“性春”真っ只中!「14の夜」煩悩まみれの中2男子切り取ったポスタービジュアル
2016年9月13日 17:00

[映画.com ニュース] 「百円の恋」で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞に輝いた足立紳の初監督作「14の夜」のポスタービジュアルを、映画.comが独占入手した。主人公と友人たちが、AV女優に会うために訪れたレンタルビデオ店のソファに座る場面を切り取っており、締まりのない表情と「呆れる程に、馬鹿だった。」というキャッチコピーから、14歳の少年が抱える悶々とした感情が伝わってくる。
「百円の恋」「お盆の弟」の脚本で高く評価された足立監督がメガホンをとり、「自分のことを大嫌いな人間が、今の自分から一歩でも脱却しようともがく話にしたい」という思いを込めた青春作。セックスへの妄想で頭がいっぱいの中学生4人が、レンタルビデオショップでAV女優のサイン会が開催されると聞きつけたことをきっかけに、まだ見ぬ“生おっぱい”への憧れを胸に、“性春”の冒険に出発する。
14歳の主人公・タカシを演じるのは、オーディションで750人のなかから選ばれた新人俳優・犬飼直紀。そしてタカシの父を「お盆の弟」の光石研、母を「団地」の濱田マリ、姉を「二重生活」の門脇麦、その婚約者をNHK朝ドラ「ごちそうさん」の和田正人が担う。このほか、タカシの幼なじみを人気アイドルグループ「SUPER☆GiRLS」の浅川梨奈、タカシの同級生のヤンキーを「俺物語!!」「TERRACE HOUSE BOYS & GIRLS IN THE CITY」などに出演した若手俳優・健太郎が演じる。
「14の夜」は、12月24日から全国公開。PG12。
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