70歳の誕生日を迎えたトミー・リー・ジョーンズ、インタビュー映像独占入手
2016年9月15日 12:00
[映画.com ニュース] ジェイソン・ステイサムが主演する人気アクション映画の続編「メカニック ワールドミッション」に出演するトミー・リー・ジョーンズのインタビュー映像を、映画.comが独占入手した。ジョーンズの70歳の誕生日(9月15日)にあわせて公開されたもので、悪どい武器商人に扮したジョーンズが、自身の役どころや今作に出演した理由などを語っている。
精密機器のように完璧に仕事をこなすことから“メカニック”と称される伝説の殺し屋ビショップの活躍を描き、ステイサムファンが熱く支持する「メカニック」の続編。今作はブラジル、タイ、オーストラリア、ブルガリアなど世界各地を舞台に、殺し屋家業から足を洗ったビショップが、兄弟子クレインに依頼された“完遂しても死が待ち受ける”過酷なミッションに挑む。
「メン・イン・ブラック」シリーズやサントリー・BOSSのCM「宇宙人ジョーンズ」など、日本でも人気の高いジョーンズが、50年近いキャリア史上最凶の役どころを演じる。「僕が演じるのは、風変わりな武器商人なんだ。芸術を好み、社会的良心を気取っているところがある」と説明し、物語を「ビショップは、武器商人の1人が身代金代わりに誘拐した女性に思いを寄せている。その代償は、競争相手の武器商人を排除することで、僕はその(排除対象の)1人なんだ」と解説する。
さらに出演の決め手は、タイが舞台であることを挙げる。「タイには行ったことがある。好きな国だよ、特に人々が好きだ。それが大きな理由だった。かっこいいメガネにかっこいいシャツ。衣装がとてもいい。それに過酷すぎる物語でも、ジャンルでもない。楽しめばいいだけだ。そこが魅力だった」と話す。
そして、上質なアクション映画の条件を問われると、「見て楽しいことだと思う」と回答。重要な要素として「かっこよくて、面白くて、恐ろしくて、ロマンチック」と列挙し、「そのすべてがバランスよく配合されていれば、観客は最高潮に高まるんだ」と、豊富な経験から得た分析を述べている。
「メカニック ワールドミッション」は、デニス・ガンゼル監督がメガホンをとり、「イントゥ・ザ・ブルー」のジェシカ・アルバ、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」のミシェル・ヨーらが共演。9月24日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
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