ぼくらは“テルマ&ルイーズ”

解説・あらすじ
ダウン症の主人公3人をダウン症の俳優たちが演じた異色コメディで、「テルマ&ルイーズ」に感化されて冒険に出る姿を描く。「ブラジル映画祭2013」(2013年10月12~18日・東京ユーロスペースほか)にて上映。
2012年製作/102分/ブラジル
原題または英題:Colegas
スタッフ・キャスト
- 監督
- マルセロ・ガルバオン
- 脚本
- マルセロ・ガルバオン
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ダウン症の主人公3人をダウン症の俳優たちが演じた異色コメディで、「テルマ&ルイーズ」に感化されて冒険に出る姿を描く。「ブラジル映画祭2013」(2013年10月12~18日・東京ユーロスペースほか)にて上映。
2012年製作/102分/ブラジル
原題または英題:Colegas
養護施設で暮らすダウン症の仲良しトリオ、スタローンとアニーニャとマルシオ。映像資料室で毎日浴びるように映画を観ている映画マニアのスタローンの思いつきで3人は院長先生が大事にしているクラシックカーを盗んで脱走し、いきなりコンビニ強盗に手を染める。いきなり映画『テルマ&ルイーズ』の主人公達のように有名人になった3人をバカ刑事コンビが後を追うが行く先々でトラブルが勃発し、てんやわんやになるブラジル産コメディ。
海が見たい、セレブと結婚したい、空を飛びたい、3人それぞれが抱えるとんでもなくピュアな夢を叶えるためにハチャメチャな行動を繰り返す3人も、彼らのせいで酷い目に遭う人達も皆チャーミングで愛らしく、彼らの珍道中の突き抜けた能天気さはまさしくブラジルそのもの。『テルマ~』だけでなく、映画の名セリフがバンバン引用されるので映画ファンはニヤニヤ、エンドクレジットではそれらがどの映画のセリフかの解答も出てくる親切仕様でどこまでも爽やかで微笑ましい作品でした。