川栄李奈映画初主演!「恋のしずく」で農大の理系女子に
2017年9月12日 08:00
[映画.com ニュース] 女優の川栄李奈が、理系女子の青春を描いた「恋のしずく」で映画初主演を飾ることがわかった。日本3大銘醸地のひとつと称される広島・西条を舞台に、日本酒の魅力に目覚め、歴史ある酒造りと初めての恋に奮闘する農大生・橘詩織を演じる。
詩織は、ワイナリ―での研修を夢見ていたものの、決まった実習先は広島県の酒蔵だった。やる気のない蔵元の息子、病に伏している蔵元、厳格な杜氏、そして米農家であると同時に蔵人でもある美咲に囲まれて実習を開始するが、詩織は失敗ばかりしてしまう。そんな矢先、蔵元がこの世を去り、老舗の蔵が危機を迎えるなかで蔵元の息子に初めての恋心が芽生える。
メガホンをとる瀬木直貴監督は、「米と水が出合い、酒が生まれる。男と女が出会い、恋が生まれる。酒と恋はいずれも人知を超えた神様からの恵みともいえる深遠な世界。豊穣な自然が育んだ日本酒の世界を知り、劇場を出た後にちょいと飲みたくなる、そして、恋がしたくなる、そんな作品を目指したいと思います」と意気込みを語っている。
川栄の相手役となる蔵元の息子役を「劇団EXILE」の小野塚勇人が演じるほか、宮地真緒、青木玄徳、蕨野友也、津田寛治、小市慢太郎ら実力派が脇を固める。
「恋のしずく」は、2018年に全国で公開。