めっっちゃスッキリしたし笑える。
疲れ果てた私にはちょうどいい、重過ぎなくて
ぱっと観られるコメディ感がよかったです。
超ざっくり言うと、
ある一人のピアニストが原因不明の手の震えからピアニストを諦めてひょんなことから、ゴミ屋敷専門清掃業者に転職して、そこで出会うゴミ屋敷に住む人たちと接しながら自身も成長する話です。
ピアニストというくらいだから、家庭環境も裕福で
自宅のピアノもピカピカに拭きあげられていて
埃ひとつない環境。
いわゆるおぼっちゃまって感じで、何不自由なく生きてきた感じ。
清掃会社に転職しても、あまりにも周りから浮いた
おぼっちゃまくん度合いにまず笑いました。
最初の現場ではゴミ屋敷のあまりの汚さに気絶したりして(本当にゴミ屋敷のセットがリアル)
私も、ヒィーーー!!!ってなりながら観てました。
ある意味大画面で観てなくてよかったかも。
でも、いろいろな現場を経験するうちに
成長していって逞しくなっていく姿は親心で見てしまいました。
何より、ゴミ屋敷に住む人たちって本当にいろいろな事情を抱えていることに驚きました。
私自身も、家の中の清潔さって精神面が大きく影響します。
元気があれば綺麗だけど、鬱になれば一気にゴミ屋敷手前まで行きます。私には家族がいるおかげでぎりぎり
ゴミ屋敷化を免れているだけで、一人だったらきっと私もゴミ屋敷の住人だよな…と考えさせられました。
ゴミを捨てられない人って、
「だらしない」「不潔」ってだけしかラベリングされないけど誰しもが、そうなる可能性があるということ。
ゴミ屋敷って決して他人事じゃないんだなという気づきも得られました。
めちゃくちゃテンポよくてコメディなんだけど
考えさせられる内容ではあって、二時間あっという間でした。
ただ!!!!
これは褒めているのですが、美術さんの技術が凄過ぎて
ゴミ屋敷がセットに見えません。どう見てもゴミの山だし、なんなら臭そう。思わず鼻をつまんでしまうような
リアルすぎるセットです。
なので、食事中は観ないこと。(笑)
あとは私自身嘔吐恐怖症なので言っておくと
嘔吐シーンが2回あります。
私は何とか早送りしてやり過ごしましたが
ちょっと怖いよ〜て方は見ない方がいいかも。
めちゃくちゃゴミ屋敷の数々出てきますが
最終的には心もすっきりします。
観ているこちらの部屋は、二時間前となんら変わらないのに
掃除したあとみたいな爽快感。
「断捨離したいかも」と思えます(笑)
ぼーっとしながら観るのにおすすめなので
寝る前とかにぜひ。