広末涼子と森山未來が姉弟に！WOWOWシナリオ大賞作「稲垣家の喪主」で共演
2017年1月17日 12:00
［映画.com ニュース］広末涼子と森山未來が、第9回WOWOWシナリオ大賞受賞作をドラマ化する「稲垣家の喪主」で姉弟役を演じることがわかった。主人公である小学生の甥から結婚を急かされる独身女と独身男に扮する。
優れたシナリオ作品の発掘や脚本家の育成、受賞作品の映像化を目的に創設されたWOWOWシナリオ大賞受賞作である小山ゴロ氏の脚本を、「ヒロイン失格」などの英勉監督が映像化。あがり症に悩む小学2年生の稲垣宙太は、祖父の葬儀の喪主を務めた父親のあがりぶりを目の当たりにし、自分が両親の喪主を務める際の心配をし始める。さらに、同居中の伯母・杏子と叔父・脩二が独身であるため、このままでは2人の喪主も務めなければならないと焦った宙太は、杏子と脩二を早く結婚させようと奮闘する。
心配性で心優しい主人公・宙太役には、オーディションを勝ち抜いた子役の金成祐里くんが抜てきされた。広末、森山との撮影を「広末さんは、杏子さんと（佐藤貴史扮するお父さんの）幸太郎さんが喧嘩しているときにスリッパ叩きをしているときが楽しかったです。森山さんはカードゲームの話をしてくれて、話が合った！」と楽しげに振り返っている。
一方の広末は、「主人公の宙太はもちろん、私が演じる杏子も弟の脩二もそれぞれがカッコ悪いところもあったり悲しいこともあったりしますが、みんなが一生懸命に生きているとても心温まるドラマです」とコメント。森山は「（核家族が多い）今、（稲垣家のような）2世帯が同居している家族のお話がWOWOWシナリオ大賞を受賞したということは意味がある」と話し、「自分の親やきょうだいを思うきっかけになるドラマになっていると思うので、ぜひ見ていただきたいと思います」とアピールしている。
「稲垣家の喪主」は、3月18日午後10時からWOWOWで放送。
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