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人はなぜ楽しむために動物を殺すのか?鬼才ザイドルの問題作「サファリ」1月公開

2017年10月1日 10:00

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「サファリ」ビジュアル
「サファリ」ビジュアル
WDR Copyright (C) Vienna 2016

[映画.com ニュース] 「パラダイス三部作 愛/神/希望」など、人間の狂気を扱った作品で知られるオーストリアの鬼才ウルリッヒ・ザイドル監督の最新作「サファリ」の公開が2018年1月に決定、このほどビジュアルがお披露目された。ザイドルの作品が日本で劇場公開されるのは4年ぶりとなる。

2016年べネチア国際映画祭、2016年トロント国際映画祭、2016年東京国際映画祭に出品され大きな衝撃を与えた作品で、野生動物を狙う、アフリカでのトロフィー・ハンティングを題材としたドキュメンタリーで、人間の倫理の境界線と合法的な殺りくの楽園となっているアフリカの現状に迫る。

獲物の毛皮や頭だけを目的に動物を狩猟するトロフィー・ハンティングは、現在アフリカ諸国の一大観光資源で、野生動物が合法的に殺されている。本作はナミビアでハンティングをするドイツとオーストリアからのハンターたち、ハンティングロッジを経営するオーナー、そして、サファリをガイドする原住民たちを追う。ハンターたちは悪びれることなくハンティングへの情熱を語り、ロッジのオーナーは地域への貢献とビジネスの正当性を主張し、原住民は黙々と毛皮を剥ぎ、肉を解体する。

「常識を超えた豪快で革新的な表現方法に敬意を評する」(ミヒャエル・ハネケ)、「私はザイドルほどには地獄の部分を直視していない」(ベルナー・ヘルツォーク)、「ファスビンダーが死に、神は我々にザイドルを与え給うた」(ジョン・ウォーターズ)と世界の名匠がザイドルの才能を絶賛、海外メディアでも高評価を得ている。

サファリ」は、2018年1月末シアター・イメージフォーラム、2月シネ・リーブル梅田ほか全国公開。

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