不明の手の震えにより、突然キャリアを絶たれてしまう。これまでピアノに人生の全てを捧げてきた彼は絶望から抜け出すべく、偶然チラシで見かけたごみ屋敷専門の清掃業者「断捨離パラダイス」で働き始める。律稀はそこで個性的な上司やさまざまな事情を抱えた依頼人たちと出会い、想像を絶する世界を目の当たりにしていく。

「サマーフィルムにのって」の篠田諒が主演を務め、「岬の兄妹」の北山雅康が上司、泉谷しげるがごみ屋敷の住人のひとりを演じた。「夜を越える旅」「電気海月のインシデント」の萱野孝幸が監督・脚本を手がけ、全編福岡で撮影を敢行。

2022年製作/101分/G/日本
配給:クロックワークス
劇場公開日:2023年6月30日

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(C)2023「断捨離パラダイス」製作委員会

映画レビュー

3.0荷物が重すぎる

2025年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

それぞれ背景は違いますが、そりゃあこんなに物が溢れていると部屋も物だらけになりますよね。あとは、専業主婦があまり居なくなり、皆が働く時代になったからもあると思いました。働いていると疲れてしまって、何もしたくなくなりますから。社会の状況でゴミ屋敷が生まれたんですよね。だから、ゴミ屋敷の人は特別な人ではなく一般的な人という描き方も良かったです。

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ミカ

4.5お茶〜!

2025年3月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ピアニストだった青年が清掃業者「断捨離パラダイス」で働くことになり、依頼者たち(ゴミ屋敷)との物語をオムニバスで描いた作品です。

人それぞれの価値観と、人間臭さがとても面白く色んな事が絶妙に繋がってゆく!色んな意味で観終わった後にスッキリします。エンディング曲を聴いていたら泣けてきた涙

物以外にも時には人も思い出も整理して、ちょっとスペースをつくって生きていく。

最後の最後までとても面白かったです。
でも猫は踏んじゃだめ(T-T)
(実際は埋もれた?)

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Yum

3.0【ゴミを捨てられない人達の夫々の理由。そしてそのゴミを片付ける人達の理由。不思議なテイストのヒューマンドラマ。】

2025年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

■手の震えによりピアニストとしてのキャリアを断念したリツキは、絶望から立ち直るべく、ごみ屋敷の清掃業者「断捨離パラダイス」で働くことを決意する。
 だが、余りの汚さに最初に入った家で、失神してしまう。

◆ゴミが捨てられない人達
 1.元AV女優で、小学生の息子を育てるシングルマザー(中村祐美子)
 2.故郷に母を残し、日本にやって来た東南アジアの青年(関岡マーク)
 3.息子から見捨てられながら、屈託によりゴミを溜めるオジサン(泉谷しげる)。だが、オジサンのゴミの中にお宝がある事が分かり、目の色を変えてゴミ探しをする息子。
 4.1.のシングルマザーの担任の女教師(武藤十夢)モンスターペアレントや、シングルマザーの問題により、ゴミが捨てられない。

<登場人物、皆が心に傷を負っている。ストレスを抱えている。それがゴミを捨てられない原因になっている。
 何だか、不思議なテイストのヒューマンストーリーである。
 それにしても、美術さん、大変だっただろうなあ。クスクス。>

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NOBU

4.0今日は三日月の夜だね、二人きりで歩こう。星が綺麗な夜だから、明日もきっと晴れるね。

2025年2月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

エンディングソングを聴きながら、ぽろぽろと涙がこぼれてきた。ここに出てきた人たちは、どこにでもいる普通の人たち。でも、ゴミを片付けられないって事情を抱えている。そんな人たちと、そんな人たちに関わる人たち。なんで涙が出てきたのか、わからないけど、たぶん、ここには人を貶めるとか、攻撃するとか、そんな世知辛い世間はなくて、そっと寄り添う優しさがあるからだと思う。けして図々しくなく、押し付けがましくもなく、説教じみてもなく、ただ、いろんな人の存在を否定しない。もうひとつ言うと、肯定するとまでの積極性もない。そこに居心地の良さがあるのだと思う。だから皆、けして解決したとは思えなくても、肩の荷を軽くした表情で終わるのだと思う。そして最後にこの歌が、なんでもない世間話のように、月が出ているから歩いてみよう、明日も晴れるよね、とお相手(恋人だろう)に語りかける。そんな他愛のない話が、人生にとってどれほど幸せなことなのか、気付いている人にはとても刺さる映画なのは間違いがない。
(あと、あの彼はあのママと同じ仕事をしてたんだと思う。きっと。その匂わせ具合がちょうどいい)

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栗太郎

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